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2003年 の投稿一覧

指導力|ニュースレターNO.085

2003年も終わりに近づきました。1年は早いものです。今年、自分自身に何ができたのか振り返ってみると、これといったことが見つかりません。ただ、2つ満足いけることはありました。1つはUHPCの立ち上げ、北海道である程度定期的にクリニックができた事です。

後1つは、マトヴェーエフ氏の招聘です。ある意味では、マトヴェーエフ氏の来日の準備に時間を費やした1年でもありましたが、来日が実現したことはある意味で有限無限に大きかったと思います。

さて今回は、指導者の考え方というところを考えてみたいと思います。2~3週間前に、電車の中で広告を見ていたら「勝つ監督、育てるコーチ」という文字が目に入りました。週刊ダイヤモンド(12/6)という雑誌でした。 続きを読む

ヘビとクジラの弁証法|ニュースレターNO.084

いつも興味深いお話しを提示していただいております横浜市スポーツ医科学センターの橋本吉登先生から、昨日以下のようなメールをいただきました。非常に興味深い話であり、ぜひ会員の方々にも読んでいただきたいと思い、お願いしてニュースレターに掲載させていただくことにしました。

『 今、「動物の体幹の使い方の歴史は?」なんてことに興味を持っています。それで、動物の解剖の本や進化の本を読んでいましたが、ヘビとクジラについて面白いことがわかりました。

ヘビはトカゲと同じ爬虫類に属しますが、トカゲの様な手足がありません。その昔は手足があったのですが、進化の過程で無くしました。普通は「退化」で済ませてしまう事例ですが、よくよく調べるとこれも一つの進化と呼べるのではないかと思います。 続きを読む

「ナンバ」の本を読んで|ニュースレターNO.083

「ナンバ走り-古武術の動きを実践する-」(光文社新書)という本が発刊されたということで、早速読んでみました。著者の1人に桐朋高校のバスケットのコーチの名前が載っていましたので、興味がありました。

以前に、桐朋高校の古武術を使った練習方法をビデオで見ましたので、また新しいことがかかれているのか期待しておりました。結果的には、そのビデオの解説書のような内容でした。ビデオに出てきたものをスポーツライターが解説したといえるもののようです。

ビデオを見ていましたので、内容や解説には疑問はなかったのですが、それ以外のところでは、こじ付け的なところが多く見られ、少し残念な気がしました。むしろビデオの解説的なものだけにした方がよかったように思いますし、そこは大いに役立つものだと思います。 続きを読む

『スポーツ競技学』の書評|ニュースレターNO.082

トレーニングジャーナル12月号の「話題の新刊」コーナーに『スポーツ競技学』の書評が掲載されました。その内容は以下のようなものです。

『L.P.マトヴェーエフ本書の冒頭「訳者のことば」のところで、「スポーツトレーニングにかかわる者で、『マトヴェーエフ』という名前を知らない人がいるだろうか。

もし知らないというなら、それは非常に恥ずかしいことであり、スポーツトレーニング理論を知らないといわれても仕方がない」と書かれているのをみて、私は非常に恥ずかしい思いを抱えながら本書をゆっくりと読み始めた。 続きを読む

最近見たホームページから|ニュースレターNO.081

マトヴェーエフ氏が帰国されてから3週間がすぎました。早いものです。「スポーツ競技学」の方は、いろんな方から読んでみたいとの要望が届き、嬉しい限りです。完全に理解するには、時間と経験が必要ですが、知れば知るほど価値ある本であることがわかると思います。

10月に入って授業も始まり、入試も始まり、正にばたばたした日々を送っております。そのような中で興味深いホームページを2つ見つけました。1つは、岐阜の飛騨高山で土産品店を経営されている清水さんが作られているホームページです。 続きを読む

マトヴェーエフ氏来日-その2|ニュースレターNO.080

マトヴェーエフ氏は9月29日関西空港から無事帰国されました。10日間という短い期間でしたが、何とか喜んで帰っていただきました。この間、いろんな方々に御世話になりました。感謝に耐えません。

大阪体育大学でも、日本体育学会でも反響がよく、マトヴェーエフ氏の話を聞いて日本のスポーツ界で何がたりないのか素直に理解できたことと思います。何が大事かということは、基礎のレベルを地道に計画的に高めていくということです。

そこには、何々理論がどうのこうのといったことは何ら問題とはならないのです。大事なことは、選手の身体、身体能力の土台を1つ1つレベルアップし、それを総合してパフォーマンスに結びつける長期的なプランが必要であるということです。そのことをまた教えられました。 続きを読む

マトヴェーエフ氏の来日講演|ニュースレターNO.079

先般からご紹介しているマトヴェーエフ氏の「スポーツ競技学」について、多くの方から「ぜひ読んでみたいと思います」、「どれぐらい理解できるかチャレンジしてみます」という御連絡をいただきました。大変嬉しいことです。スポーツトレーニングにかかわる人達にはぜひ読んでいただきたいものです。

その著者であるマトヴェーエフ氏がついに20日に来日されました。関西空港で待つ間、本当にきていただけるのだろうか、飛行機に乗っておられるだろうか、本当に不安な時間がすぎました。そこに現れたマトヴェーエフ氏はこれまでにないほど御元気でりりしいお姿でした。抱き合って喜びをかみしめました。

今回の来日は、私的な招待であったために、いろいろ手間取ることもありましたが、マトヴェーエフ氏の来日が実現したのです。おりしもマトヴェーエフ氏の著書である「スポーツ競技学」の翻訳出版が重なり、まさに二重の喜びでした。マトヴェーエフ氏からも本のできばえについてお褒めをいただきました。 続きを読む

訳書「スポーツ競技学」について|ニュースレターNO.078

ようやくマトヴェーエフ氏の最新の著書である「スポーツ競技学」が完成いたしました。本当に嬉しく思います。

2001年の秋から翻訳を開始し、昨年の春には一通り翻訳も完了したので、秋には出版できると思っていましたが、出版を引き受けていただいた(有)ナップの長島さんから、この原稿では一般に理解しにくいものです、という御指摘を受け、もう一度文章を読んで、すぐに理解できるものなのかという点から修正・訂正に取り掛かりました。

その際に、根本的に翻訳が間違っていないのか、文章的におかしなところはないのか、その点に関してはすべて鳴門教育大学の渡邊謙先生にチェックしていただきました。 続きを読む

世界陸上パリ大会を観て|ニュースレターNO.077

第9回世界陸上パリ大会が始まりました。期待の室伏選手も直前の怪我のため、十分力を発揮できず残念な結果に終わりましたが、それでも何とか3位に入りました。その他の日本選手は低調な結果に終わりましたが、3000m障害で日本記録を出した岩水選手の活躍は見事なものでした。

世界大会でベストが出せたというところが大きいですね。ほとんどの選手が自己ベストから大きく遅れた記録で終わるのにすばらしいの一言ですし、8分18秒台も素晴らしい記録だと思います。

今回のパリ大会で目に付くのは、スタートの問題です。スムーズにスタートできないことと、フライングが多いことです。私が見ていて思うのは、スターターが下手であるということです。選手がよいスタートを切れるようにおでん立てしてあげる誠意が見られません。 続きを読む

クリニックを通して|ニュースレターNO.076

8月に札幌、旭川、函館で、T&Fクリニックをしてきました。実に2週間に及ぶ旅でしたが、多くの選手や指導者と接し、とても楽しい時間を過ごすことができました。そこでは教えるだけでなく、指導する中で新たなポイントの発見もありました。

午前はスプリント、昼は長距離、午後はハードルの指導、夜は指導者との懇談と1日があっという間に過ぎ去ってしまいました。途中、函館で北海道選手権があり、のんびり観戦させてもらいました。これまで指導した多くの選手も参加しており、私を見つけては結果の報告やアドバイスをもらいにきてくれました。

毎日、指導と指導者との懇談で過ごしたことから、こんな生活の仕方もあるのかなと思う反面、素質のある選手が適切な指導を受けられずに伸び悩みつづけていることに悲しい思いもありました。そんな中でUHPCを発足させたわけですが、メンバーの一人である朝比奈選手は、とてもハードな仕事をこなしながら練習を続けています。 続きを読む