2005年 5月 の投稿一覧

やはり筋力か|ニュースレターNO.119

前回のニュースレターで紹介した『スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと』では、「スポーツは、筋力・筋肉が全てではない!」ということをテーマに掲げていました。最近の傾向は「ナンバ」にしろ、「二軸」にしろ、「コオーディネーション」にしろ、身体の使い方が筋力より重要であるという風潮が拡がり、筋力トレーニングの是非を問うきっかけになっています。

私自身は、筋力は必要なものであることは当然だと思っていますが、その前に身体の使い方、力の出し方を習得させなければトレーニングにおいてもパフォーマンスの結果においても発展性がないように思います。先週に発刊されたトレーニングジャーナルのコオーディネーションの特集記事は、非常に興味深いものでした。そのなかでも、筋力は絶対ではなく身体のコントロール能力のほうが大切であると語られています。 続きを読む

意識することの功罪|ニュースレターNO.118

前回のニュースレターでムカデの話をしました。自分の動作を一つずつ思い出して確認していくうちに、わけがわからなくなり、バラバラな動きになってしまったという話です。意識することの功罪が見て取れました。実際のスポーツの動きにおいては、意識するタイミングや余裕などはありません。意識できるとしたら、きっと動きはギクシャクしたものになっているでしょう。

また、不自然なリズムになったり、引っかかりを感じるぎこちない動きになっているでしょう。

動き・動作を習得する場合に大切なことは、「こうしなければならない」「このように動かさなければならない」というように「どこをどうしなければならない」といった意識をもたないことです。特に、「手や脚をどこでどうするとどうなる」といったことを頭の中で考えていると、また考えさせると、まずもってスムーズな動きはできません。 続きを読む