姿勢が悪い方へ|姿勢を良くする考え方と改善について

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座り方
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猫背で丸くなって姿勢が悪い。

この姿勢をどうにかしたいって思ってもどうすればいいのかがわからない。

筋トレ?整体?それともストレッチ。そもそもなぜ姿勢が悪くなるのでしょうか?それは筋力が弱いからではなく、筋肉が緊張し硬くなっているからです。

もしくは、その姿勢を日頃からしているため、脳がその姿勢をインプットしているからです。

ではなぜ姿勢が悪くなるのか、そしてどうすれば姿勢を良くすることができるのか?

今日はそのあたりをお伝えしていきたいと思います。

 

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姿勢が悪くなる原因について

なぜ姿勢が悪くなってしまうのでしょうか?

それは、日頃からそのような姿勢をしているからです。

でもそうは言われても、具体的にどのような姿勢をするから姿勢が悪くなるのか、イメージがつきづらいと思います。

まず、これまでクライアントさんを見ていて感じた姿勢が悪くなってしまう原因を見ていきたいと思います。

仕事中の座り方に問題

最も多い姿勢が悪くなる原因に仕事中の姿勢があげられます。

パソコンをしているときに、頭が前に突き出てしまい、猫背のように身体が丸まってしまう。

パソコンをしている

このような状況では、小胸筋といわれる胸の筋肉や首や肩周りの筋肉は緊張してしまいます。

座っている時に体重が左右のどちらかに偏ってしまっていると、身体が捻じれてしまったり、全体に崩れをきたしてしまう原因となります。

後ろから見た座り方

仕事中の姿勢や座って何かをしているときの姿勢が、立っているときの姿勢にも影響し、姿勢が悪くなってしまう原因になっているかもしれません。

ポケットに何かを入れて座る

これは、先日僕が経験したことですが、お尻の右ポケットの中に財布を入れていてバイクに乗っていました。

最近左の腰が張ってるな~って思ったとき、あっ・・・と気がつきました。

かなり初歩的なミスだったんですが、財布を右ポケットに入れておくとこんな姿勢になります。

右ポケットに財布

そうすると、立ったときにこんな状態になります。

立ち方

姿勢が悪くなる原因は、ポケットに財布を入れていたからです。ただ、ここで考えていただきたいことは、ポケットに物が入っていることだけが姿勢が悪くなる原因ではありません。

椅子の変形や左右で高さが違う、また前後で高さが違う。

クッションの置き方の問題や、異物があるなどいろんな物質的な要素でも姿勢が崩れてしまう原因となります。

インソールも同じです。自分に合わないものだと姿勢に影響して崩れてしまう。こういったことも姿勢が悪くなる原因として考えることができます。

机の上の環境が悪い

仕事をしているときの座り方もそうですが、机の上の環境次第で姿勢が悪くなってしまうことがあります。

以前あった実際の話ですが、肩の緊張がすごくあって、この張りを改善したいとおっしゃっていたクライアントさんがいました。

この方の、仕事中の姿勢を聞き出すと、机の上にあるパソコンのキーボードの位置が問題でした。

座っている位置から少し遠い位置にあり、手を伸ばしてキーボードを打つような姿勢になっていました。

両手を伸ばしてキーボードを打つ

このキーボードの位置のせいで腕の重さが肩を緊張させてしまっていました。

このようなケースだけではなく、パソコンの画面の位置が真正面にないとか、少しずれているだけでも姿勢は崩れてしまう可能性があります。

座り方には問題がないのに、どうしても姿勢が直らないという方は、このように机の上の環境が悪い可能性があります。

台所での立ち方がまずい

これは主婦の方に多い原因だと思います。

台所で作業をするときに、お腹を台に当てるように立ってしまう場合、これが原因で姿勢が悪くなります。

台所での立ち方

下っ腹がポコッと出て悩んでいる方の場合、こういう立ち方が原因でお腹が出てしまうこともあります。

下っ腹の筋トレをしてもお腹が引き締まりにくい理由

スマホを触りすぎている

スマホを触っているときの姿勢ってだいたい斜め下を見ます。

たまに電車に乗ると、その異様な光景に驚きますが、スマホを触りすぎていると姿勢が悪くなってしまう可能性があります。

スマホを触ると・・・というよりも、スマホを触っているときの姿勢が悪いから姿勢が悪くなります。

スマホ

スマホ

スマホを見る

おそらくほとんどの方がスマホを触っている時間があると思います。

改めてスマホを触っている時の姿勢に意識を向けると、姿勢が悪くなっていることに気づけると思います。

脂肪が多く、太っている

肥満も姿勢が悪くなってしまう原因のひとつだと考えることができます。

人間の骨格をまずはみていただきたいと思います。

骨格

背骨や脚の骨などに対して、頭や肋骨が前についていることがわかるでしょうか?

脂肪が多くついてしまうと、女性の場合、胸やお腹につき身体の前側に重りが増えていくことになります。

バストの大きい女性も同じことが言えると思います。

身体の前側に重りが増えると、それに引っ張られるように身体は丸くなっていきます。

そうなることで姿勢が悪くなり、結果的に腰痛や身体の痛みに悩まされる原因になる可能性があります。

何かにもたれて立っている

電車に乗っているとき、僕は本を読む派でつり革を持つよりも壁に持たれるようにしてバランスをとりながら本を読んでいます。

そのときの姿勢は多くの場合、悪く身体は捻じれてしまっています。

壁にもたれて立つ

このように何かにもたれて立っていることが姿勢を悪くする原因として考えることができます。

片脚に体重を乗せて立っている

電車を待っている時、信号待ちの時など、立っている時にどちらかの脚に体重を乗せて立っている場合、それも姿勢が悪くなる原因になります。

これは意識しないと、無意識のうちにしていることが多くあります。

片側の脚で立つ

このような立ち方も姿勢が悪くなる原因のひとつです。

個人によって姿勢が悪くなる原因をみつける必要がある

ここまで現場で経験したことなどを中心にお伝えしていきましたが、ある程度理解していただけたと思います。

個人によって姿勢が悪くなる原因は異なり、一見細かいようなところに目を向けていかないと原因はみつからないということです。

もしくはあることが原因だとわかったつもりになってしまいます。

これが一番怖いというか、間違いのもとになることで、原因を探ることに時間をかける必要がありますし、想像ではいけない部分になります。

想像や経験でこう“だろう”と推測してしまうと、それが間違っていることがあります。

常にそれぞれの方の日頃の姿勢を聞き出す必要がありますし、それをみつけることが何よりも重要になります。

 

姿勢が悪くなったときに身体の中で起こっていること

姿勢が悪くなると、実際にどのようなことが身体の中では行っているのでしょうか?

片側が縮まり、逆側は緩んでいる?

まずこのような座り方をしているとします。

座り方

いわゆる猫背のような状態で座っていますが、この状態でパソコンを長時間するとこの辺りが緊張してしまいます。

パソコン

身体の前側は縮み、背中側は引っ張られている状態になります。

このような状態になったときに、一般的にはこのようなことが言われています。

収縮したところは緊張し、伸ばされているところは緩む。

どういうことかというと、胸側は筋肉が縮まっているので緊張している。逆の背中側は伸ばされているので緩んでいるという解釈をされることがあります。

ただ、実際にこのような姿勢になるとわかりますが、筋肉が緩んでいる感じはしないと思います。

前後の筋肉は違う形で緊張している

これは例として前後で表していますが、左右でも同じことが言えます。

先ほどの姿勢で言えば、筋肉はこのような状態になっています。

座り方

胸側は縮まり、背中側は伸ばされる。

これを理解するために、胸側についてはあまり説明はいらないかなと思います。縮まっているので、緊張することはイメージしやすいと思います。

背中側の筋肉については、ゴムをイメージするとわかりやすいと思います。

ゴムを引っ張るとビヨ~ンと伸びます。このときゴムは緩んでいるかというと緩んでいません。パツパツに張っていると思います。

筋肉は伸ばされながら力を発揮することをエキセントリック(伸張性筋活動)といいます。

ちなみに縮まりながら力を発揮することをコンセントリック(短縮性筋活動)といいます。

どちらの状態も筋肉は緊張している状態になります。ですので、どちらの筋肉も緩めることが姿勢を改善するためには必要になるのではないでしょうか?

姿勢の改善は鍛えない

このような状態だと考えることができれば、そこに鍛える刺激というのが必要ではないことが理解していただけるでしょうか。

緊張している筋肉を鍛えると、さら緊張すると思います。

このように考えると、鍛えることにあまり改善できるイメージができなくなります。

実際に現場でも鍛えることが必要なのではなく、筋肉を緩めることで姿勢を改善することができます。

ただ、一見鍛えているようなスクワットやデッドリフトなどのエクササイズでも、筋肉に姿勢や動きをインプットするという目的でエクササイズを行ったりはします。

重たい負荷を担いで立ったり、しゃがんだりする必要はないと考えています。

続いては、姿勢を改善するための考え方についてお伝えしていきたいと思います。

 

姿勢を改善する考え方

では、どのように姿勢を改善すればいいのでしょうか?

姿勢が悪くなる原因は日頃の姿勢などの影響で筋肉が緊張し硬くなるから。前後左右の筋肉の緊張のバランスが崩れることで姿勢が悪くなります。

そう考えるとまずは、筋肉を緩めることが改善につながります。

ただ、簡単に言えばそうなのですが、実際にはいきなりそこにいくと姿勢は改善できないかもしれません。

次のステップで考えていただける方が、本当の意味で改善になると思います。

まず姿勢の悪さを認識する

みなさんが姿勢を改善する場合、いきなり筋肉を緩めるとそもそもどのように姿勢が悪くなっていたのかがわかりません。

ですので、まずは、現状を把握することが重要です。

身体はどのように捻じれ、どこに緊張があるのか。左右の肩の高さ、骨盤の高さ、左右への捻じれ。いろんなところに目を向けると、なぜその姿勢になっているのかを探りやすくなります。

結局今の姿勢は日頃の積み重ねでできたある意味での作品。だとすれば、日頃どのような状態になっているのかを探りやすいヒントになります。

姿勢が崩れた状態から連想させる、先ほどあげたような個人によって変わる原因を見つけ出していきます。

そうして今どのように姿勢が崩れているのかを理解し、なぜこのような姿勢になったのかを理解していきます。ここが最も大事なところでもあります。

なぜ姿勢が悪くなったのかを理解していただくと、どのようなところを改善すればいいのか、日頃どのような姿勢を気をつければいいのかが明確になると思います。

まずは現状を把握し、姿勢が悪くなる原因を理解していきます。

全身の筋肉を緩め、整える

そして、全身の筋肉を緩め、整えて自然体にしていきます。

全身の筋肉を緩められると姿勢も改善します。

骨で立つような感覚が得られたり、軸ができたような感覚が得られたりします。

これは僕自身の今の課題でもあることですが、筋肉を緩めるようなことをして、姿勢の改善ができたけどもどこかに捻じれが残っているとします。

これは筋肉の緊張が強いからという理由もありますが、そもそもそれを緩められなかった僕のテクニックの問題です。

クライアントさん自身には何も問題がなく、先天的に変形などがなければそこはトレーナーの技術不足です。

僕自身も一生かけて技術を磨いていく必要がありますし、終わりはないと思っています。

これをお伝えしておくとみなさんにも理解しやすいと思います。ごまかすのは嫌ですし、先生からの学びの中でごまかしは一切誰のためにもならないことは十分に理解しています。

だからこそ、みなさんにも理解していただいておくと、本当に改善を目指すときにシンプルに考えられると思います。

全身の筋肉を緩めることができると、姿勢は改善できるはずです。

原因となった姿勢を直す

全身の筋肉が緩められると、あとは原因となった日頃の姿勢や姿勢が崩れてしまった原因を取り除く必要があります。

ここでしっかりと良い姿勢をインプットするためには、何度もお伝えしているように原因の理解が必要になってきます。

こちらについては、以下の記事を参考にしていただければと思います。

椅子の座り方を考えよう!骸骨から見る楽に座る姿勢について

立ち方を再考しよう!壁立ちって頭・肩・お尻・踵を壁につけるのが自然?

歩き方を整理しよう!目的別に見る身体の使い方について

ヒールを履いたときの歩き方|太ももは細くしてヒップアップさせる

ヒールで歩くと足が太くなる原因と改善について

シンプルにまとめると、原因をみつける、筋肉を緩める、原因となった姿勢・動作などを改善することで姿勢は根本的に改善できると思います。

書くとシンプルですが、実際にこれをしようと思うと考えないといけないし、難しいところもあると思います。

ですが、みなさん自身に知っていただきたいことは、表面的なことでは改善しないということです。

改善できるきっかけになればうれしく思います。

 

まとめ

今回は、姿勢が悪くなる原因と改善についてお伝えしていきました。

原因というのは、それぞれによって違いますし、一見細かいようなことが原因になっています。

そういったことをひとつひとつみつけていき、それらを理解すること。

そして、全身を緩め、身体を整えること。それだけでは足りなくて、そこから原因となった姿勢を改善すること。

ここまで見ていくことで本当の意味で姿勢は改善できると思います。

現場で実践していても難しさを感じていますが、一番必要なことはクライアントさんに良い姿勢をインプットすることだと思います。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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