腰痛の原因は座り方!いくら筋トレをしても改善しない理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

Izuru プロフィール
お問い合わせ シェイプアップ
痛みの改善 スポーツ
ニュースレター 無料体験

腰痛
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

前回の記事でもお伝えしましたが、クライアントさんから得られる情報が多ければ悩みの原因が見えてきたり、改善のヒントがみつかります。腰痛で悩んでいる方から話を聞くと、これまでいろんなところで施術を受けたり、筋トレやストレッチに励んできた方ばかりです。

時に効果的なものもあるかもしれませんが、なぜ腰痛は思ったように改善しないのでしょうか。

今回の話はその根本原因が座り方にあり、この改善をすることで腰痛が改善したケースです。いかに自分の頭で原因を整理し、そのために何をするべきなのか、ひとつひとつ理解していただくことで痛みの改善をすることができました。

腰痛で悩まれている方に向けてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

[

ベテランよりも学生の方が腰痛を治せる?改善のために頭に入れておきたいこと

[

腰痛を改善するには腹筋、背筋はしない!部分的ではなく全身の筋肉を緩め全体的に整えること

 

スポンサードリンク

IzuruStyleでは、無料体験も行っていますのでお身体に悩みがある方は、お気軽にお越しいただければと思います。

いろいろやりすぎると腰痛の原因が分からなくなる

約10年程前から主に左側の腰から全体にかけて腰痛になり、年々痛みがひどくなり、ジムや整骨院から始まり、そこから整体、マッサージ、パーソナルトレーニングなどさまざまなところへ通われたそうです。

どこへ通ってもその日はまだマシになる感覚があったそうですが、通っている場所から家につくと再度痛みが出ている状態が続いていたそうです。この方が行っていたことは、多くの場合『筋力が弱いから腰痛になる』ということを言われ、いわゆる筋トレ=鍛えるということをされていました。

時には腹筋を100、200、300・・・とすることもあり、痛みがあるのは自分の筋力が弱いからだと捉え、痛みがある=弱い。そんな呪文を唱え続けて筋肉を鍛え続けた結果、痛みが増し、また鍛えるという悪循環を繰り返していました。

長年腰痛で悩まれている方にお話を聞くと、共通点があることに気づきます。

  • 痛みの原因を明確に理解できていない
  • 痛み=筋力が弱いから鍛える。鍛えても痛みがあるとさらに鍛える

この2つについては長年腰痛で悩まされている方にはよく見られ、そもそも腰痛の原因は何か、そしてそれに対してどのようなことをしていけばいいのかということが整理できていません。

腰痛を治したい一心でさまざまなことをすることで、結果として自分の状態を冷静に見れなくなってしまう。だからこそこのような方には、バラバラに散らかった本を、1冊1冊テーマごとに分けて本棚にしまうことを教えるように、ひとつずつ原因や身体の状態を伝えていくことが重要になると考えています。

腰痛が改善しないひとつの原因は、根本的な腰痛の原因を整理できていないことがあげられます。

 

腰痛の原因は座り方が関係している

この方の場合、仕事内容の変化に伴い腰痛が増していっていました。介護職をされていましたが、勤務年数が経つにつれて主体的に介護にあたるようになり、それに伴って身体への負担も増していきました。

話を聞いていくと、介護をするときに抱え方に問題があることが見えてきて、まずはその改善を行っていきましたが、思ったように姿勢の変化や腰痛の変化が見られず、原因について考えていました。

そのときにクライアントさんから日頃の座り方に意識を向けてみると右側に偏ってしまっているということを言われ、その座り方を見ていきました。すると、その座り方が原因で身体の歪みや筋肉の緊張が出ていることがわかってきました。

その座り方はこのようなイメージで座られていました。

腰痛

右のお尻に乗るように座り、左側の骨盤は上がり、左肩は下がり、頭部も少し左側に倒れるような姿勢になり、このような姿勢になることで左側の腰にストレスがかかり、そこで痛みが出ていると感じました。

またこの方の立ち方はへそを前に突き出すような姿勢で立たれており、立って仕事をする際に前に台があり、その台にお腹をくっつけるような姿勢で立っていたため、この立ち方にも問題がありました。

立ち方

このような立ち方をしていただくとわかりますが、左側を中心に腰にストレスがくることがわかりますし、主な原因はこの座り方、立ち方にあると感じ、まずは身体全体の歪みを整え、そこから姿勢や動作などの指導に移っていきました。

立ち方を再考しよう!壁立ちって頭・肩・お尻・踵を壁につけるのが自然?

 

ひとつひとつステップを踏んで理解しながら進めていく

冒頭でもお伝えしましたが、長年腰痛に悩んでいる方はさまざまなことをされていることが多く、頭の中を整理しながらセッションを行っていくことが重要だと考えています。

姿勢の歪みが与える身体への影響

この方の場合、なぜ身体が歪んでいるのか、そしてその歪みは身体のどこにストレスを与えているのか、歪みを直すと筋肉の緊張はどのように変化するのかなどを体感していただきながら、まずは原因を理解していただきました。

歪んだ現在の身体はご自身にとってはある意味”普通”と感じます。そこから歪みを直した姿勢にしていくと”違和感”が出てきますが、筋肉の緊張は感覚とは異なり楽に感じます。

ここでまずご自身が歪んでいるということを認識させ、そして”普通”と感じていた感覚がそもそも緊張していると認識していただきました。このとき鏡で姿勢の歪みを伝え、歪みを直した姿勢を視覚でも認識させていきました。

感覚だけではご自身が感じる普通=正しい姿勢だと思い込んでいることも多く、なかなか理解していただくことができませんが、客観的に自分の姿を見ることでその感覚のズレを認識しやすくなり、ここである程度なぜここに緊張が出てしまい、痛みが出るのか。

それをどうすればいいのかを整理することができました。大切なことはまず、腰痛が”なぜ”起こっているのか、それを理解していただくことです。それができれば次に身体調整などで身体の筋肉を緩め、歪みを直していきます。

筋肉と共に脳に対しても気持ちよさを感じさせ、快感をインプットさせる

痛みを抱える方の中には脳の緊張がとれていないために痛みを抱え続けているケースがあります。この方も僕とのセッションは半信半疑で受けられていたと思います。

そんな中からスタートしていますが、身体調整をしている際は寝ていただいても大丈夫ですと伝えていましたが、調整中は気持ちいいと思いますので、それをただ『気持ちいいな~』と感じてください、とお伝えしていました。

呼吸をして胸郭などを緩めることも行いましたが、この呼吸もただただするのではなく息を吐くときに氷が解けて地面に広がっていくようなイメージで行ってくださいなどとお伝えしました。

まず呼吸のときに緊張していることに気づき、そこから呼吸を続けることで緊張もとれていきリラックスして呼吸ができるようになり、そこからフワ~っと身体が軽くなった感覚になったそうで、このあたりから『気持ちいいな~』ということを感じ続けられたそうで、気づいたら調整が終わっていたそうです。

痛みを抱える方の多くは日頃からストレスが多く、自律神経も乱れていることも多いためさまざまな角度から見ていく必要があります。

座り方の指導へ。坐骨で座ることで骨の感覚をインプットさせる

調整後は、起き上がり方もお伝えし、腕で身体を起こすように起き、椅子に座って座り方の指導へと移っていきました。

身体の歪みを認識している際に、板の上に座っていただきましたが、右のお尻を感じるけど左は感じないと言われていました。ですが、調整後は両方のお尻に体重が乗っていることを感じ、肩の高さや骨盤の高さもそろっていることを確認していただきました。

座り方は、座り方を正しましょう!って言うけど、そもそも正しい座り方ってどんな姿勢?お腹を凹ませるには姿勢を整えること!脂肪燃焼だけではない理由にまとめていますので、参考にしていただければと思いますが、このような手順でまず坐骨を感じていただくことから始めました。

両側のお尻の真ん中あたりにある骨で座ると腹筋、背筋のバランスがとれ楽に座れ、骨で座っているという感覚が少し理解できたそうです。そこでさらに頭部の調整を行い、その最後に軽く頭部を牽引し離した時に腰椎(腰にある背骨)で骨を支えることを理解していただき、この流れが終わると頭や上半身の重みを骨(坐骨)で受け止めている感覚が出てきました。

骨で座ることで筋肉を過度に緊張させることがないため、どこにもストレスを受けることがありません。このクライアントさんはこれまで良い姿勢を保とうとするために、常にお腹に力を入れていたそうですが、そのようなことをせずでも姿勢が維持できることを理解されていました。

この座り方を理解していただけたあとは、そのまま立ち上がり立ち方へと移っていきました。

姿勢の変化だけではなく、体型の変化も出る

立ち上がると坐骨で座る感覚から踵で立つ感覚を理解されていました。ここまでくると骨で座る、立つの両方を理解していただくことができ、筋肉の緊張もなく非常に楽に立てることを認識されていました。

この時点で腰痛を感じておらず、これまでにほとんど感じたことのないような軽さが出ており、安心感も”少し”でてきたそうです。長年腰痛を抱えている方は少しの変化を感じることはこれまでにもあると思いますが、大切なことはここからだと思います。

このとき感じた安心感を一時的なものではなく、継続的なものにしなければ痛みは脳が覚えてしまっているため再発する可能性も高くなってしまいます。その安心感とは痛みを感じさせないように姿勢や動作をきちんと指導すること。

クライアントさんの場合も、セッションを重ねるごとに安心できていき、現在は改善のために何が必要かと理解されているため、非常に状態も安定し、大きな痛みを日常で感じることはなくなっています。後は、たまに出る小さな痛みを改善すれば問題はなくなると思います。

付属的ではありますが、立っていただいた時に一番最初に感じられたのはヒップアップされ、お腹の出っ張りがなくなったことだったそうです。痛みの改善もシェイプアップなどの体型の変化を求める場合も、共通することは歪みをまず直すこと。

そうすれば体型は変化します。言い方を変えれば身体の歪みは体型を崩してしまう原因のひとつだといえます。

問題が出そうな姿勢、動作をすべて指導する

立ち方までできれば、最後に日頃しそうな姿勢や動作をどのようにすればいいのかをひとつずつお伝えしていきました。

  • へその高さにある台の前での立ち方
  • 介護をするときの位置やサポートの仕方
  • 事務作業をする際の座り方
  • パソコンのキーボードの位置
  • 階段の昇り降り
  • 歩き方 など

1回のセッションの中で伝えきれないこともありますので、それは何度かに分けてひとつずつ理解していただくようにお伝えし、現在は日常生活の中で意識してすごしていただいています。

先ほどもお伝えしましたが大きな痛みは出ずに過ごすことができています。一番はご本人の不安が取り除け、腰痛が改善するという希望が持てたことだと思います。もしかするとこの感覚を味わっていただけたことが一番大きいのかもしれません。

どのような悩みを持っていてもそうですが、改善する、しそうだという先が見えたときにクライアントさんの表情が明るくなり、声が少し高くなります。これをこちらが感じることができればセッションではひとつクリアできたサインにもなっています。

こういうことを感じれるまでにはこのようなステップを踏み、ひとつひとつ理解していただきながら進めていくことはどのクライアントさんに関しても同じことで、一方通行の指導では到底うまく結果を導き出すことはできないと思います。

 

筋トレをしても腰痛が改善しなかった理由

ここまでお伝えした中に鍛えることが出てきませんでしたが、この方の場合鍛えることではなく筋肉を緩め、整えることが必要であり、結果的に行った結果改善がみられています。

鍛えるというイメージを持つのであれば、正しい姿勢を維持できる筋力を養成する必要があり、まずは歪みを直す必要があると思います。

歪んだままでただ鍛えてしまうとさらに歪めてしまうことになります。シェイプアップも同じで、歪んだ状態でスクワットなりマシンでトレーニングを行うことでさらに歪み、うまく引き締まらない。

前提に歪みのない状態にすること。それは痛みの改善であってもシェイプアップでも同じだと考えています。

そう考えると、なぜ腹筋や背筋と言われる身体を丸めたり、反らせたりするエクササイズを行う必要があるのでしょうか。それなりの目的があればわかりますが、筋力強化が目的であれば整った状態で立ち、そこで重りを担げば、身体全体に負荷がかかり、腹背筋両方を強化が可能になります。

それがスクワットなどの立つ、しゃがむを繰り返すことになります。

このクライアントさんへの指導でも感じますが、現状はどのようになっているのか、それをどうすれば改善に向かうのか、想像し実際にセッションを行っていく。そして、それらをクライアントさん自身にも理解していただき、お互いに階段を上っていけるように進んでいくことが大事になるのではないでしょうか。

筋トレをただしていても、そもそも原因が何か、それが明確にならない限りただやっているということになってしまうため、筋トレをしても改善しないということになってしまいます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回のクライアントさんの場合、初回にお話を1時間半ほど伺い、さまざまな情報を得て、この10年余りどのように歩んでこられたのか、それを現在から過去にさかのぼる様にお聞きしていきました。

その中でご本人も気づきがあったり、少し頭の整理ができていったそうですが、この10年間”なぜ腰痛になっているのか?”ということを深く考えすぎず、固定観念のように、鍛えれば改善するのでは?と思ってさまざまなことに取り組まれていたそうです。

セッションの中で身体の歪みがあることで、腰部にストレスを受けていること、どのような姿勢をとればストレスを受け、どうすれば骨で立つ、座る感覚を得られるのかを理解していただき、これからさらに改善をするのであればどのようなことに注意する必要があるのかなど、ひとつひとつ整理していただいています。

その手順は非常に多くのことに目を向ける必要がありますが、そのステップをきちんと踏めると、クライアントさんに安心感が生まれ、改善できるという期待が出てきて、その感情もまたプラスの効果になります。

いかに表面的ではなく、原因のヒントとなる情報を引き出せるのか、そこに改善のヒントがあると思いました。

この方の一番素晴らしいところは、『自分で直そう』という意識が強いことです。これまでの経験もあり、僕に対して半信半疑のところもあると思いますが、依存してしまい、『治してくれるだろう』という姿勢では治るものも治らない。そもそも僕らは治すことはできません。

この感覚も理解していただくことができ、いい結果につながったのではないでしょうか。これからさらに腰痛が改善できるようにサポートしていきたいと思いますし、今日の記事が腰痛で悩む方の参考に少しでもなればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったら
いいね ! してね!

Twitter で
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントを残す

*