野球選手がバランスよく立てない理由とその影響について

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バランス
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野球選手は、足元の環境が悪くバランスを崩すと、大きく影響を受けてしまうということを感じることがありました。

バランスよく立てない原因を違う場所で探してしまい、足元の環境が原因だと気づくことがなかなかできず、時間がかかってしまいました。

高校球児はプレートの前やバッターボックスに穴を掘り、その穴につま先を入れる選手もいます。

これをしてしまうと、バランスが崩れてしまいコントロールが悪くなってしまったり、スイングが遅くなったりと影響が出てしまいます。

今回は、そんな現場で気づいた足元の環境を改めて見直す必要があるということをお伝えしていきたいと思います。

 

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バランスが崩れてしまう理由

投手にしても打者にしても、軸足に体重を乗せ、そこから体重移動をしていきます。

全体で生み出されるエネルギーのうち、約60%を下半身がまかなっていると言われています。

それだけ下半身は重要になるということですが、軸足に体重を乗せたときにバランスよく立てないと大きくパフォーマンスに影響を与えてしまいます。

そもそもなぜバランスが崩れてしまうのでしょうか?

フラットに体重が乗っていない

フラットに足裏に体重が乗るということは、母趾球、小趾球、踵の3点で体重を支えている状態になります。

足の裏を点ではなく、面で体重を支え、足にある4つのアーチによって衝撃をうまく分散しています。

フラットに着地するためには、脛骨の真下の位置に体重を乗せることでべた足状態になり、立つことができます。

体重支持ポイント

この点で立つことで、面で身体を支えることができます。

ただ、母趾球で体重を支えると認識している選手も多く、1点で体重を支えることになります。

そうすると、当然面ではなく点で身体を支えることになり、バランスをとることは難しくなります。

バランスが崩れやすい原因のひとつに、この体重を支える位置があります。

足場に穴を掘っている

冒頭でもお伝えしましたが、僕も高校では野球をしていたためよくわかります。

僕もつま先に穴を掘ってそこに足を入れていました。当時は、そんなところがバッティングに影響するなど考えてもいませんでした。

現役の野球選手は、このように穴を掘ってそこに足を入れていないでしょうか?

柔らかい布団でのイメージになりますが、実際に穴につま先を入れるとこのようになります。

足場

このような状況ではバランスがとりづらく、足元の不安定さが影響してパフォーマンスが下がる可能性があります。

投手の場合、足元が不安定だとコントロールも乱れやすくなりますし、そのバランスをとるように手投げになるとボールに勢いがなくなってしまいます。

足元の環境は、このように大きく影響してしまいます。

足場が平らではない

これは、先ほどと同じように感じるかもしれませんが、実際は少し違っていて土を掘って足場が平らではないということはありません。

地面が下りや上り坂になっていて、少し傾斜がついているという意味です。

今回指導した野球選手は、地面が少し傾斜しており、その傾斜を把握できていなかったため、それが影響してバランスを崩していました。

わかりやすいように、画像では極端な下り坂ではありますが、実際はもっとなだらかですけど、下り坂に対してこの方向にティーバッティングをしようとしていました。

坂道

右打ちの場合、つま先が下り方向へ向いている状態です。

この坂道で軸足に体重を乗せて、打ちに行こうとすると、身体が前側に倒れて、うまくバランスがとれないイメージができるでしょうか?

実際選手は、このような方向に打とうとしていましたが、どうしても身体が前側に倒れたり、インステップになる。

バッティングを見ていると、そうはならないのに、ある場所に限ってそのようになり、バランスが崩れます。

その原因が、少しの傾斜がついていた地面にありました。そこで打つ場所を変えることで、打球も変わり、バランスも良くなりました。

 

練習中に感じた違和感

いつもと練習環境が少し違う所でしていたため、地面の傾斜について見落としていたわけですが、選手の違和感は感じていました。

タイミングが合わない

バランスがとりづらくなったことで、軸足に体重がうまく乗らずタイミングが合っていませんでした。

ティーバッティングをしていてもつまったり、自分がここだと思うポイントに合わせられず選手も気持ちよく打つことはできていませんでした。

ティーの目的ややり方については、こちらを参考にしていただければと思います。

ティーバッティングはアップ?!理解しておきたい目的と方法について

スイングスピードが遅い

日頃はボールを打ったときは、パチン!と乾いた良い音がなりますが、このときはバスッ。っとどこか湿ったような打球音でした。

スイングを見ていても、等速でヘッドが走らず、スイングスピードが遅くなっていました。

スイングスピードのことについては、こちらを参考にしていただければと思います。

スイングスピード向上のためにはウエイトトレーニングではなくバットを振ること

下半身が抜けている

バランスよく立てていないため、下半身の力をうまく使えていませんでした。

そのため見た目として、下半身の力強さを感じることができず、どこか力が抜けているように見えました。

先ほどもお伝えしたように、野球では全体の約60%のエネルギーを下半身でつくると言われているため、下半身がうまく使えないと、手打ちになってしまったり、スイングスピードも遅くなってしまいます。

これらを感じた理由は、先ほどお伝えした地面が平らではなく、少し傾斜があり、その傾斜の影響を受けてこのようなことが起こっていたと考えられました。

 

バランスよく立つために行うこと

環境面の問題は何もない状況で、うまく立てない場合、どのように立てるようにすればいいのでしょうか?

まずは、フラットに着地をすることが重要だと考えています。足裏をべた足状態で使い、点ではなく面で立てるようにします。

そして、よりフラットの感覚をインプットするためにその場でジャンプを繰り返したり、片足でジャンプをしたりします。

このときどのように着地をするのか、どのような目的を持って起こるのかを理解して行うことが重要です。

いわゆるバランストレーニングになりますが、不安定なところで安定を保とうとすることが重要ではなく、安定した地面でいかに立てるか。

これがバランストレーニングだと考えています。

バランスよく立つための考え方については、こちらを参考にしていただければと思います。

理解しておきたいバランストレーニングの意味と実践について

 

まとめ

今回は、野球選手への指導のときにバランスよく立てない理由についてお伝えしていきました。

いつも現場では、できるだけシンプルに考えたいと思っていて、うまくいかないことは、うまくいかないことをしている。

その原因は何か?何かをしてみてうまくいかないなら次の原因と考えられることを探る。うまくいけばそれでいいし、うまくいかないならまた原因を探る。

そこにクライアントさんや選手が問題で・・・ということはありません。

トレーナー側の原因の発見ができていないからうまくできないことが大半であったり、もしくは指導技術の問題かだということを現場では痛感します。

うまくいかない、なぜか?それを見つけ、仮定し、トライする。このサイクルをただただ回していく。

言葉ではシンプルで簡単そうに聞こえるかもしれませんが、今の自分にとっては非常に難しいことですし、それが楽しかったりもします。

まとめると、クライアントさんがうまくいかない=自分の技量だということだと思います。

一人でも多くの方に、「変わった!」と思ってもらえるように、これからも冷静にいろんなことを見ていきたいと思います。

今回の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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