野球選手がバッティングを向上させたいときに覚えておきたい12のこと

野球選手がバッティングを向上させたいときに覚えておきたい12のこと
スポーツ選手

野球選手であれば少しでもいいバッティングをしたい、そういう想いを強く抱くと思いますが、どうすればバッティングを向上させることができるのでしょうか。

さまざまな練習方法やトレーニングが紹介されていますが、どのようなことを参考にすればいいのかわかりづらいのが現状だと思います。今日はそんな野球選手に向けて、少しでもバッティングが向上できるように12の項目に分けてお伝えしていきたいと思います。

ぜひ参考になればと思います。まず本題に入る前に、僕自身が考える打ち方を読んでいただくと、より内容を理解しやすいと思います。

 



野球選手がバッティングを向上させたいときに覚えておきたい12のこと

①マシンと投手との相性について

バッティングマシン

まずバッティングをするときに知っておきたいことは、マシンでするのか、投手でするのかという問題があると思いますが、それぞれに相性があります。マシンでタイミングをとるのがうまくない選手がいて、投手の場合はタイミングを合わせるのがすごくうまい選手がいます。

こういう選手の場合、できるだけ投手で練習をした方がいいことになります。

マシンで崩れた状態でバッティングを続けることで、全体のバランスを崩す可能性もあり、こういう相性があるということも頭に入れておくと、練習のときにもどのようにすればいいのかが把握しやすくなります。

ただ、これが逆だと致命的です。マシンはタイミングがとりやすが、投手になると全く合わない。

楽しみとしてバッティングをするのであれば良いと思いますが、選手としては少し厳しいものがあります。こういうマシンと投手によっても相性があるということも知っていただければと思います。

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②バット選びについて

いつも選手に指導する際に伝えることですが、さまざまな指導をする中で、

常に自分の感覚の良さ

を求めるように伝えています。

指導する側は、自分の経験則を元に「〇〇にしなさい」「絶対これの方がいい」と言ってしまうこともありますが、あくまでもプレーするのは選手です。

バット選びも共通しますが、

選手本人がグリップを持ったり、スイングしたりしてみて、一番フィーリングが良いもの

を選択させます。バッティングをする際にこういう違和感を抱えたままバットを振っていると、それが緊張につながったり、気持ちのいいスイングができなくなったりしてしまいます。

さまざまな指導を受ける選手も、自分の感覚の良さをひとつの尺度にすることも大切なことだと思います。

トップバランスなのか、ミドルバランスなのか、グリップは細めなのか太めなのか、小指をかけやすいのか、薬指をかけやすいのか、すべてはフィーリングです。

また、打球が遠くへ飛ぶことに必要なのは、バットを振ってボールに当たったときの衝撃力であり、その衝撃力が大きくなるためにはスイングスピードが関係しています。

スイングスピードが速くなるためには、軽めのバットを振ることであり、ホームラン数の日本新記録を樹立したときのバレンティン選手のバットは850gと言われており、高校球児のバットよりも軽かったそうです。

関連記事:スイングスピード向上のためにはウエイトトレーニングではなくバットを振ること

③ハンドアイ

ここからは実際にバッティングに触れていきますが、バッティングを行う前に知っておきたいのが、ハンド‐アイ(hand-eye)と言って文字通り、手と目ということですが、これは動体視力のことを指しています。

現役を引退した選手やシーズンオフ後初めての練習のとき、野球から遠ざかっている方なら経験したことがあると思いますが、久々にボールを見たりすると120km/hのボールでもものすごく速く感じたり、いつも120km/hで練習していると140km/hが剛速球に感じたりします。

そういうときはタイミングが遅れ、身体が反応しきれないことがあります。

これは、ボールを見て得られた情報を一度脳へ送り、その情報をもとに脳から指令が全身の筋肉へ送られ身体が動くという仕組みがありますが、これが動体視力です。

後述しますが、バッティングをするときに速いボールから始めてしまうとフォームが崩れたり、手打ちになってしまう可能性があります。

目を慣らすといわれますが、このような場合、打席に立って打つのではなくボールを見るだけでも十分な練習になります。バッティングも遅めのボールから始め、それを徐々に上げていくようなイメージで球速をアップさせていきます。

こういった動体視力の問題も整理しておくことが重要になります。

今は何でも自分でというか、ビジョントレーニングができるメガネがあって、このメガネをつけるといつも見ている景色が見づらくなります。

その中で練習し、それをとると今までも見ていた景色が見やすくなるというものです。サングラス型で特別な装置がないので、非常に使いやすい。こういった不慣れなことをすることはうまくなる上では非常に大事で、おそらく目の働きは変わってくるはずです。

動体視力を良くしたい方は、こういった動体視力トレーニングメガネを使ってトレーニングしてみてください。

④構え(バットの構える位置、脇の開き)

どのような構えをするのかも、これは自分が一番構えやすいところでいいと思います。それが個性であり、全員同じになる必要はありません。

ただ、構えの中でもポイントがいくつかありますので、そこを整理していきたいと思います。

バットを構える位置

バットを構える位置ですが、グリップの位置がある程度高くあることで、重力加速度を活用することができます。

重力加速度とは?

ある物体を高いところから落とすと地面に近づけば近づくほど、速度は速くなります。このように文字通り重力によって加速されることを指します。

これをスイングに活用すると、グリップの位置が高ければスイングが加速され、スイングスピ―ドの向上につなげることができます。ただ、大切なことはスイングスピードが最大に近づくためには、スムーズな動作ができることが必要で、そのためにはリラックスすることが必要となります。

グリップの位置を高くすれば肩周りなどが緊張してしまい、そうなれば動きも硬くなりやすい。緊張がうまれない程度の位置までグリップを高く上げます。そうすると、重力加速度が活用でき、スイングスピードが向上します。

ここでも一番大切なことはフィーリングです。あくまでも一番構えやすい位置で構えることです。ひとつの目安としては、耳あたりで構えると緊張しづらくリラックスしやすい位置になると思います。

グリップを高くしたとき。

構え方

グリップを低くしたとき。

構え方

このあたりは一番構えやすいところを調整していきます。

バットをの角度

バットを立てるのか、寝かせるのかの違いは、バットを立てるとさらに重力加速度を利用でき、寝かせることでバットを出しやすくなります。

こちらについては、効率的に身体を使った野球選手の打ち方についてでもまとめていますので、参考にしていただければと思います。

バットを立てるとこのようになります。

バットの向き

寝かせるとこのようになります。

バットの向き

脇の開きについて

構えのときに脇を開くのか、閉じるのかということを考えることもあると思いますが、人間の自然な身体の動きとしては開くと閉じる、閉じると開くという反応があります。

どういうことかというと、構えのときに脇を開いておくとバットを振ったときには自然に脇は閉じてきます。

スイングについて

スイングについて

逆に構えの時点で脇を閉じようとする意識が強ければ、バットを振ったときには脇は開いてしまいます。

スイングについて

スイングについて

メジャーの選手は特に構えの時点で脇を開く選手が多くいますが、脇を開くとバットを振り出しやすくもなります。

選手の感覚としては、脇を開いて構えると脇が開いたままスイングしてしまいそうというイメージもあるかもしれませんが、実際は閉じてきます。閉じようという意識を持たなくても勝手に閉じてきますので、過度な意識は緊張を生んでしまいます。

軽く開く程度でいいのではないでしょうか。

ここも感覚ではありますが、ここまで締めてしまうとスイングしたときには脇は開くようになります。

関連記事:効率的に身体を使った野球選手の打ち方について

⑤身体の捻りは大きな力を生まない

先日、大学に入学する前の野球選手を指導していたときに、バットを振り出す前に身体を捻っている動作が見られたので、確認をしたところこのようなことを言っていました。

クライアント
身体を捻ると大きな力が生まれそうなのでしていました。

身体を捻っても大きな力は生まれません。脚を高く上げることで大きなエネルギーを得られますので、バッティングのときに脚を高く上げて打つとスイングや打球は変わると思います。

ただ、バランスがとりづらくなったり、目線がぶれてしまい結果的にマイナスになることも出てきますので、感覚的にフィットするのであれば脚を高く上げてもいいと思います。

シンプルに立つ、前に(体重移動)、スイングするだけです。

関連記事:野球に活かす3つの体幹トレーニングとは?腹筋や背筋のことではなくつながりを考える

⑥インパクトの位置について

インパクトの位置もさまざまなことが言われていますが、

  • 身体の中に呼び込んで打て
  • 身体の前で打て
  • へその前で打て  などなど

前出の選手の場合、身体の中に呼び込んで打てという指導を受けてきたそうですが、実際のバッティングを見ていると詰まってしまうことが多くあり、ただ力があるので詰まっても外野を超えるぐらいまでボールを打ち返せます。

実際に高校では約30本のホームランを打っており、このような選手の場合身体の中で打っても対応できると思います。ただ、僕のような身体が小さく力のない選手の場合、身体の中で売ってしまうと内野を超えるのもしんどくなってきます。

選手のタイプやその打席での役割などによっても変わると思いますが、一番ボールに力を加えやすいのは肘が伸びきるあたりで、身体の前で打つことが一番大きな力をボールに伝えることができます。

この選手を指導した際も、ポイントを身体の中から前にすることで気持ちよく打てだし、いい打球が打てたときほど感覚がなく気持ちよく打てたそうです。実際にはこのあたりでインパクトを迎えるイメージがあったそうです。

スイングについて

指導後はこの位置にイメージが変わったそうです。

スイングについて

インパクトの位置を変える前は、腕に力が入っていたそうですが、身体の前にポイント変えた後は体幹に力が入ってきたそうで、極端に言えば腕で打っていたということになります。

インパクトのイメージを変えるだけでもすぐに打球は変わっていくと思います。

関連記事:バッティング時のインパクトの位置を変えたいときはフォローを変えること

ティーバッティングでポイントを掴む

少し話が脱線しますが、先ほど出てきたインパクトの位置を理解するために日頃行う練習をご紹介したいと思います。

行うのはティーや置きティーと言われる棒の上にボールを置いて打つ練習ですが、行う手順は以下の通りです。

  • インパクトの位置でバットを持ってもらうか、壁に当てます
  • そこでその手や壁を押し、一番力の入る位置を探ります
  • このとき力が入る位置は体幹になります
  • 位置が理解できれば、そこにボールを投げてもらうか、ボールを設定し打つ
  • 打つ中でインパクトの位置を感覚的に掴んでいく

この練習で重要なことは、インパクトの位置はどこどこだということを理解するのではなく、それを感覚的なものとして捉える必要があります。実際にバッティングをするときにはそのポイントで打つことになりますが、それを理解できると打球も変わっていきます。

なんとなく打ってしまうと意味がありませんので、こういう目的をもって練習に取り組む必要があります。

関連記事:ティーバッティングはアップ?!理解しておきたい目的と方法について

⑦手首を返したときには打球は前に飛んでいる

バッティングをしていると、打球をより遠くへ、またホームランを打ちたいと思うあまりインパクトの瞬間に手首を操作することがあります。

手首を返してみたり、押し込んで打つという表現をされた打ち方にしてみたりと、手首を返して打とうとします。果たしてこのような動きはバッティングにどのような影響を与えているのでしょうか。

ここから詳しく見ていきたいと思います。インパクトのイメージをまず持っていただきたいと思います。

スイングについて

ここでお伝えしているのは、身体の前でボールを捉えることで一番力が伝わりやすいので、インパクトは身体の前でむかえるイメージでスイングをしています。

両肘が伸びきる手前ぐらいの位置になります。この画像ではボールを打った後ぐらいの位置になっていると思います。

いずる
この位置は、感覚的なところで微調整して掴めることが重要!

実際にこのあたりでボールを捉えるわけですが、ボールがバットに当たって前方に飛んで行ってても、この画像のイメージだとまだ手首が返ってきません。ボールが当たって前方に飛んで行ってても手首はまだ返っていないため、手首をどうこうしようとしてもボールは前に飛んでいるわけですから、何も変わりません。

実際にボールがバットにぶつかった衝撃を人間が感知するまでにはコンマ数秒ほどかかります。そしてその衝撃を感じてから手首を返すような動きをしても間に合いません。

ということは、バッティングの際に手首を返す、もしくは押し込むといった意識をもってもあまり意味がないことになります。逆にこういう部分的な意識を強くもってしまうことで緊張が生まれ、動きが硬くなる可能性があります。

先ほどもお伝えしましたが、スイング動作はリラックスし、スムーズな動作ができることが重要であり、それが一番スイングスピードが速くなります。

関連記事:バッティング時の手首の使い方とは?手首は固定する、それとも返す?

⑧フォロースルーの位置で打球も変わる

スポーツ選手が行うさまざまな動きは、主に3つの動作から成り立っているといわれています。

  1. 準備動作(予備動作)
  2. 主動作
  3. 終動作

これらの3つを打つということに置き換えればどういう動きになるかというと、

  1. トップから振り出し
  2. インパクト
  3. フォロースルー

このように分けるとイメージがしやすいと思います。

例えば、打球の角度を上げたい、逆にライナー性の打球を打ちたいとなるとミートする能力ということもありますが、バットがどのような角度でボールに当たるのかということが問題となります。

このとき指導者は、多くの場合ボールに当たるときのバットの角度をもう少しこう出しなさい、と言ったり、打つ時にこうしなさいとインパクトの瞬間にバットや身体をどう動かせばいいのかというアドバイスをしがちです。

インパクトの瞬間はどのくらいの時間があるのでしょうか。コンマ何秒の世界でそれだけ緻密な動きの変化をつけることが可能でしょうか。おそらく選手のみなさんは感じていると思いますが、多くの場合うまくいかない。

インパクトは主動作でありますが、この

主動作を変えるためには準備動作を変えるか終動作を変えると主動作が変わります。

ここからは画像を使って具体的に見ていきたいと思います。今回は終動作であるフォロースルーを変えて、主動作であるインパクトの位置を変えていきたいと思います。

ライナー性の打球を打つときはこのようにフォロースルーの位置を高く上げずに身体に巻き付けるようなイメージになります。

フォロー

このような位置にフォロースルーを迎えることで、インパクトの位置が変わり、バットの軌道も変わります。これは高く上げる場合でも同じで、このスイングの最後の部分を変えることでインパクトの位置が変わり、結果打球が変わります。

続いては、打球の軌道を高く上げるようにする場合はこのようになります。

フォロースルー

投げる場合はも同じ考え方になりますので、リリースの位置を変えたい場合フォロースルーの位置を変えたりしますので、腕の巻き込む位置を変えたり、巻き込み方を変えたりすることでリリースの位置を変えることができます。

この微調整ができることで結果も変わってくると思いますが、この微調整が本当に難しく、ましてや主動作であるインパクト、リリースの瞬間で動きを変えようとすることは結果も思わしくないと思いますので、このような考え方で動きを変えることでパフォーマンスも変わっていくと思います。

関連記事:バッティング時のインパクトの位置を変えたいときはフォローを変えること

⑨スムーズな動作ができることで最もスイングスピードが速くなる

スイングについて

ここまで部分的なことを中心にお伝えしてきましたが、バッティングをするときに起こりがちなのが部分的なことに意識も向けすぎてしまうことと、力を入れれば遠くへ打球を飛ばせるという誤解です。

前者については後述しますので、ここでは触れませんが力を入れれば打球が遠くへ飛ぶということについてお伝えしていきます。

プロ野球選手のホームランを見ていると、どうしても簡単に打っているように見えてしまいます。逆に三振を見ていると、ダイナミックと言うか、目一杯のスイングをし、非常に硬さを感じます。

野球選手に限らず、

スピードが最大になるときは必ずリラックスし、スムーズな動作ができているとき

になります。スイングをするとき、下半身で蓄えられたエネルギーが上半身へと伝わり、体幹、肩、腕、前腕、手、バットというように各関節をまたぐごとに加速され、100%のエネルギーが蓄えられ、それがボールへと伝えられます。

このときにどこかの関節の動きが硬いと動きが止まってしまい、減速してしまいます。そうするとスイングスピードが遅くなってしまいます。感覚としてはリラックスしてスイングしているけど実際はスイングスピードは速い。

ここを理解する必要があります。

  • リラックスしてスムーズな動作をするほど気持ちよく、スイングスピードも速い
  • 力強くスイングしている感が出るほど力んでしまい動きが硬く、スイングスピードは遅い

リラックスしてスイングができると、素振りをしていても疲れづらくなりますし、逆に一生懸命力んでスイングしているときほどすぐに疲れてしまいます。リラックスしてスイングすれば気持ちよさも出てきて、その感覚でバッティングをすれば結果もついてくるでしょうし、だから楽しいのでもっと打ちたくなります。

力を入れるのではなく、リラックスして気持ちよくスイングすることでスイングスピードは向上します。

⑩遅めから徐々にスピードを上げていく

バッティングをするときに気をつけたいのは、立つことや体重移動の仕方、タイミングのとり方などを素振りで練習し、バッティングをしようと思ったときにいきなり球速を速く設定しないことです。

球速を速く設定してしまうと、球速に対応しようとしてしまいフォームが崩れてしまいます。まずはタイミングのとりやすい遅めの球速から打ち出し、それにタイミングが合ってきたり、インパクトの位置や全体としてのバランスがとれれば、10km/h球速を上げます。

そしてまたそこで繰り返しバッティングをし、慣れてきて問題なく打てるようになれば次の球速へというように移行していきます。

ここで大事なことは常にいいバッティングができるということです。球速に合わせるあまり手打ちになったり、本来したいバッティングができないのであれば本末転倒です。

特にバッティングセンターなどでは他の選手がいたりしてライバル心が出てきたりしがちですので、そういうのではなく遅い球でもきちんと打てること、やろうとしていることができることが重要ですので、遅めの球速から徐々に上げるようにしてみてください。

関連記事:ヘッドを走らせるためにはヘッドを走らせるイメージを持つこと

⑪バッティングしているときは部分に意識を向けすぎないこと

ここまでさまざまなポイントをお伝えしていきました、

バッティングをしている際に最も重要なことはタイミング

です。上記でお伝えしたことを試しながら打つこともいいと思いますが、分けて考えることも必要です。

というのは、フォームについてはエクササイズや素振りの中で実践し、それがまとまったらバッティングをする。そのときには気持ちよく打てばいいと思います。

打席の中であれこれ考えてしまうと脳が緊張し、それによって動きが硬くなってしまう。これは指導をしていてもよく感じることですが、あまりにアドバイスが多すぎると、言われたとこに対して意識が強く向いてしまう動きが高くなります。

シンプルに伝え、一言ぐらいのアドバイスでとどめておきます。問題点についてはバッティングが終わったり、一度切り上げてきちんと伝えて修正し、そこから再度バッティングを行うような形です。

それぐらいにしておくと選手も気持ちよく打つことができますし、指導者が選手の緊張作り出すことにつながりかねませんので、バッティング中は選手も部分的なことに意識を向けすぎず、タイミングを合わせ、気持ちよくバッティングするぐらいの感覚でいいと思います。

⑫バッティングの最後は良いイメージで終わること

終わりよければすべてよし、ではありませんが、できるだけ良いイメージを持って終わることが大切です。

最後の印象というのは、頭に残りやすく悪い状態で終わるとそのイメージが残ってしまい、次につながりづらくなります。

バッティングをするにしても、ピッチングをするにしても最後は必ず良いイメージで終えるようにします。そうすると次にそのイメージの状態で入れるためバッティングも気持ちよくスタートできます。

最後は常にいい状態で終えることです!

 

最後に

いかがでしたでしょうか。これまで12の項目に分けてバッティングのポイントなどをお伝えしてきましたが、これまで考えていたこと、少し悩んでいたことの解決の糸口になったものはあったでしょうか。

このような情報は実際に実践をしてみないと、わかりづらいものだと思います。また現在選手のみなさんがどのようなフォームで、またどのようなバッティングをしているのかによってここに載っていないアドバイスが必要になることもあります。

あくまでも参考にしていただき、実際に指導するときは全く別のことをお伝えすることもあります。

最後に今回のまとめをしていきたいと思います。

  • 基本的なスイング動作は、立つ、前に、打つの3つで考える
  • インパクトは身体の中ではなく、身体の前にすると一番力が伝わりやすい
  • 野球は下半身で60%のエネルギーを蓄えるため、下半身の動きが重要だといわれる
  • 強くバットを振ろうとすればするほど、スイングスピードは遅くなる
  • スイングスピードが最大になるときはリラックスをして、スムーズな動作ができたときである
  • アドバイスが多すぎると、それが原因で打てなくなることもある

このような内容でお送りしていきました。

この記事の内容を少しでも参考にしていただければと思います。

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