野球選手の身体づくりについて考える、どんな状態を目指せばいい?

野球選手の身体づくりについて

ゴールデンウィークも後半を迎え、各地では渋滞したり混雑が見られていますが、僕自身はいつもと変わりなく、いつものリズムで仕事をしてます。

ですが、昨日は家族がスタジオに来てくれて新しくなったスタジオを見てもらい、そこから一緒にお昼ご飯を食べました。

仕事場に家族が来るとリラックスしすぎて、子供とはしゃぎすぎてしまいました。

そんな時間もあまりないので新鮮でしたし、僕にとってはいいゴールデンウィークとなりました。

さて、そんなゴールデンウィークですが、パーソナルトレーニングではさまざまな発見もあり、学びを現場で実感し、結果の変化と今まで勘違いしていたことなどいろんな発見がありました。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

 

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筋肉を緩めるのは、伸ばすだけではない

いきなりですが、筋肉を緩めるために一般的にはストレッチングが行われたり、マッサージなどが行われていますが、その他に筋肉に揺らぎを与えたり、呼吸を使うだけでも筋肉は緩んでいきます。

考えとして、少し整理をしたいと思います。

実際にストレッチングについて、筋肉を緩めるために使われたりすることが多いですが、ストレッチングとは、筋肉を伸ばし、引っ張ることです。

この状態を一定の時間キープすることで、筋紡錘という感覚受容器が適応し、筋肉は弛緩するという考えがあります。

筋肉を緩める方法=ストレッチは意外と難しい!筋肉を緩める方法のご紹介

ただ、筋肉を引っ張ること自体、筋肉にエキセントリックな刺激が加わり、緩むではなく刺激としても考えることができ、筋肉に刺激が加わることは緩めることではなく緊張を与えることと考えることができます。

では、どのように筋肉を緩めればいいのでしょうか?

それは、筋肉を緩める場合、力を抜かせることを行います。そのために呼吸を使って力を抜いていきます。

まとめてみるとこのようになります。

  • ストレッチング=筋肉が緩むとは限らない
  • 筋肉を引っ張ることは刺激になると考えることができる
  • 筋肉を緩めるためには、力を抜かせること
  • 力を抜かせるためには、呼吸を使う
  • 力を抜かせた状態で揺らぎを与える

このように呼吸と揺らぐを使うと驚くぐらい筋肉に弾力が生まれ、硬く緊張していた部分の筋肉は緩みます。

 

実践して感じた、今までにない緩み

上記のことを先日野球選手に実践したところ、短時間で、なおかつ、今まで以上に筋肉に緩みを感じ、日頃からトレーニングや練習に取り組んで硬くなっている筋肉が柔らかくなり、弾力を取り戻しました。

また以前はストレッチングをダウンの一部として取り入れていましたが、今はこのような考えから伸ばすことよりも揺らぎを与え、筋肉を緩めるように伝えるとこれも今までよりも筋肉は緩み、本人の感覚としても今までよりも緩んだという感想があるそうです。

 

一般の方もスポーツ選手も基本は同じ

先日の、魚住廣信教授との個人教授 第30・31回目 ~学びの時間~ に魚住先生から学んだことをまとめていますが、その中で現代人は“動物”から“静物”に変わってきているということを書きました。

その中で主婦の方と、仕事をしている方との共通点として“筋肉が硬くなっている”ということをあげました。

仕事をしている方の場合、スポーツ選手と同じように使いすぎによる緊張が原因で筋肉が硬くなりますが、すべての方に共通して目指す筋肉の状態は、柔らかい弾力のある筋肉だと思います。

野球選手の場合、筋力の向上を目的としてウエイトトレーニングがよく行われていますが、筋肉を大きくすることが先行してしまえば、いかに重い負荷を使うかを考えがちになります。

このようになれば、どのように行うのか、ということが無視され、とにかく反復するということになり、結果的に筋肉は肥大しますが、緊張も獲得してしまうことがあります。

野球選手は、投球動作やスイング動作をいかにスムーズにできるか、身体を動かせるかが重要ですので、このように緊張を獲得してしまうことは、スムーズな動きの妨げになる可能性もあります。

 

“自然体”の重要性を再認識

硬くなっている筋肉の緊張を身体調整によって緩め、そのあとにスイング動作や投球動作を繰り返した際に、選手の感想として「最近では一番スムーズに身体が動きますし、軽い。」と言っていました。

リラックスしてもバットが走るという感覚があり、今まで力を入れようとしすぎて逆に緊張し、思うようなバッティングができませんでしたが、今回の身体調整によってスムーズに動かすことを再認識し、バットを振ることが気持ちよくなっているようでした。

気持ちよくなっている分、楽しそうにスイングを繰り返していましたが、大切な感覚だと思います。

いやいや繰り返す練習はつまらないですし、続きにくい。でも楽しい、気持ちいいと感じることは自然と繰り返したくなりますし、だからうまくなっていくと思います。

選手は社会人で仕事も身体を使う仕事で、仕事でも疲労してしまいます。そこから練習やトレーニングを行うわけですが、限界まで追い込むことが最善とは思いません。練習やトレーニングも必要ですが、自然体にすることが改めて重要だと感じました。

ただ、頑張るというのは一般の方もスポーツ選手も目的のないまま何かを継続することであり、効果が出たとしてもそれはたまたまになってしまいます。

目的を明確にして、それに見合った方法を選択していくことがより的確に効果を実感できる策だと思います。

 

まとめ

今回は、野球選手の身体づくりについてお伝えしていきました。

一般的には筋トレをして大きな身体を目指すということが言われていますが、筋力を向上することは重要なことです。

ただ、それだけではなく筋肉が緩み弾力のある状態で維持することが、高いパフォーマンスをするためには必要なことだと考えています。

そういった身体を目指してみてはいかがでしょうか?

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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Izuru Style代表/パーソナルトレーナー伊藤 出。
STORY・VERY読者モデル、アナウンサー、宝塚歌劇団員の元専属トレーナー。神戸女子大学ラクロス部、三菱重工業神戸在籍野球選手の専属トレーナー。
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