お風呂で身体を温めても翌日にむくみが出てしまう理由

お風呂とむくみの関係

お風呂に入ればむくみが改善されそうな気がしますし、実際にむくみは改善されます。

ただ、身体が冷えた寝る前や、朝起きたときにはまたむくみを感じることがあります。

なぜお風呂に入っている時はむくみが改善され、身体は冷えてしまうとまたむくみが出てきてしまうのでしょうか?

身体を温めることは確かにむくみの改善につながりますが、それがすべてではありません。本当に改善するためには身体を温めるだけではなく、日頃からいろんなことに注意をする必要があります。

今回もお風呂に入るだけではむくみが改善しない理由と、むくみの改善方法までをお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

 


お風呂に入った後にむくみが改善する理由

お風呂に入った後にむくみが改善されていることは、女性の方はよく感じているかもしれません。

脚のだるさはある程度残っていたとしても、お風呂に入る前と比べると楽になっていると思います。

なぜお風呂に入るとむくみが改善されるのでしょうか?

体温上昇によりリンパ管が拡張する

身体を温めると血管やリンパ管が拡張します。リンパ管が拡張するということは、その中を通るリンパ液の流れも良くなります。

そうすると、体内に滞っていた体液の流れも促され、むくみが改善されていきます。

そもそもむくみが起こる原因を知りたい方は、こちらに詳しくまとめていますので、こちらを参考にしていただければと思います。

むくみの改善をするために理解しておきたい原因と改善方法について

お風呂に入った後にむくみが改善される理由のひとつは、体温が上がることによってリンパ管などが拡張され、循環が促されるからです。

水圧によって押し上げられる

次に考えられることは、お風呂につかると水圧によって体液が押し上げられることが考えられます。

水の中では、水深が深くなればなるほど水圧が強くなり、その影響で体液は上へ上へと押し上げられるはずです。

それに体温上昇によって循環が良くなることも重なることで、むくみが改善されることが考えられます。

発汗する

もうひとつ考えられることは、お風呂に入っていると知らないうちに大量の汗をかいています。

上記でお伝えしたことプラス、身体の中から水分が抜けることでよりむくみが改善される可能性があります。

このようにお風呂に入ることでむくみが改善する要素が考えられるわけですが、なぜこの状態は継続できないのでしょうか?

 

翌日にむくみが出る理由

その理由はシンプルで、根本的なむくみの原因が改善できていないからです。

もし身体が冷えていたことでむくみが出た方は、お風呂に入るだけでむくみは改善されるはずです。

ですが、多くの女性はお風呂に入るだけではまたむくみが出てくるはずです。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

お風呂後の効果は一時的

お風呂に入った後にむくみが改善したのは、身体を温め体温が上昇することでリンパ管が拡張し、水圧などによって循環が促されたからです。

その状況から出てしまうと、当然体温は下がりますし、水圧からも解放されます。

お風呂に入ることで体温が上がっていたので、お風呂から出ると当然元の状態に戻ります。

これがお風呂後の効果が一時的な理由です。

根本原因が取り除けていない

むくみが起こる原因は、組織内で組織液が滞ることで起こると言われています。

これを改善するためには、リンパを刺激するか、筋肉のポンプ作用を活用して循環を促すのか、大きく分けると2つあります。

日頃から身体を動かさず、静物化している現代人は筋肉のポンプ作用を活用できておらず、しかも筋肉が硬くなっています。

そうすると循環も悪くなっていますので、より身体はむくみやすくなります。

筋肉が硬くなる原因のひとつに姿勢の問題がありますが、この姿勢を改善する必要もあります。

お風呂に入るだけでは、なぜむくみが出ているのかという根本的なところは改善されていないため、一時的な改善はみられても、根本的な改善にはなりません。

この部分に関しては、個人によって大きく変わってくるところだと思いますが、ここからはむくみを改善するための手順についてお伝えしていきたいと思います。

ここからお伝えするようなことを、ひとつひとつ改善し、見直す必要があると考えています。

 

むくみを改善するために知っておきたいこと

むくみを改善するためには、どうすればいいのでしょうか?

先ほどもお伝えしましたが、基本的には個人によってなぜむくみが起こっているのかが異なるため、一概には言えないと思います。

ただ、ひとつの流れとしてはこのように考えて、むくみの改善に取り組んでみることが必要だと考えています。

仕事中に適度に身体を動かす

仕事終わりに身体がむくみ、朝履いてきた靴がきついと感じる方も多いと思います。

なぜ仕事中にむくみが増し、むくんでしまうのでしょうか?それは座っている時に太ももが椅子に当たり、圧迫されてしまっているからです。

椅子でつまる

ただそれだけで?と思う方もいると思いますが、リンパ液の流れは体内を1周するのに約12時間かかると言われています。

血液は約40秒です。流れが遅く、そのため少しの圧が加わるとすぐに滞ってしまいます。

じゃあ仕事後にむくむのは仕方ない?と思うかもしれませんが、そうではありません。仕事中に適度に身体を動かし、筋肉のポンプ作用によって循環を促せば、むくみは改善されます。

どのように動かせばいいのかというと、筋肉が緊張しないように、軽く、気持ちよく動かすことです。

むくみが出る場所は主に、下半身で特にふくらはぎがパンパンになる方が多いと思います。

この場合、足首を動かすことでふくらはぎの筋肉を使うことができ、ポンプの作用によって循環が促されむくみが改善されます。

具体的には、このように行います。

ここで重要になるのが、どのようにやるのかということです。ご自身で足首を動かすとき、このように動かす方がいます。

この違いはわかるでしょうか?これが理解でき、実践できればこれをした後からふくらはぎのむくみが改善され、軽くなることを実感できると思います。

仕事中にすることは、これだけで仕事終わりのむくみは違ってきます。

全身のむくみは気持ちよく身体を動かすことで改善できる

ふくらはぎのむくみが改善しない理由と改善する方法について

締め付けの強い衣服の着用を避ける

女性であれば、ガードルなどの締め付けの強い衣服や下着の着用がむくみの原因になる可能性があります。

特に股関節、鼠径部を圧迫するようなものを着用すると、下半身が全体にむくんできてしまいます。

また、スキニーなどのきつめのパンツを履いた時、立っている状態であれば問題ない場合も、座ったときに股関節が曲がることで鼠径部が圧迫されてしまうこともあります。

この辺りは実際に確認しないと難しいところですが、このように締め付けの強い衣服などの着用は、むくみの原因になりますので、避けるようにしてください。

椅子の高さも注意する

締め付けの強い衣服を着用していない場合でも、椅子の高さが低いと鼠径部でつまりが生じる可能性があります。

これは、実際にこの画像を見ていただくとわかると思います。

椅子の高さ

会社の椅子ではこれだけ極端に低いものはないかもしれませんが、股関節の位置が膝の位置よりも低い場合、鼠径部でつまる可能性があります。

今はおしゃれなオフィスもありますので、もしかするとソファで仕事をされる方もいるかもしれません。

家でなんかはよく起こることだと思います。

このような座り方をしてしまうと、むくみの原因になる可能性がありますので、座り方にも注意が必要です。

座り方については、こちらを参考にしていただければと思います。

椅子の座り方|腰痛や肩こりの原因になる座り方を3つのステップで改善する

腹式呼吸を繰り返す

仕事中に気をつけたいことは、

  • 適度に身体を動かす
  • 締め付けの衣服を避ける
  • 椅子の高さを調整する

この3つに気をつければいいと思いますが、もしできればもうひとつ仰向けで深呼吸をするということを追加していただきたいです。

オフィスの中に仰向けになれる場所があればいいのですが、なかなかないので実践的ではありませんが、知っておいていただきたいと思います。

オフィスでできない方は、家で寝る前などに行っていただくことをおススメします。

仰向けになると重力から解放され、リンパの流れが良くなります。その状況の中で腹式呼吸をすることでポンプ作用となり循環が促されます。

これだけでむくみの改善につながりますので、ぜひ取り入れていただきたいことのひとつです。

また、何かをやることが面倒だけどむくみを改善したいという方は、この腹式呼吸を行ってください。

なぜ仰向けで腹式呼吸をするのかは、こちらで詳しくお伝えしています。

下半身太りを解消したい方必見?!知っておきたいリンパの流れについて

リンパを刺激する

自分の身体をケアするために時間をしっかりとれる!という方は、ご自身でリンパを刺激していただくのもいいと思います。

むくみを改善するためには、リンパ液の流れを良くする必要があり、そのリンパ液を静脈に合流させ、体外に排出する過程をたどることになります。

静脈に合流させるためには、リンパの流れを理解する必要があります。

むくみ

  • 鎖骨下リンパ節(鎖骨上部にある溝)
  • 胸管(胸と胸の間にある骨)
  • 乳び槽(みぞおちと臍の真中)
  • 腸骨リンパ節(下腹部)
  • 鼠径リンパ節(コマネチのライン)
  • 膝窩リンパ節(膝裏)

代表的なところだけあげていますが、これらは身体の上部から順に並んでいます。

リンパは、基本的には上から下に向かって刺激し、時間があれば再度下から上に向かって流していきます。

これについては、以前詳しくお伝えしていますので、こちらを参考にしていただければと思います。

リンパマッサージのやり方をご紹介!セルフで行うときに知っておきたい8つの手順

水分のとりすぎがないかチェックする

水太り

人間の身体は、1日の水分量の収支がイコールであれば、余分な水分が体内に溜まることはありません。

そこで1日でどのように水分量が出て、入ってきているかを知れば摂るべき水分量がある程度決定できます。

身体から水分が出るのは、

  • 呼吸・・・300ml
  • 皮膚・・・600ml
  • 大便・・・100ml
  • 尿・・・1100ml
  • 合計 2100ml

取り込む水分量は、

  • 食べ物などの水分・・・800ml
  • 代謝水・・・300ml
    (炭水化物、脂質、たんぱく質などを代謝するときに発生する水分のこと)

取り込む水分というのは、食事と代謝水で1100mlぐらいになりますので、不足分は1000mlとなります。

個人によって出る量は異なりますので、これらから水分の1日の摂取量は約1000~1500mlと言われる理由になります。

もちろん日頃から汗をかく量が多い方は、これ以上に水分を摂取する必要があります。

この量に対して、過不足がないかチェックし、多すぎても少なすぎてもむくみが発生する原因となります。

水分については、こちらも参考にしていただければと思います。

水分のとりすぎによる弊害!1日2リットル以上水分を摂る人は要注意

水太りが原因で起こる身体への影響と改善について

ここまでお伝えしたことを継続的に行うことができれば、むくみは改善されるはずです。

ただ冒頭でもお伝えしましたが、何が原因でむくみが起こっているのかがわかっていれば実際にはもっとシンプルなことで済むと思います。

ですが、原因が分からない中でその原因を探る、もしくは改善を目指すとここまでお伝えした流れになるかなと思います。

ひとつの参考として何か継続できそうなことをかいつまんで実践していただけると嬉しく思います。

 


まとめ

お風呂に入って身体を温めても翌日になるとむくみが再度出ている。

こうした悩みは、そもそものところに問題があって、どんな方法が効果的なのか、という考え方ではあまりうまくいきません。

なぜむくみが出ているのか、その原因を理解し、それに対して方法を選択するという手順を踏むことで症状も改善できます。

一般的には、方法が先行してしまっており、その手順のまずさがより症状を深刻に感じさせるひとつの原因だとも思います。

まずは、いつもお伝えするように“なぜ”今の身体になってしまったのかを探る必要があります。

そうやって物事に対する考え方を変えられた時、読者の身体も変わっていくはずです。

筋トレをしなければ脚が細くならない。お米を食べたら太る。すべて同じことが言えると思います。

方法論が先行して話をしている内は、本質的なことは見えてこないと思います。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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