筋肉を柔らかくすることで身体が引き締まる理由

筋肉を緩める

細く引き締まった身体にするためには、ひとつだけではなくさまざまな方法があります。

自分に合った方法を探し出すためには、そもそもなぜ身体がたるんだように見えるのか、その原因を探ることが重要になり、その原因によって方法は異なり、唯一無二の方法は存在しないと思います。

静物化が進む現代人の身体や筋肉は必要に硬くなっている方が多く、それが痛みや身体のたるみの原因になっていることがあります。

今日は、筋肉が硬かった方がセッションを受けられて3ヶ月経ち、筋肉を緩めることを続けることで感じた身体の変化についてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

筋肉を緩める方法=ストレッチは意外と難しい!筋肉を緩める方法のご紹介

 


静物化することで筋肉は硬くなる

1日の中でスマホを触っている時間がどれだけあるでしょうか?ユーチューブ、各メディア、ニコ動などさまざまなな媒体があり、時間を費やすためには便利なものが勢ぞろいするこの世の中。

そして、パソコンの画面を食い入るようにみつめている時間はどれほどあるでしょうか?

仕事、プライベート、内容は関係なく画面を見続けているとき、ふと姿勢について意識を向けてみるとその姿勢はほとんどの場合崩れています。

動かない状態で、ずっと画面を見続けていても人間の筋肉はさまざまな部位が使われています。

画面を見続けることで眼球が疲れ、ホットパックなどを目に当てたり、目をまぶたの上からマッサージするとふっと視野が広がったような感覚になります。目も筋肉によって動くことができ、目の筋肉は後頭下筋群と言われる首の筋肉とつながっています。

また頭の位置がずれることで、首や背中の筋肉が使われている状態になり、これらが長時間続くことで筋肉が硬くなっていきます。

現代人が硬くなりやすい部位

もう少し仕事のときの姿勢などから考えられる、筋肉が過度に疲れてしまう筋肉の部位について見ていきたいと思います。

仕事をするときは、主にこのような姿勢で行っているのではないでしょうか。みなさんは思い当たるふしがあるでしょうか?

パソコン

座っている姿勢で表していますので、イメージ的には「上半身はすごく硬くなっているんだな・・・」と思うのは、当然だと思いますが、人間の身体は全身がつながっています。

当然上半身の影響は下半身にも出ます。立ち方や歩き方に影響が出たりもします。

そうすると全身の筋肉が硬くなり、身体がむくんでしまったり、たるみが出たり、痛みが出たり、身体の不調へとつながってしまうということになります。

何度もお伝えしていることですが、じゃあこうなったときに何をすればいいのかというと、鍛えることではなく、筋肉を緩めることです。

なぜかというと、鍛えることは筋肉を硬くするような刺激が加わりやすいですし、筋肉が硬いからさまざまな問題が起こっているので、それを元に戻せば改善されるはずです。だから鍛えるではなく、緩めることです。

ブログを読まれている方は、よかったら読み進めるときに一度考えをフラットにして読んでいただくと参考になるかなと思います。すべては鍛えることではないということです。

 

筋肉が硬く、身体の末端が冷たい女性

今回セッションを通じて変化を感じた女性は、日頃事務職と荷物を運んだりする仕事をされています。

業務内容を確認すると、筋肉が硬くなる主な原因は、仕事のときの動作や姿勢、家での過ごし方だと感じました。やはり、上記でお伝えしたように、座り方もひとつの原因です。

その他には、家で寝転んだ状態でスマホを触るときの姿勢が問題だと感じ、セッションでは筋肉を緩めることをメインにし、日頃の姿勢についてお伝えしていきました。

荷物を運ぶ

仕事の中で4~5kgの段ボールを運んだり、移動させたりすることがあるそうで、その運び方の影響で、腰などに負担がかかっていました。

よくこのような持ち方をする方もいますが、荷物が身体が離れた状態で、手で持ち上げようとすると腰に大きな負担となります。

荷物を運ぶ

クライアントさんの場合、中腰の状態で段ボールを運び、それをなども繰り返すたびに腰が硬くなり、時によっては腰痛が出るそうです。

こういった仕事の中で何かを運ぶというのは業務ですのでありうることですが、それをどのように運ぶかによって身体にかかるストレスも多いに違ってきます。

座り方について

パソコンでの業務も多いそうで、そのときの姿勢は、前のめりに食い入るように画面を見つめ、背中を丸くしてキーボードをたたいてしまっています。

このとき、頭が前にずれてしまうことで頭の重さを支えるために首や背中の筋肉が緊張してしまいます。

また頭が前にずれてしまうことによって、肩も前にずれ、胸の筋肉である小胸筋が緊張し、胸周りが硬くなってしまいます。

パソコン

スマホを触っているときの姿勢

家でスマホを触っているときは、基本的には寝そべって触っているそうで、このような姿勢だ多いそうです。

スマホを見る

見ているだけで疲れそうな姿勢ですが、このような姿勢を1~2時間程とってしまうそうで、首や肩は張ってきて疲れてしまうそうです。

ただ、見ているものに集中してしまうため、肩などの張りよりもスマホに熱中してしまうそうです。

筋肉が硬くなることで循環が悪くなる

このような理由で、筋肉が硬くなってしまい循環不良になってしまっています。

仕事終わりには脚もパンパンにむくみ、手足の先は冷たく、夏場でも冷え性に悩まされている状態です。

血液が末端まで行き届きにくくなることで、このような冷えが起こるわけですが、筋肉が硬くなると当然血流も悪くなってしまいます。

ポンプの役目も果たしづらくなるため、むくみも発生します。

このような状態を改善するためには、筋肉を緩め、しっかりとポンプの働きができる柔らかい弾力のある筋肉に戻すことがテーマとなります。

 

筋肉を緩めるために行ったこと

筋肉を緩めるためには、ストレッチのイメージが強いですが、筋肉を収縮させること、揺らすこと、皮膚をさするなど、さまざまな方法があります。

今回は、操体法やぶらんぶらんと筋肉を揺らすようなことを中心に行っていきました。

肩周りを動かす

まず行ったことは、肩周辺を動かして首や肩、上半身を主に緩めていきました。

人間の身体は、気持ちよく楽に動かしていると、筋肉は緩んでいきますし、硬く緊張させて動かしてしまうと筋肉は硬くなってしまいます。

動きをお伝えするときは、ただただ楽に気持ちよく動かしていただけるように、細かいところはお伝えせず、ご自身で動かしやすいポジションなどを感じていただきながら行っていきました。

肩の屈伸

肩の内外旋

腕の動き

上肢の引き上げ

そして肩周りをある程度動かすと、上下・左右などに身体をぶらんぶらんと揺らし、それを5分程挟んで筋肉を緩めていきました。

肩のぶらぶら

体幹のぶらぶら

腕のぶらぶら

骨盤・脊柱を動かす

続いて行ったのは、骨盤や脊柱の動きを使って筋肉を緩めていきました。

骨盤を呼吸も合わせながら前傾・後傾させたり、脊柱を回旋させたり、側屈させたりし、すべて気持ちよく動かしていきました。

骨盤の前後傾

脊柱の回旋

側屈

体幹部を緩める

続いて行ったことは、仰向けの状態で呼吸を行い、体幹部を緩めていきました。

腹部・胸郭下部・胸郭上部の3点に分け、それらをそれぞれ膨らませるように呼吸を繰り返していきました。

呼吸

股関節周辺を緩める

股関節周辺については、さまざまなパターンで股関節を動かし筋肉を緩めていきました。

股関節

その他について

股関節が緩められると、僕が足部を持ち太ももの筋肉を揺らしたり、上下左右に揺らぎを与えたり、足関節を動かしポンプのように動かしていきました。

ざっくりをあげるとこのような流れでセッションを行い、この後に荷物の持ち方や座り方などをお伝えしていきました。

 

筋肉が柔らかくなりむくみが改善し引き締まる

上記のようなことを実際にセッションの中でし、もちろんその他のことも含めて行っていきましたが、セッション後には筋肉が緩み身体もしゅっと引き締まっていました。

女性の場合、身体のむくみが原因で少し太く見えてしまっていることがあり、循環を改善するだけでも身体は細くなります。

鍛えることよりも、筋肉を緩める方が当然楽ですし、セッション中は気持ちがよく、こういうことは家でも時間があるときにすぐでき、継続しやすいことでもあります。

何かにつけて続けることが大事ですし、このような考え方で身体を動かすことでより健康に近づいていくのではないでしょうか。

 


まとめ

今回お伝えしたことは、筋肉を緩めることで身体は引き締まり、循環が良くなることでむくみが改善されたという実際のセッションで行った例をご紹介していきました。

人間の身体は不思議で、ひとつの方面からだけではなくさまざまな方法で身体を引き締めることができ、何が良いのかということよりも、身体の変わる刺激を与え続けることが何よりも重要です。

もちろん鍛えることで身体を引き締めることもできますし、今回ご紹介した筋肉を緩めることでも身体は引き締めることができます。

自分の身体はなぜたるんでしまっているのか、膨らんでしまっているのか、そういった原因が分かればさまざまな方法で身体を変えることができます。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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