便秘は鬱の原因?!便秘改善の2つの方法と鬱との関係について

お腹を擦る

便秘で悩む女性は多いと思いますが、この便秘を解消するためにいくら薬を飲んでも一時的な効果に留まってしまいます。

なぜなら薬を飲んで出た便は、薬の影響で出ただけで、本来人が持つ機能で出たわけではないからです。人は便を出す機能があり、その機能が何らかの原因で働かなくなってしまい便秘になる。

便秘の解消をするためには、腸を指摘したり食事を変えることも大事なことですが、根本的に自然体に直すことができると、便秘は解消されるはずです。

また、便秘は鬱との関連がある可能性が高いと考えられ、便秘が身体に与える影響は高い。

誰にでも起こりやすい便秘の原因と改善、そして鬱との関係についてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

 


正常な腸の働きについて

腸

まず最初に腸の働きについて理解しておきたいと思いますが、人が何かを食べ、それらが消化、吸収され、不要物は便になっていく。

この一連の流れはどのように行われているのでしょうか?

口から胃へ

まず食べた物は、歯によって噛み砕かれ、食道を通って固形物は約30~60秒程度で胃へ入っていきます。

ここでは、胃液などによって、食べ物の一部が分解されていきます。

胃から小腸へ

次に、胃を通り、小腸である十二指腸に入っていきます。

小腸というのは、十二指腸、空腸、回腸の3つからなる部位です。この小腸は、いくつかの節に分かれ動く働きをしており、一部では収縮、一部では弛緩という別々の働きをしています。

そしてこれらの動きを分節運動といい、食べ物と消化液を混ぜ合わせ、そこで吸収したり、不要物を分けたりしています。

小腸から大腸へ

小腸で吸収されたもの以外は、大腸に入ってきます。

この大腸は上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸、直腸からなり、便秘で悩まされている方は、この下行結腸からS字結腸に便が溜まってしまうことで便秘になってしまいます。

大腸に入ってきた食べ物はほぼおかゆ状態になっており、大腸では水分などが除かれていき、S字結腸に便が溜まっていきます。

S字結腸にある程度の便が溜まると、そこにある神経を刺激し、直腸の方へ移動し、便が排出されるようになります。

このとき、直腸にある神経が刺激を受けることで、その刺激が脳へ伝達され、便意が起こるというシステムになっています。

簡単な説明ではありますが、食べ物が口に入り、肛門から便として排出されるまでの大まかな流れはこのようになります。

 

便秘が起こる3つの原因

腸は身体の中で唯一、脳に依存せず、脳からの指令がなくても働ける器官です。

どういうことかというと、筋肉を動かすとき、脳から指令が出されることではじめて動くことができます。もし脳が死んでしまうと、同然筋肉を動かすことができません。

ただ、腸は違います。もし脳が死んでしまったとしても、腸だけで活動することが可能です。ですが、脳からの影響も受けていることは確かです。

この辺りを整理すると便秘解消のヒントが得られそうです。

S字結腸に便が溜まる大ぜん動が起こる

少し専門的になっていきますが、大腸を通る中で不要物は便として準備されていくのですが、S字結腸にその便がある程度溜まってくると大ぜん動が起こります。

この大ぜん動というのは、特に下行結腸からS字結腸がイモムシみたいにクネクネ動き、中に通っているものを先に移動させるような動きが起こります。(あくまでもイメージです。)

大ぜん動が起こることで便が先に送られることになりますが、これは自然な身体の反応です。

もしこの運動を起こさずして便を先に送ってしまったり、もしくは、この運動が起こらない何かがあればS字結腸に便が溜まり、便秘になってしまいます。

具体的にどのようなことが原因なのでしょうか?

ストレス過多になり、交感神経が優位になる

まず一番考えやすいことは、ストレスが溜まり、交感神経が優位になってしまうことです。

腸の働きは主に、副交感神経が支配しているため、リラックスしたときの方がよく働きます。覚えがありませんか?緊張した仕事のとき、会議のときなどはうんちに行きたいと思ったことはないと思います。

だけど、家についてほっとしたり、会議が終わっていざ自分の座席に座って一息ついた時に、「あぁ・・・お腹が。。。」と便意をもよおしたりした経験がないでしょうか。

これってまさに交感神経と副交感神経の関係を表していると思うんですけど、ストレスが多くなってしまうと、腸の働きが悪くなり、大ぜん動も起こりづらくなる。

そうすると便秘になってしまう可能性があります。こういうストレスが原因で便秘の方は、リラクミンでトリプトファンをとることをおすすめします。

これだけで自律神経のバランスが整いやすく、便秘を改善することができます。

便秘薬に頼り切ってしまうと腸の働きは悪くなる

本来人間の身体は、便を出すことができる機能を持っているはずです。

ですが、ストレスが多くなってしまったり、その他の原因で便秘になってしまう。そんなきっかけからかもしれませんが、便秘薬に頼って便を出すことを癖付けてしまうと、腸は本来の機能を忘れてしまい、より便秘になってしまいます。

これは現場でも経験していますが、やはり便秘の方は便秘薬を服用する。だけど、便秘薬を辞めた瞬間ピタッと便が出なくなる。だからまた便秘薬に頼る。

完全に悪循環です。考えなければいけないことは、なぜ自分が便秘になってしまったのか。そこを見返していかなければずっと便秘薬に頼ったままになります。

もちろん、どうしても出なくて苦しい方もいると思います。こういう場合は使用することも時に進めていますが、ただ、これが便を出す手段になってしまうことは避けたいところです。

なぜなら人は本来便を出す機能があるからです。その機能を再度働かせることを考えることの方が、身体にとってもいいはずです。便秘薬を使いすぎることは、便秘をよりひどくする可能性があります。

どうしても何かを使わないと出ないと思っている方は、オーガニックフルーツ青汁を使ってみてください。これはホットで有機のフルーツなどを使用しているため身体にも優しい。

無理に出すというよりも身体を温め、食物繊維によって腸を刺激し、自然に出しやすい状態に近づけてくれるはずです。

便意があっても便を出さない

お笑い芸人の小藪さんが言っていたんですけど、結構便意があってもぎりぎりまでトイレに行かないそうなんですね。

これって僕はすごいわかるんですけど、本当は身体にあまり良くない。なぜなら便意が起こるのは、S字結腸を通過した便が直腸に入り、そこで直腸が便を出す準備をするときに便が起こるため、我慢をしてしまうと便の渋滞が起こってしまう。

便意を感じても出さないことを続けていくと、便意が起こりづらくなってきます。これは個人的な経験から感じることなんですけど、ある一定のところまでは我慢しても何十分かに1度は、「おい!出せよ!」って便意が起こります。

ただ、一定の時間を超えると、「もういいし・・・」と言わんばかりに何の音さたもなくなってしまいます。

ご飯を食べても、ただお腹に溜まってガスも溜まって、お腹がパンパンに張ってくる。そうやって我慢を続けると便秘になるってこともあります。

ここでは3つだけピックアップしてお伝えしましたが、高齢の方の場合なんかは、腹筋が弱くなることで便が出せなくなることもあります。のどに痰がたまっても、「んんん!!」って自分でとれなくなってしまう方がいるのと同じ。

筋力の問題もありますが、20~50代の方はほとんどがストレスなどが原因で自律神経のバランスが乱れているから便秘になっていると考えられます。

関連記事:ストレス過多の方はトリプトファンを摂取してセロトニンを作ろう!おすすめのサプリメント4選

 

便秘を改善する方法について

ですので、便秘を改善しようとする場合、まず考えることは人間は本来便を出す機能があるため、本来の機能から崩れてしまっていると考えられます。

睡眠障害でもそうですし、何か特定の問題が身体に起こったとしても、自然体に直せば問題は改善するのではないでしょうか。これは痛みに対しても、身体の不調に対しても同じことが言えると思います。

自律神経のバランスが崩れているのであれば、そのバランスを整えること。筋肉が硬くなっているのであれば、筋肉を緩め、柔らかくすること。

ですので、便秘だから特別何かをするということではないと思います。

自律神経のバランスを整える方法はこちらを参考にしていただければと思います。

自律神経を整える方法|心が落ち着き仕事の効率も上がる

現場ではクライアントさんを通して、便秘で悩む方の身体に対していろんな方法でアプローチしていますが、腸に直接刺激を与えることで改善がみられたケースもあります。

こちらは1人でもできると思いますので、参考にしていただければと思います。

腸を刺激する方法 -その1-

  1. 仰向けになり、両膝を立てる
  2. 左側の肋骨と骨盤の間ぐらいに手を置く(片手はグー、その上にパーで手を置く)
  3. 鼻から息を吸って、口から細く長く息を吐く
  4. 息を吐くと同時にパーにした手でグーをお腹の中に押し込んでいく
  5. 息を吸うと同時にその圧を緩め、再度呼吸に合わせて腸を刺激していく
  6. 少しずつ場所を変えながら2分間ほど行う

膝を90度

※自撮りをしていますので、片手しかお腹の上に置けていませんが、実際はこのパーの手の下にグーを入れておいてください。

腸を刺激

腸を刺激する方法 -その2-

  1. 仰向けになり、膝を立てる
  2. 「の」の字を書くようにお腹を軽くさする

のの字で腸を刺激

こういったことを刺激をする強さに強弱を加えたり、時間を伸ばしたりすることで腸を刺激します。

するとすぐに便意が起こるわけではありませんが、実践したクライアントさんの場合、朝に刺激を加えてお昼過ぎにいつは出ない時間帯に便が出た方もいました。

また夜に刺激を加えた方は、次の朝にどっさり出たという方もいました。

そこから自律神経のことを考えたり、自然体に直すことを継続的に行うと、うまく便秘を改善できた方もいます。

こういったことを便秘に悩む方は取り入れていただきたいと思います。

 

便秘と鬱の関係

これは、「排便力」をつけて便秘を治す本―専門医が教える「便意リハビリ」 (ビタミン文庫)の著者松生 恒夫 先生が書かれていたことですが、鬱の患者さんには便秘になっている方が多い。

僕自身鬱のクライアントさんとセッションをする機会があまり多くはありませんが、今も数名ですが、そういう症状があったり、以前もそういう相談を受けたことがあります。

こういう方に共通していることは、非常に身体が硬く、お腹はパンパンに張っているイメージがあります。

先ほど、腸は副交感神経が関係しているとお伝えしていますが、このことから考えても、脳で感じることが腸へフィードバックされるのであれば、腸の中で起こっていることも脳へフォードバックされるはずです。

このように考えると、便秘になることで何かしら脳へ悪影響が出ることも考えられますし、僕自身も数少ない例ではありますが、クライアントさんを通して便秘の方は、ストレスが多いだけではなく、精神的に影響を与えるものは大きいのではないかと考えています。

そう考えると、あまり便秘を軽視することはやめた方がいいと思います。

これからまだまだ学んでいかないといけませんが、便秘はお腹が痛くなる、便が出ていないというだけの問題ではなく、大腸がんのリスクも高くなることがわかっていますので、健康に過ごすためにも改善していきたいことであることは間違いないことです。

また何を食べるか、ということも便秘などに大きく影響するため、らでぃっしゅクラブOisix(おいしっくす)などの有機野菜を積極的に摂ることもおすすめします。

具体的な申込み方法はこちらをご覧ください。

 


まとめ

便秘の原因は、主に自律神経のバランスの崩れであり、自然体から崩れてしまっているからなると考えることができます。

ですので、改善するためには自然体に直すこと。それができると本来の機能を取り戻し、腸は本来の機能を取り戻すはずです。

考えることは、今の生活や過去の生活の中で、自然体から崩す要因はどのようなものかをみつけ、そこの改善に取り組むことです。

それができると薬に頼った生活から脱却でき、より健康体に近づくはずです。

今回の内容が便秘の改善のきっかけになれば嬉しく思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

最近の記事

関連記事

おすすめ記事

この記事がお役に立てたら
いいね ! してね!

Twitter で

関連記事一覧

  1. 便秘が治らない

    便秘が治らないのはなぜ?4つの原因と改善方法について

  2. 便秘で悩む方におすすめしたいサプリメント・医薬品9選とお茶4選

    便秘で悩む方におすすめしたいサプリメント・医薬品9選とお茶4…

伊藤出(いとういずる)のプロフィール

伊藤出

Izuru Style代表/パーソナルトレーナー伊藤 出

STORY・VERY読者モデル、アナウンサー、宝塚歌劇団員、神戸女子大学ラクロス部、三菱重工業神戸在籍野球選手の専属トレーナー。

詳しいプロフィールはこちら!

伊藤出のプロフィール

お問い合わせ:こちら

 

  1. 仕事のミスが多くて落ち込む。ミスをしないための10の対策

    2018.05.23

    仕事のミスが多くて落ち込む。ミスをしないための10の対策…

  2. 2018.05.18

    むくみや女性特有の身体の悩みを持つ方におすすめしたい本5…

  3. 最近、わが子は忍たま乱太郎にハマっています。

    2018.05.18

    最近、わが子は忍たま乱太郎にハマっています。

  4. 2018.05.18

    ホットヨガに行くならLAVAとカルドの2ヶ所がおすすめ!…

  5. “短期痩せ”ならここ!おすすめパーソナルトレーニングジムまとめ

    2018.05.18

    “短期痩せ”ならここ!おすすめパーソナルトレーニングジム…

  6. めりーさんの高反発枕

    2018.05.17

    【厳選】首こりに悩む方に枕のおすすめランキング

  7. 着圧ソックス

    2018.05.17

    プロが選んだ!着圧ソックスおすすめ人気ランキング

  1. 太ももの前側を引き締める

    2018.04.04

    太ももの前側がパンパンに張り脚を太くする6つの原因と4つ…

  2. おいしっくす

    2018.04.12

    【まとめ】有機・無農薬・半減野菜を購入できるサイト5選

  3. 太ももをマッサージして脚を細くする5つの方法と細くならない原因

    2018.03.14

    太ももをマッサージして脚を細くする5つの方法と細くならな…

  4. 変形性股関節症

    2016.01.10

    変形性股関節症は必ず手術が必要?症状から見る改善のヒント…