ダイエットに取り組む方へ!基礎代謝を上げるために筋肉をつけようとしない方がいい理由

基礎代謝を上げる

ダイエットを成功させるためには、大まかに言えば、摂取カロリー>消費カロリーの関係にすることです。

そして、この関係にするためには食事制限と“筋トレ”を行うことが、読者の方もイメージされている方が多いのではないでしょうか?

これは正しいことだと思う一方、挫折率は半端なく高いと思います。そして自己嫌悪になってしまう方もいるぐらいだと思います。

筋トレを行う理由は、基礎代謝を上げるために行っていると思いますが、基礎代謝は筋肉をつけて上げる以外にも方法があります。

ダイエットをされる方は、ある一定期間で成果を出すというよりも、変化した状態が続くことの方が重要だと思います。そうであれば、続くことをみつけていく必要があると思います。

今日は筋肉をつける以外で、基礎代謝を上げる考え方についてお伝えしていきたいと思います。

 


一般的に言われる基礎代謝を上げる考え方

ダイエットに取り組まれている方の大多数は、

消費カロリー>摂取カロリー=痩せる

という認識を持たれていると思います。

できるだけ、消費カロリーを増やすためには基礎代謝を上げることが必要だと考えていると思います。なぜなら寝ていても消費されるカロリーが増え、燃え体質になるから。

そのために必要なことというのは、筋肉を増やすこと。

人間の身体は、どこかで摂取したエネルギーを消費しているわけです。それが筋肉であったり、肝臓や心臓などといった器官が主です。

基礎代謝の内訳はこちらです。

基礎代謝

骨格筋 22%
肝臓 21%
20%
その他 16%
心臓 9%
腎臓 8%
脂肪組織

4%

骨格筋というのは筋肉のことですが、全体の中で最も高い割合が筋肉であり、また変動させることが可能なのが筋肉です。

肝臓をトレーニングして肥大させようと思ってもそれはできません。心臓は可能ですが、効率を求めるというか、現実的なのは筋肉を肥大させることです。

そうすることで寝ているだけでも消費されるカロリーが増え、それがダイエットをする上ではプラスになるという考え方です。

実際に筋肉が1kg増えると、基礎代謝は50㎉増えるという研究データもあります。

一般的な基礎代謝を上げる考え方は、このような内容になっているのではないでしょうか。

 

筋肉をつけて基礎代謝を上げるという考え方の一番の問題点

筋肉

この内容の問題点は、筋肉を1kg増やすと・・・と簡単に言ってしまうことです。筋肉を1kg増やすのにどれだけの労力をかける必要があるのでしょうか。

トレーニングをされている方ならわかると思います。これがどれだけ大変で、どれだけしんどいことか。僕も筋肉を1kg増やそうと思うと、本当にきつい。

この考え方の一番の問題点はここです。こんなにしんどいことは継続しにくい。

ダイエットは一時的にするものではなく、ある意味で一生する必要があります。

言い方を変えると、今の生活や食事のリズムや内容を変えることです。その変わった内容を習慣化させることが自分の身体を変える上では重要になります。

一時的では身体の変化も一時的です。でも、習慣化してしまうと当然身体も変わった状態を維持できます。

習慣化させるときにやっていることが“苦痛”では続けにくいですよね。だからこそ基礎代謝を上げるためには、筋トレだけではなくその他に基礎代謝を上げる考え方がないかと探ることも必要だと感じます。

 

基礎代謝を上げるには体温がポイント

基礎代謝を上げる

では、筋トレをせずに基礎代謝を上げるためにはどうすればいいのでしょうか。

ここからの考え方は、下がっている基礎代謝を元に戻す。それが基礎代謝を上げることにつながるという考え方になります。

低体温になると基礎代謝が13%下がる

先日、健康とは?速筋線維を「快」で刺激する。気持ちのいいことでも身体は変わるでお伝えしていますが、人間の身体を健康に維持するためにはミトコンドリアの働きが鍵となりそうです。

身体は約37兆2000億個の細胞からなり、その細胞の中にはミトコンドリアがいて、そのミトコンドリアが活性することで身体の各部は正常に機能し、健康を維持できる。

1日に約1兆個の細胞が代謝され、入れ替わっているそうですが、ミトコンドリアが正常に機能するためには体温が重要になり、36.4度以下であれば低体温になります。

低体温であればミトコンドリアが本来の機能を果たさず、ここで代謝が下がってしまいます。

現在読者の方は、ご自身の体温はどれぐらいあるでしょうか?おそらく36.4度以下の方がほとんどはないでしょうか?

クライアントさんでも36.5度以上の方は1割程度しかいません。僕は、最近36.8度前後が平熱であり、運動をすると37.1度ぐらいまで上がります。

37.8度が微熱ぐらいで、38度を超えてくるとしんどさを感じ始めるぐらいで、基本的な体温は高めです。

身体がしんどいなと感じるときは、毎度ではありませんが、体温も36.2~3度に下がっています。

それだけ健康については体温が重要になりますし、基礎代謝に対しても、体温が下がることで基礎代謝は下がってしまいます。

身体を温めること=基礎代謝が向上する

本来の基礎代謝から下がってしまっている。それを元に戻すことも基礎代謝を上げることになりますし、下がった状態で筋肉をつける。これも基礎代謝を上げることになります。

ただ、なぜ基礎代謝が下がってしまったのか?それは低体温になったから。

ではなぜ低体温になったのか?それは身体を冷やしていることが原因になりますし、もうひとつは自律神経のバランスが崩れたときに低体温になります。

自律神経のバランスが崩れる一番の原因は、ストレスです。もしストレス過多の状態で低体温になっているのにも関わらず、ウエイトトレーニングで自分を追い込むとどうなるでしょうか?

筋肉痛になり、身体が痛いし、だるいし、しんどい。このような状況になることもストレスではないでしょうか。

そう考えると、ストレス過多の状態でさらに追い込むようなトレーニングをすることで低体温になってしまう可能性もあるかもしれません。

また筋肉がつくまでには3ヶ月ぐらいかかると言われています。(厳密に言えばもっと早いですが。)

3ヶ月耐える必要があるのであれば、身体を温めて、下がっている体温を上げる努力をする方が楽ですし、続けやすいし、上がる基礎代謝量に大きな差はないと思います。

こういったことから、基礎代謝を上げるためには筋肉をつけるという考え方と体温を上げるという2つの考え方ができると思います。

 

しんどいこと=効果的!の思い込みを外して!

疲労

読者の方は、ここまでの話自体は理解できたかなと思いますが、どこか悶々とするところもあるかもしれません。

また、ウエイトトレーニングをしている方は、「しんどくないことで結果が出るというのはあまり信じれない。」という想いもあるかもしれません。

実際、こういった考え方を聞いて僕もあまり腑に落ちませんでした。

話自体は理解できました。だけど、どこか腑に落ちない。この理由は何かと考えると、身体を変えるということ、人生という大きな枠でもそうだと思います。

しんどいこと=効果的!しんどいことがないと成果は得られない。という思い込みがあるのではないかと思っています。

人生では、追い込むことで今までと違った自分になれることは感じてきていますし、脳の働きは追い込まれれば追い込まれる程よく働くことも理解しています。

ただ身体の話で言えば、気持ちがいい、楽に感じる=効果がないということではありません。

ですので、ダイエットを現在進行形で頑張られている方は、もし筋肉をつけようとトレーニングに臨まれているのであれば、見方を変えるともっと楽に基礎代謝を上げることができる可能性があります。

まずは、しんどいこと=効果的!という思い込みを外していただきたいと思います。

 

基礎代謝を上げるために筋肉をつけようとしない方がいい理由

なぜ

今回のタイトルでもある、基礎代謝を上げるために筋肉をつけようとしない方がいい理由というテーマですが、筋肉をつけることで実際に基礎代謝は上がります。

ただ、実際に筋肉をつけるようなトレーニングをするとわかりますが、非常にきつい。

それを最低でも3ヶ月、週2回の頻度で行う必要があります。これに耐えることができると基礎代謝は上がると思います。

もちろんトレーニングだけではなく、食事や休息が適切にとられた状態での話です。

今回メインでお伝えしたかったことは、体温が下がることで基礎代謝は下がる。もし36.4度以下の体温の方は基礎代謝が下がっている可能性があります。

この場合、体温を上げることで基礎代謝を元の状態に戻すことができ、結果的に以前に比べると基礎代謝を上げることができます。

まずは、下がっている基礎代謝を上げる。そのためには身体を温めることです。そして体温も上がり、さらに基礎代謝を上げたいとなればウエイトトレーニングなどで筋肉をつければいいと思います。

何事も継続が重要です。そのためには続くようなことをすることが勧められ、一般の方であればまずは身体を温めるようなことをする方が続きやすいのではないでしょうか。

このように基礎代謝を上げるということについて理解すると、読者の方にとってはより目標達成がよりリアルなものになっていくのではないでしょうか。

 

 

まとめ

今回は、基礎代謝を上げるというテーマでお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか?

一般的に言われる筋肉をつけて代謝を上げるという考え方も正しいと思います。ただ、現実的ではないとも思います。

もっとハードルを下げれば、まずは体温を上げることで下がっていた基礎代謝を元に戻す。これも基礎代謝を現状から上げることになります。

体温を上げるためには、今の季節でも身体を温めたり、冷房がかかっている部屋では身体を冷やさないように工夫をする。

そして、冷たい飲み物を避けることです。

またストレス過多の方は、これだけで低体温になってしまいますので、ストレス過多の場合は、こちらも参考にしていただければと思います。

より続けられることを選択していきたいですよね。今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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