むくみを改善する1つの方法として歩き方を変えると循環を良くすることができる

歩き方を変えてむくみを改善する

年末年始に姿勢や歩き方について自分の中で再度整理し、自分がどういう風に指導していたか、またどうすればもっと楽に歩くことができるのかな?といろいろ考えていました。

セッションの中でも、クライアントさんに歩き方を伝えていますが、歩き方を変えることで「楽に歩ける」「身体が軽い」「むくみもマシになってきた気がする」と、日常動作を変えることの大切さを感じていただけていると思います。

先日のセッションでむくみに悩む方の改善方法として、歩き方をお伝えしていきました。

歩くときに地面を蹴らないようにすることをお伝えしていますが、むくみの改善を目的とする場合、あえて地面を軽く蹴る、足首を使うことでふくらはぎの筋肉のポンプ作用を促すことができ、1日7000歩ほど歩くとしても片脚3500回も足首を使うことができます。

毎日時間をとってトレーニングをしたり、自分の身体を緩めたりすることも素晴らしいことだと思いますが、日常の動作自体そのものを改善に使う方がより効率が良く、毎日改善に取り組むことができます。

今回は、そんな歩き方を変えて、むくみの改善に取り組む考え方についてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

 

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いまの自分の歩き方に気づくこと

以前からもそうだったんですけど、今年に入って今の自分の課題でもあるし、クライアントさんの身体を変えるためにも大切なことって、“自分自身で気づく”ということ。

先日のセッションでクライアントさんは冗談で言い張っていたんですけど、「自分の歩き方は多分良いと思う。」って言っていて、それで歩き方を見てみると、女性らしい歩き方というか、体幹部は固定されていて、脚だけが前に出てぺちゃぺちゃ歩く。

歩き方が変

歩き方

重心の位置が低くくて、歩いている姿がどこか不細工というか、見ていて気持ち良さはほとんど感じない。

実際に歩き方を変えていくんですが、

  • 重心の位置を上げる
  • 手足は振り子
  • 身体の真下で着地する感覚をインプットする

こういったことを指導して歩いていただくと、楽に歩けることは理解できていたんですが、何が変わったのかが少しわかりづらかったそうです。

ただ、改めて指導したことを一度やめて、いつも通りに歩いていただくと、「あっ、身体が重いし、緊張してる。」と以前の歩き方の問題点に気づかれました。

ここが大事なんだと思うんですね。ブログを読まれている方も、実際に実践していただくことで、何かの「アッ!」っという気づきがあってほしいんですね。これがないとただ方法をやっているだけになってしまう。ここが大きなポイントだと思います。

 

身体で体感し、その理由を頭でも理解する

何かを指導するときは、できるだけやることの意味を理解した上で実践に入っていきますが、今回のクライアントさんの場合、先に実践して身体の軽さや動きの変化を体感していただいてからその変化した理由について説明していき、頭でも理解していただきました。

  • 頭で理解して体感する
  • 体感してから理解する
  • 体感することで脳にインプットする

いろんな考え方があると思いますが、最終的に大事なことは目的とすることが日頃からできることが大事ですよね。

楽に歩くということについて、改めて理解していただきたいことは、まず重心をどのような位置に設定し、なぜその位置に設定するのかということです。

重心の位置は高くする

まず重心って話からしますね。簡単にいうと身体の中心みたいな意味があって、一般的には丹田って言われるだいたいへそ辺りのことを指しています。

丹田

読者の方もこの辺りに重心がきている方が多いのかな。日頃から「私の重心はここ!」って意識している人は少ないと思うんですけど、歩くときにはこの重心位置を高くした方がいいんですね。

なぜかっていうのは、重心の位置が高くなれば歩くのが楽になるからです。

スマホが10kgぐらいのブロックみたいなイメージで画像を見てみてください。

スマホ

このブロックを向こう側に倒そうと思うと、どこの部分を押せば一番倒しやすいと思いますか?指で支えている一番高い部分ですよね。これはわかりやすいですよね。

で、これがどういうことかということが大事で、位置が高いってことは位置エネルギーが高いってこと。理科みたいですけどね。

位置エネルギーが高いってことは、その分運動エネルギーは小さくて済む。この位置エネルギーと運動エネルギーは反比例のような関係になっていて、どちらかが高いともう一方は低くなる。

ということはですね、もし歩くときに重心が低いと身体を動かすのは重たくしんどくなっちゃいます。だから重心を高くする。そうすると、移動するためのエネルギーが小さくて済む。

だるま落としってあるじゃないですか?こんなやつ。

これがもし、上のだるまが大きくて下が小さくて、ピラミッドの逆みたいな形だとかなり簡単に下のやつははじき出せるし、逆にピラミッドのような形だと下を抜くのが難しくなる。

これって、どこに重心があるのかによって物体の重さそのものは変わらないですけど、移動させるために必要なエネルギーは小さくて済むんですね。

だから歩くときには、まず重心を高くすることがポイントになってきます。人で言えばだいたい、胸だったり、頭だったりになるんですけど、これは自分の感覚に頼った方がいい。

重心の位置は自分が一番気持ちよく歩けるところに設定すればいい

クライアントさんに指導するときに重心の話をするんですけど、歩いている中で、自分はどこに重心を設定した方が歩きやすいかを感じていただくですね。

これは走るときも同じ。そうやって自分なりの重心の位置をみつけてもらうと、歩くことがより楽になっていく。

  • おでこ
  • みぞおち

こういった身体の高い部分のどこかを運ぶようなイメージを持つことが楽に歩けるヒントになってきます。

歩く=重心を前に移動させること

「歩くのに、脚を出さないで歩けるの?」という疑問を持つ方もいるんですけど、これは実感していただくことが一番納得することができると思います。

脚は自分で出そうとしなくても、出てきます。

その場で立って、身体を前に倒していきます。

重心移動

重心移動

重心移動

実際にやってみてください。勇気のある方、意識の強い方は地面に顔面を打ち付けたと思いますが、まずそんな方はいないと思います。

防衛反応が働いて脚が“勝手に”前に出てきますよね。この感覚が大事で、今って脚を出そうとせずに、身体が前に倒れていったじゃないですか。先ほどお伝えした重心が前に移動することで、脚は勝手に出てくるんですね。

ということは、歩くということは脚を出さなくても、出てくるということです。ここがポイントで、

  • 脚を出す=緊張
  • 脚が出てくる=リラックス

している状態で、リラックスしている方が当然楽ですよね。だから歩くというのは、本来脚を出すことではなく、重心を前に運ぶ、移動させるということです。

だから楽に歩くとなれば、

  • 重心を高く
  • 重心を前に

これだけでいいんですね。あと加えるとすれば腕や脚はリラックスさせて、ぶらんぶらん状態で自然に動かす。この3つができると今よりもすごく楽に歩けるはずです。

実際に現状の歩き方によって、腕の使い方や脚の使い方についてはお伝えすることは増えると思いますが、歩くということは、これぐらいのことでいいと思います。

細かいことを知りたい方は、こちらを参考にしていただければと思います。

関連記事:脚は前に出さない?!歩き方を習得するための3つのステップと考え方について

クライアントさんは、この記事を見て歩き方を体感されていると思うので、頭での理解を整理していただき、読者の方は頭の中で整理したことを体感してみてください。

そうすると、いかに今までの歩き方がしんどかったのかが再認識できるはずです。

さて、遅くなりましたが今回の本題へ。この歩き方ができると次は歩きながらむくみを改善していきたいと思います。

 

むくみの改善を目的とした歩き方について

むくみを改善するためには、筋肉のポンプ作用を活用して循環を促していきます。

ポンプ作用というのは、筋肉を収縮-弛緩という働きが血液やリンパ液の流れを促すポンプのような役割をしていますので、筋肉のポンプ作用と呼びます。

注意することは、筋肉を緊張させるように使ってしまっては、筋肉が硬くなり、それが原因で循環が悪くなる。使い方としては、気持ちよく、軽く筋肉を動かすことです。

歩いている時に足首を軽く使う

先ほど歩き方についてお伝えしていきましたが、歩くときに末端をどう動かすかということは、意識しませんでした。

ただ、ふくらはぎなどのむくみに悩む方は歩くときに軽く地面を蹴るように足首を動かすことで、ふくらはぎのポンプ作用が活用できます。

日常では片脚3000回以上も足首が動きますので、時間をとって何かをするよりも毎日の生活の中でむくみを改善できるはずです。

ポイントは強く地面を蹴らないということです。ほわっ、ほわっ、ほわっと軽く足首を使うように歩くことでふくらはぎの筋肉が緩んでいくことがわかると思います。

地面を蹴る

このように目的に応じて歩き方を変えることで、歩くことによって得られる効果が変わります。

関連記事:ウォーキングで期待できる効果とその実践方法について

ぜひ歩き方の改善をして、日頃の生活を楽に、そしてむくみの改善に役立てていただきたいと思います。

むくみで悩まれる方は、こちらも参考にしていただければと思います。

関連記事:むくみの改善をするために理解しておきたい原因と改善方法について

 

まとめ

歩き方だけではなく、人は日頃からよく行う姿勢や動作、いわゆる癖に対して違和感を感じることはありません。

そこから外れたことをしたときにはじめて違和感を感じます。その違和感は、すべてが間違っているということではなく、身体にとっていいことに対しても違和感を感じます。

もし姿勢や動作が変わり、より快適に過ごせるようになったときに、以前と同じような姿勢や動作をしてみると、逆に今までが疲れることをしていたんだと初めてきづかされます。

このきづきというものはいかに大事かが最近のセッションでは改めてよく感じます。

そういった「あっ!」っという気づきが出る内容であれば嬉しく思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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STORY・VERY読者モデル、アナウンサー、宝塚歌劇団員の元専属トレーナー。神戸女子大学ラクロス部、三菱重工業神戸在籍野球選手の専属トレーナー。
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