目・耳・顎関節へのアプローチ|HSSRラボで学んできました。

  • 2016/11/30
HSSRラボ

先日、魚住先生のところで目・耳・顎関節へのアプローチを学んできましたが、現場で実践する中でより身体を楽に、スムーズに動かすことができています。

クライアントさん自身もその変化を感じていただくことができ、これまでも呼吸と動きを同時に行うことで楽に身体を動かすことはできていましたが、それ以上のスムーズさを感じれるようになってきました。

今日はそんな勉強会で学んだことをまとめていきたいと思います。

 

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身体はつながっている

トレーナーだけに限らず、最近は一般の方も身体のことに詳しくなり、筋肉や骨、身体の組織などに興味を持っている方も多くいます。

そんな方がある筋肉を覚えるとき、ここからここまでついている、というような、少し専門的な言い方をすると筋肉の起始、停止を筋肉単体で覚えることがほとんどです。

ひとつひとつの筋肉を独立して覚えてしまうと、なぜか機能としても単体で見てしまいがちになり、つながりがあると考えづらくなります。

腰痛の原因は、頭の位置が悪いからである、とか、膝の内側が痛むのは太ももの筋肉が硬くなっているからと言われてもどこか納得しづらくなってしまいます。

今回の内容は、まさしくつながりを感じれる内容で、眼球の筋肉は後頭下筋群といって首の筋肉とつながっており、眼球や顎周りを緩めることで首が楽に動かせるようになったりしました。

また顎をさまざまな方向に動かすことで、身体の動きがスムーズになり、今まで引っ掛かりがないつもりでいたものの、まだまだ緩みきっていなかったことを実感しました。

それほど、顎の動きを活用することで身体の様々な動きはスムーズになり、緊張が取れていきます。

 

勉強会の全体の流れ

全体としては、

  1. 首を緩める
  2. 咀嚼筋を緩める
  3. 肩を緩める
  4. からだを伸ばす
  5. 顎関節を動かす
  6. 上顎、下顎主導による動作

このような流れで、2時間の勉強会を行っていきました。

眼球の動きで首を緩める

先ほども少しお伝えしましたが、眼球の筋肉は首の筋肉である後頭下筋群とつながっており、パソコン作業が多く眼球疲労の方が肩こりがひどくなる原因のひとつにこのような眼球の問題があります。

そのため、ホットパックなどで眼球を温めるとなんとなく肩こりが楽になったように感じるのはこのためです。

勉強会の最初は、眼球の動きを使って首を緩めていきました。

パソコンをよく使う方の場合、ほぼ同じ角度で画面を見続けているため、眼球を使って筋肉を緩める場合、前方一点を見つめて筋肉を緩めようと思うと逆に筋肉は緊張してしまう可能性があります。

前方ではなく、左右・上下を向いてアイソメをすると普段とは違う使い方をするため、筋肉は緩んでいきます。

顔は正面で眼球を左右・上下に動かす。または、眼球は正面、顔の位置を左右・上下に動かす。このようなバリエーションを用いて筋肉を緩めたりもしました。

たったこれだけですが、首の動きが楽になり、視野が広がったような感覚になりました。

なでて筋肉を緩める

勉強会の中で何度も出てきたのが、なでるということです。

側頭筋や咬筋、広頚筋や下顎など、さまざまな箇所をなでていき、その刺激で筋肉を緩めるというテクニックです。

シンプルが故に、タッチ感の微妙な差で筋肉の緩みが異なり、手の平を使ってしまうと思ったように緩みませんでした。どのように手や指を当てることで緩むのか。

方法としてはある意味簡単のように見えますが、テクニック次第で結果に差が出ることがよく理解できました。

毎度先生から学ぶことの中で、一番現場で必要になることがこの“感覚”的な部分です。教科書を見て学び、ネットなどで情報を得ても、結果に大きな差が出るのはこの部分の差です。

具体的にどのようにすればいいのか、ここが一番重要なことであり、先生とのタッチ感を比べると明らかに強い。

実際にこのようなテクニックをするとある程度の結果は出ていますが、この差を埋めることが自分のレベルアップにつながると毎回感じます。

耳からの刺激

これまで学んだテクニックは筋肉や筋膜、骨などが主体でしたが、今回はじめて耳からの刺激を体験しました。

聴覚を刺激することで平衡感覚の活性化ができるそうで、実際に仰向けの状態でα波CDを5分ほど聞き、起き上がって立ってみると身体が全体的に縦に伸びたような感覚が得られました。

以前から音楽は痛みの改善に役立つということに興味があり、体内の分子は常に振動し、音を奏でているということを知っており、非常に面白い時間でした。

セッション後のクールダウンのときに音楽を変えるようにしていますが、このときに活かせるような内容です。

東大のある先生が研究されている音については、血液型によって分子の振動が異なり、その振動は音を奏でており、自分の持つ分子が奏でる音と、音楽から流れる音が同じ振動であるとき身体の筋肉は緩み、それが痛みの改善につながると言われています。

聴覚への刺激でも筋肉は緩み、その逆も言えるということです。

ということは、自分がセッションをする空間で音楽によって身体調整などの結果も変わるということだとすれば、もう少し音への理解をする必要があると感じました。

 

顎の動きを使って身体をスムーズに動かす

学ばせていただいてから最も現場で活用しているのは、顎の動きを活用して身体をスムーズに動かすということです。

顎の動きは、前突・後退、側方、下制・挙上という動きがあり、身体を前屈・後屈、側屈、回旋という動きに合わせて顎を動かします。

健康なからだをつくる動きで学んだ前屈や後屈などをしても、以前に比べると身体をスムーズに動かすことはできるようになったのですが、顎の動きを加えることで動きの中で感じていた引っ掛かりがなくなり、本当に滑らかに身体が動きます。

スムーズさを感じれば感じるほど、日頃いかに緊張ある動きをしているのかということが理解できます。

クライアントさんにもこのような感覚を感じていただき、そのときおっしゃっていたことが、「緊張せずに動くことができて、初めてこれまですごく緊張していたんだなってことがわかる」ということです。

一度脳へスムーズな動きをインプットすると、次のセッション時も動きが良く、体操だけではなく、しゃがみ込み、階段昇降、スイング動作などさまざまな場面に活かすことができています。

 

勉強会を終えて

今回の勉強会を終えて感じることは、ちょっとしたことをすることで動きがスムーズになり、その“ちょっとしたこと”が結果の違いになります。

このちょっとしたことを感じるためには、毎度同じことを感じますが、やっているつもり、できているつもりで物事を見てしまうとそういったちょっとした変化に盲目的になってしまう可能性があります。

やはり自分がしたことに対して、きちんと振り返り、結果はどうだったのか、そして改善があれば改善し、再度振り返る。

この繰り返ししかないように思いますし、現状に満足することなく、冷静に現場で行っていることを見ていく必要があるなと毎回思います。

今回は、目・耳・顎関節へのアプローチの勉強会についてまとめていきました。

最後になりましたが、今回もたくさんのことを教えていただき、ありがとうございました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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