正しい姿勢とは?正しいことよりも楽に快適に過ごせる姿勢を目指すべき

正しい姿勢とは?みたいな難しそうなテーマで入っていきましたが、そもそも正しい姿勢というのはないと思うんですね。

もし正しい姿勢というのがあって、それが辛くてしんどいとすれば、僕は生きる上では必要ないと思います。何が必要かって考えると楽にとか、快適に過ごせる姿勢が必要なんじゃないかな。

楽ということは、筋肉が緊張していない状態なはず。緊張しているとエネルギーを使う。エネルギーを使う=疲れる。だから楽さ、快適さ=筋肉は緩い。

筋肉が緩い=自然体ということになるんじゃないでしょうか。だからそもそも人間の身体の構造はどのようなつくりになっているのか、どういう立ち方、座り方をすればいいのかを理解することでもっと日常を楽に過ごせるはずです。

今回は、正しい姿勢とは何か、目指すべき姿勢とはどのような姿勢かをお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

 


正しい姿勢とは?そういう姿勢はない

いっぱい言われていますよね。これが正しい姿勢ですと。だけど、僕はその正しい姿勢というものは存在しないと思います。

正しいの意味

何をもって正しいとするのか。正しいの意味ってこういう意味があります。

■正しいとは?

  •  形や向きがまっすぐである。
  • 形が曲がったりゆがんだりしていない。「線に沿って―・く並べる」
  • 血筋などの乱れがない。「由緒―・い家柄」
  • 道理にかなっている。事実に合っている。正確である。「―・い解答のしかた」「―・い内容」「公選法は―・くは公職選挙法という」
  • 道徳・法律・作法などにかなっている。規範や規準に対して乱れたところがない。「行いを―・くする」「礼儀―・い態度」「―・い判決」

goo辞書より引用:正しい

こういう意味から考えると、形があってその形に当てはまるようなことを正しいと表現する。

でも姿勢の場合、骨格の大きな構造は同じですけど、人は身長も違えば体重も違う。細かい関節の構造も違って、誰一人同じと言う人はいない。

だからその中で同じ形を基準にできない。だからこそ正しい姿勢という表現は難しいと感じています。

 

楽な、快適な姿勢とは?

人が生きていく上で大事なことは、正しさを求めるよりも姿勢でいえば快適さを求めることがいいんじゃないかと考えています。

なぜなら正しい=快適ではないからです。快適=気持ちがいいという意味でもあり、気持ちがいいことは人は継続しやすく、ストレスもないため心身共に健康に過ごすためにも大切なことだと思います。

快適とは?

■快適とは?

心身に不快に感じられるところがなく気持ちがいいこと。ぐあいがよくてこころよいこと。また、そのさま。「快適な生活」「快適な一日を過ごす」

goo辞書より引用:快適

快適さを感じる=自然体

人が快適さを感じる姿勢というのは、先ほどもお伝えしたように筋肉が過度に緊張していない、筋肉が緩んでいる状態だと考えています。

ここでポイントになってくるのがどういう姿勢になれば、どういう立ち方、座り方をすれば筋肉が過度に緊張せず、快適に過ごせるのか。そこをつかむことが重要になります。

快適な姿勢になるためには2つの見方ができると思います。

  • 全身の筋肉を緩めて自然体にする
  • 立ち方や座り方を理解する

全身の筋肉を緩めると自然に楽に立ったりすることができる

これはクライアントさん全員に一度は体感していただくようにしていますが、まず全身の筋肉を緩めることです。

そうすると、全身の筋肉が緩み、緊張のない状態ですので、その状態で立つ、座ることで非常に楽な姿勢になることができます。

逆に少しでも筋肉が緊張する位置になれば、身体が重く、緊張してしまうことに気づくはずです。

何をするにしても、快適に過ごせる姿勢を知るためにはまず筋肉を緩めることで、その姿勢を理解しやすくなると思います。

自然な位置に身体を調節することで筋肉が緩む

もうひとつの考え方は、自然な位置に姿勢を変えることで周りの筋肉が緩み、快適に過ごせるというものです。

これが一番わかりやすい箇所は肩です。一般的に肩を引きすぎている方が多すぎますが、肩を引いている状態だと、胸や背中などが緊張してしまいます。

このような状態の方を、自然な肩の位置に直すと周りの筋肉が緩み、筋肉が柔らかくなり、非常に楽に感じれるようになります。

筋肉を緩めるのではなく、姿勢そのものを改善し、結果的に周りの筋肉が緩みます。

このようにどちらからでも快適に過ごせる姿勢を理解することはでき、どのような姿勢で過ごせばいいのかがわかるヒントがあります。

 

自然体で立つための3つのポイント

自然体で立つことができると楽で、骨で立つ感覚が得られるようになります。

ポイント1 筋肉を緩めること

自然体というのは、骸骨にただ柔らかい筋肉が付着しているような状態です。また身体の機能としても正常に働き、何ら問題のない状態。

この自然体になるためには、筋肉を鍛えることではなく、緩めることです。

筋肉を緩めることで、骨で立つ感覚がよりわかりやすくなり、楽に立つことができます。

ポイント2 身体を固定させなくても立てる

正しい姿勢として言われるのは、胸を張って、肩甲骨を寄せて・・・といろいろ言われて、その姿勢を固定させるような形をとります。

固定をさせるということは、そこで筋肉は緊張してしまい、長時間このような姿勢をとっていると疲れてしまう。

快適に過ごすためには、筋肉が緩んでいることがポイント。

自然体で立つためには、身体を固定させるのではなく、筋肉を緩めればどのように立てばいいのかが勝手に決まります。

姿勢は、自分でつくるものではなく、自然になるものだと思います。

ポイント3 母趾球に体重を乗せない

昨日の記事でも少しお伝えしたんですが、母趾球に体重を乗せて立つということも言われますが、明らかにこの姿勢は不自然ではないでしょうか?

母趾球に体重を乗せて立つ

このような姿勢をとると、ふくらはぎが緊張します。

ふくらはぎが緊張する

自然体になると、足裏にかかる体重は、この部分で受け止めることになります。

マルカルドの体重分布図

ここで受け止めることで、脚全体や体幹部分にストレスが分散されるため非常に楽に立てますし、頭部や上半身などの重さを骨で受け止めるため、骨で立つ感覚が出てきます。

立ち方

快適に立つためには、母趾球には体重を乗せないことです。

まとめると、自然体で立つためには筋肉を緩めること。そして、骨で立つこと。これができると、今までとは違って非常に楽に立て、快適に過ごすヒントを大いに得られると思います。

関連記事:ふくらはぎの張りを改善するために筋肉を緩める理由

 


まとめ

正しい姿勢とは何かという問いには、さまざまな意見が出るところだと思いますが、僕自身は基本的には何をもって正しいのか、その基準がわからないので正しい姿勢という表現はあまり使いません。

人が生きる上で大切になってくるのは、正しさを求めることではなく、快適に過ごすためにはどうすればいいのかということだと思います。

もし、そのような問いに対して答えるのであれば、自然体になる、これが一番の答え。

骸骨の上に柔らかい筋肉がただ付着している。そして、内臓などの器官は本来の状態で働いている。この状態を目指すことが健康で快適に過ごすためのヒントになるのではないでしょうか。

正しさよりも快適さを。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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