低体温になる原因と改善について|下腹部を触って低体温かチェックしよう!

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低体温

 子供を抱くと大人よりも体温が高く、その温かさと愛らしさでより一層愛情が深くなります。そんな幸せを噛みしめていた今朝ですが、子供から大人になるにつれて体温が下がってしまう人が増えています。

理想とされる体温は【36.5℃】と言われ、この体温に届かない成人女性は多いのではないでしょうか?

35℃台の方も少なくなく、クライアントさんも以前までは35℃台の方がほとんどでした。なぜここまで体温が下がってしまうのでしょうか?またどうすれば体温を上げることができるのでしょうか?

現場での経験から体温はすぐに上がってくるものではありませんが、根気強く日々の習慣を変えることで徐々に上がり、36台を維持できるようになります。

ストレスが多い方、働きすぎの方、そして、あまり運動をしていない方も要注意です。今日はこの低体温についてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

 

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低体温の原因とは?

女性の方を中心に、人間の身体はなぜ低体温になってしまうのでしょうか?

そのひとつの原因は、“ストレス”です。

■ストレスとは?

ストレス(英:Stress)とは、生活上のプレッシャーおよび、それを感じたときの感覚である。

Wikipediaより引用:ストレス

ストレスというものは目に見えず、非常に特定するのには難しいものですが、日頃から大いにストレスが溜まっている方は多いと思います。

このストレスは低体温とどのような関係があるのでしょうか?

それを理解するためには、自律神経の存在を理解することが重要になります。

自律神経とは?

自律神経という言葉は頻繁に耳にしている方も多いのではないでしょうか。

自律神経というのは、実際に●●神経というぐらいので、身体の中のどこかに存在してそうですが、実際には存在していないものです。

この自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、これらはバランスをとり合うように存在し、バランスがとれていることが健康を維持する上では重要になります。

交感神経について

■交感神経とは?

交感神経系(こうかんしんけいけい、英語: Sympathetic nervous system, SNS、ラテン語: pars sympathica divisionis)は、自律神経系の一つ。

「闘争と逃走の神経(英語ではFight and Flight)」などとも呼ばれるように、激しい活動を行っている時に活性化する。

Wikipediaより引用:交感神経

洞房結節 心拍数↑
心房 収縮、伝導速度↑
房室結節 自動能、伝導速度↑
冠動脈 収縮
器官支筋 弛緩
傍糸球体細胞 レニン分泌↑
尿細管 Na再吸収↑
脂肪細胞 分解、燃焼

副交感神経について

■副交感神経とは?

副交感神経系(ふくこうかんしんけいけい、英語: Parasympathetic nervous system, PNS、ラテン語: Pars parasympathica divisionis)は、自律神経系の一部を構成する神経系であり、コリン作動性である。

Wikipediaより引用:副交感神経

瞳孔 収縮
涙腺 分泌
心臓 血圧↓、心拍数↓
血管 収縮
冠状動脈 収縮
気管支 気管支平滑筋収縮
活動↓、蠕動運動↑
小腸 運動↑、腸液分泌↑
直腸 平滑筋収縮
膀胱 排尿筋収縮

自律神経のバランスが崩れると低体温になる

ここまで、自律神経のことについてお伝えしていきましたが、現代社会はストレス社会であるため、交感神経が優位になりやすい。

健康

このようになった場合、心拍数は増加し、血管は収縮し、血圧は上昇します。

そうすると、血管が細くなるため、循環が悪くなり血流障害が起こります。

温かい血液が末端まで流れづらくなるということは、冷え性になります。このようなことが起こると、全身は冷えみるみるうちに体温が下がっていってしまいます。

逆に副交感神経が優位になってしまうと、血管が拡張し、血液量が多すぎることで循環障害を招いてしまいます。

その多すぎた血液を流すためにはより体内を活発に働かせる必要が出てきます。そうすると結局交感神経が優位となってしまい、最終的には低体温になってしまいます。

交感神経・副交感神経どちらが優位になっても低体温になり、低体温になる主な原因はストレスであり、自律神経のバランスの崩れが原因ということです。

関連記事:ストレスと自律神経の関係|身近に起こる7つの症状と改善について




 

低体温を改善するために必要なこと

低体温の原因は自律神経のバランスの乱れですので、改善のために必要なことは、

  • 自律神経のバランスを整えること
  • 循環を改善すること
  • 身体を温めること

これらが必要ということになります。

実際に現場でもこのような指導を行っていますが、体温上昇には個人差や改善できることの違いがありますが、一定の変化を感じることができています。

具体的にはどのようにこれを生活の中に取り入れればいいのでしょうか?

自律神経のバランスを整える

自律神経

自律神経のバランスを整えるためには、セロトニンという物質を多く分泌させることが改善のポイントになります。

■セロトニンとは?

セロトニン(serotonin)、別名5-ヒドロキシトリプタミン(5-hydroxytryptamine、略称5-HT)は、動植物に広く分布する生理活性アミン、インドールアミンの一種。

名称はserum(血清)とtone(トーン)に由来し、血管の緊張を調節する物質として発見・名付けられた[6]。ヒトでは主に生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などに関与する。

生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などの生理機能と、気分障害・統合失調症・薬物依存などの病態に関与しているほか、ドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし、精神を安定させる働きがある。

Wikipediaより引用:セロトニン

このセロトニンという物質は、快楽ホルモンとも言われることがあり、セロトニンが適切な量分泌されることで精神的に安定し、自律神経が整います。

自律神経のバランスが乱れてしまっている方の場合、このセロトニンの分泌量が少ない可能性があり、セロトニンを分泌させることで自律神経のバランスを整えていきます。

セロトニンを分泌させる3つのこと

ではセロトニンを分泌させるためには、どうすればいいのでしょうか?それは以下の3つを行うことです。

  • リズム運動
  • 太陽などの光を浴びる
  • ふれあい

この3つがセロトニンを分泌させるために効果的な方法となります。

リズム運動

リズム運動

リズム運動とは、一定間隔で身体を動かしたりし、そのリズムを感じるということです。

そのひとつがウォーキングです。

ウォーキングは、手軽に一定間隔を刻めるリズム運動ですし、必ず1日の中で行うことが歩くということだと思います。

そのため取り入れやすく、行いやすいことでもあると思います。

このリズム運動を行う上で重要なことは、動いている時に“リズムを感じる”ということです。

ただ行うだけではそれほどセロトニンは分泌されないそうで、リズムを感じることによってセロトニンの分泌量が増えることがわかっています。

太陽などの光を浴びる

太陽を浴びる

人間の体内リズムは毎朝浴びる“光”によってリセットされ、24時間周期が維持されています。

そのため夜更かしをし、夜中に光を浴びてしまうとこの体内リズムが崩れてしまうために体調が優れなかったり、だるさが出てしまうということが起こります。

光というのはそれほど体内に影響を与えますが、光を浴びることでセロトニンの分泌量が増えることがわかっています。

この“光”というのは、太陽の光を浴びることでもいいですし、電灯などでもセロトニンの分泌量が増えることもわかっています。

少し話が反れてしまいますが、鬱気味の方や、気分的に落ち込んでいる方の場合、部屋の電気を明るくすることでも気持ちに変化が生まれてきます。

自律神経のバランスを整えるためには、朝ウォーキングしながら日光を浴びることでより自律神経のバランスを整えられることになります。

ふれあい

ふれあい

ふれあいというのは、人と接するということも大切なことではありますが、ここでは肌と肌がふれあう、ということを意味しています。

子供の頃、泣いている時に親に頭をなでてもらったり、背中をさすってもらったときに安心した記憶がありますが、このときのような気分の安定感は、人とふれあうことで出てくるのかもしれません。

大人になればそういう機会が減ってくると思いますが、クライアントさんで言えば、身体調整をするときに身体にふれますし、その中で身体を揺らすようなリズム運動を行います。

そうすると調整後は気分が良くなっていたり、すっきりするということはよくあります。

このように人とふれあうことも自律神経のバランスを整える上では、非常に効果的だと思います。

循環を改善する

低体温になると、血管やリンパ管などは収縮し、流れが悪くなっています。

そのため、低体温の改善をするためには、これらの管を拡張し、循環の改善をすることで体温が上がると考えられます。

言葉では“循環を改善する”ということは、なんとなくイメージできそうな、難しいような感じですが、具体的にはどういうことなのでしょうか?

まず筋肉を緩める

筋肉を緩める

人間の身体には心臓があり、心臓の拍動によって全身に血液が送られ、全身を循環するサイクルが保たれています。

この心臓のポンプにより血液が流れていきますが、このときに筋肉が硬くなると内圧が高まるため血管が細くなり、血流が悪くなります。

そのため、筋肉が自然な柔らかい状態で維持することで血液の流れも良く、維持できます。

循環が悪くなっているときは、筋肉も硬くなっているため筋肉を緩めることで循環の改善を図ります。

リンパ液の流れを良くする

リンパの流れを良くする

体内には、血液の他にリンパ液という液体も循環しており、このリンパ液が流れる管をリンパ管といいます。

このリンパ液は、血流とは別で心臓のようなポンプの役割を持つ器官がありません。厳密に言えば、平滑筋と言われる筋肉がその役割を果たしていますが、心臓程拍動数は多くなく、微量です。

そのため、リンパ液は流れが滞りやすい。

心臓の代わりにポンプの役割を果たすのは、全身の筋肉であり、その筋肉が伸び縮みすることでリンパ液はより流れるようになっています。

このように筋肉を緩めることでも、循環は改善されますが、リンパ液の場合、直接リンパ管やリンパ節を刺激することでも循環の改善をすることができます。

基本的な循環の改善の考え方は、筋肉を柔らかくし、筋肉のポンプ作用によって体液を循環させるということになります。

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むくみに悩む女性が知っておきたい原因と改善の考え方について

身体を温める

これは文字通り、身体を冷やさないように身体を温めるということですが、具体的には以下のようなことを行っていきます。

腹巻をする

腹巻

身体が低体温になっている方のお腹は、冷たくなっている可能性があります。

その部位というのが、下腹部です。

へそを中心に上下に分けていただき、へそよりも上のお腹の温度と下腹部の温度を比べたとき、低体温の方の場合下腹部の方が冷たくなっています。

低体温

この冷たくなっている部分を温めていくために、腹巻を日常から巻いておきます。

今の冬の時期は、身体も冷えがちですし、身体を冷やさないアイテムとしては便利だと思います。

お風呂に浸かる

お風呂

仕事で疲れてしまったり、どうしても家でのんびり過ごしているとお風呂に浸かるのが面倒に感じる方もいるかもしれませんが、身体を温めるためにはお風呂に浸かることも大切だです。

これは説明する必要もないと思いますが、やはり身体の芯まで温めるためにはシャワーだけではなく、お風呂に浸かることが重要です。

しょうが紅茶を飲む

しょうが紅茶

これは個人的にすごくおすすめですが、しょうが紅茶を飲むと身体がポカポカして温まります。

しょうがには体温を上げる作用がありますし、生姜湯では味気ないという方も、紅茶に混ぜると飲みやすいと思います。

このようなことを日常に取り入れる

ここまで、低体温を改善するための考え方についてまとめていきましたが、このようなことを習慣化させ、生活の中に取り入れることで低体温を改善することができると考えています。

実際に現場でも結果としても感じられています。

低体温の改善には、筋肉を増やしましょうなどと言われることもありますし、実際にはそうだと思う所もありますが、それ以前に上記のようなことができていないとよりストレスが溜まる可能性があります。

ストレスが溜まってしまうと結局低体温の原因になってしまいますので、個人やその方の状態に合わせて内容を変える必要もあります。

低体温を改善するためには、上記のような考え方を参考にしていただければと思います。




 

循環を改善する方法

ここでは循環の改善を行うため、リンパへの刺激についてお伝えしていきたいと思います。

こちらも参考にしていただければと思います。

鎖骨下を刺激する

まず鎖骨の上側にある溝を掃除するように軽く擦ります。

鎖骨下

擦る

腋窩を刺激する

脇に手を入れ、その状態で呼吸し腕を揺らします。

腋窩

ぶらぶら

乳び槽を刺激する

みぞおちとへその中間部に手を置き、呼吸をし軽く擦る。

乳び槽

乳び槽

鼠径リンパ節を刺激する

鼠径部に手を置き、呼吸をしてから脚をブラブラさせる。

鼠径部

ぶらぶら

足首を動かす

足首を動かす

このような流れでリンパを刺激したり、筋肉を適度に動かすことでポンプ作用となり循環を改善することができますので、参考にしていただければと思います。

 


まとめ

いかがでしたでしょうか。低体温になる原因として考えれるのは自律神経のバランスの乱れです。

血流障害や循環障害が起こることで結果的に低体温となるため、改善のためには循環の改善と身体を温めることが重要となります。

現場で見ているとすぐに効果が出るわけではないですので、習慣を変えるという意味でも毎日できることをコツコツ続けることが重要だと思います。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

では最後に今日のまとめを書いていきたいと思います。

  • 理想となる体温は36.5℃
  • それ以下は低体温である
  • 低体温になる原因は、自律神経のバランスの乱れや身体を冷やすことにある
  • 体温を上げるためには、リズム運動を行う、お風呂につかる、腹巻などをすること
  • 何かをはじめて体温が上がるまでには数ヶ月かかる(現場の経験より)
  • 特別なことをするのではなく、上記のことを習慣にすること

このような内容でお送りしました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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