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神戸女子大学ラクロス部に1年間帯同して感じた成果と課題について

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ラクロス
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今月頭にラクロスの大会があり、神戸女子大学に帯同していました。

結果は以前もお伝えしたように準決勝で敗退し、4回生が引退となりました。この1年間選手を間近で見て感じたこと、自分の課題が大いにみつかった1年間でしたが、収穫もあった1年間だったように思います。

今日はラクロス部に1年間帯同して感じたことや現場でのことをまとめていきたいと思います。

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神戸女子大学ラクロス部での役割について

僕がラクロス部で求められたことは、基礎体力の向上と痛みのある選手への対応で、下肢の障害や腰などの痛みの改善を主な役割としていましたが、常に帯同するコーチや監督もいないため、さまざまな場面でこちらから提案をしていくということもしました。

週1回という限られた時間の中でできるだけチームのプラスになれるようにと思い、1年間を過ごしていきました。

主に行ったことは以下の通りになります。

これをすべてこなせたわけではありませんが、これらは現場で行い実践していきました。リコンディショニングについては、まだまだ理解不足であり、課題が多く残りましたが、捻挫が起こりやすい競技ですのでその対応に追われました。

この他にもしていますが、ざっとあげればこのようなことをしていきました。

 

1年間を通じて感じたこと

この1年間を通じて、感じたことは以下の通りになります。ひとつひとつまとめていきたいと思います。

コンディショニングという本当の意味の理解の必要性

この1年を振り返ると捉え方が狭かったと感じています。

コンディショニングは、一般的に体調のことをいわれることが多く、間違いではありませんが、体調を含めた体力、5つの柱のことを指しています。

コンディショニング

これら5つの柱のことをコンディショニングと言いますが、すべてをバランスよく整えることがコンディショニングを整えるということになります。

またトレーナーとしては、身体的なコンディショニング、バイオモーターアビリティの向上を主な役割とされていますが、それらを含めたコンディショニングという理解がまだまだできていないと感じています。

バイオモーターアビリティ

基礎体力の向上を目的としていたため、さまざまなトレーニングを行ったわけですが、このチームの一番の問題点は身体的な要素もありますが、精神的な要素や防衛的な要素が弱く、そこにもろさが出てしまった形でした。

いかに広い視野を持って見ていくか、この意味を改めて現場で痛感させられる形となりました。もう1年間チームに帯同することが決まっていますので、今季は広い視野でチームをみていきたいと思います。

いかに現場で応用を考えられるか

けが人が出てしまうこともあれば、時間が変わることもあり、さまざまなことが起こります。

教科書で勉強したことだけでは当然現場ではうまくいかないことだらけですが、いかに応用ができるかということが重要になります。

例えば、ラクロス部の練習時間は以下の通りになっています。

  • 火:7:20~9:00
  • 木:16:30~19:00
  • 土日:半日練習

このように週4日の日程になっており、これだけの時間で1時間のウエイトトレーニングを週2回入れることは厳しいため、それをどこにもってくるのかということを考える必要があります。

僕の場合、トレーニングをウォーミングアップの中に入れてしまい、少し長めのウォーミングあっぷになりますが、そこである程度終えて残りの時間を練習、技術練習に当ててもらっています。

いかに効率化ができるのか、応用ができるかを探った一年でもありました。まだまだ自分の頭が硬く、これをやっておけばよかったなと思うこともありますが、この1年ではさらに応用を実践していきたいと思います。

身体のことだけではベストな状態にならない

これは先ほどもコンディショニングのところで書きましたが、身体的なことが例え完璧であっても、精神的なことや防衛的な面で不足があればコンディショニングレベルは低くなります。

学生ですし、女の子ということもあり、感じるところはありましたが、これはさまざまな場面で影響が見られました。

改めてコンディショニングという意味を理解し、指導していかなければいけないと痛感しました。

選手に理解させ、自主的に実践させること

チームが勝つ上では練習をする必要があり、そもそも勝ちにこだわっているチームが練習をしないというのは論外ですが、チーム練習が短い分、個人でも練習をすることが求められます。

その際に、クロスの使い方やディフェンスするときのクロスの位置、腕の角度などを伝えたときにそれを理解させることが必要になります。

なぜその腕の角度なのか、なぜクロスの位置をそこにするのか、どういう手順で行うのかなど、それをただ伝えるだけでは選手はその場限りで終わってしまいますし、ただやってみたという感覚にしかならないと思います。

重要なことは、選手自身がどういう感覚で動作を行い、それをどう変えるのかを感覚的に理解させることです。これを行うためには、今選手はどんな感覚で動いているのかを知る必要があり、それをこちらが理解し、沿っていくことで初めて共通の認識を持つことができると思います。

理解でき、変化が分かると選手も自分で行うようになるため、そういった工夫をすることがより現場では求められると感じました。

結果に嘘はないということ

非常にシンプルで結果に嘘はなく、自分実力以上の結果はえられないということです。

そういう点では非常に反省も多く、改善点も多く見つかり、改めて今の自分の実力を痛感しましたので、真摯に受け止めて次につなげる必要があると思っています。

すべての結果は正しいということです。

トレーナーの仕事は選手をうまくすること、勝たせることではない

大会では準決勝で負けてしまったわけですが、悔しい気持ちもありますが、「来年に向けて勝てるように自分がする」ということは強く思っておらず、トレーナーの役割に徹しなければいけません。

トレーナーはあくまでもベースを作る役割であり、それ以上でもそれ以下でもありません。

 

ここでいう基礎体力と言うのは、コンディショニングにあたります。あくまでもうまくする、勝たせるのではなく、トレーナーの仕事はベースを作り、土台を作ること。そのうえで練習を重ね、戦術を練り、時の運も混じり勝利を手にすることができます。

トレーナーは裏方であり、メインになることはありません。いまいちどそれを認識しなおしたいと思います。

 

最後に

一年という時間はあっという間ですが、年々できることも増えていますが、実際にデータを集めていると自分が勘違いしていたこと、結果が伴わないことが見えてきます。

一番大事なことは、常にその場その場で一番いい選択をし、その選択がどうだったのか、結果はどうだったのか、課題が残ればどうすれば次回に活かせるのか、PDCAサイクルを回し続けることが大事だと感じます。

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本当に多くの知識や技術が必要であり、それをいかに応用するか、そして、今ある技術を少しでもレベルアップさせること。本当にいろんなことを学んだ一年間だったと思います。

こういった貴重な経験も、今後のプラスになりますし、4回生のみんなには改めて本当にお疲れ様でしたと言いたいですね。

今季で最後のつもりで1年間また選手のサポートをしていければと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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