脚の筋肉の張り|女性が悩みやすい太ももが張る原因と改善について

脚の筋肉がつく原因と改善について

脚の筋肉がついてしまっていて、なかなか落ちない。そう悩んでいる方は、ジムでいくらトレーニングをしても、スクワットをしてもうまく改善しません。

もし脚の筋肉が気になってからジムに通い出した方は、なおさらジムでマシンを使ってトレーニングしてもあまり成果は感じられないと思います。

なぜならその脚の筋肉は日常生活で行う、歩くという動作が原因で太くなっており、その動作を改善しない限り、脚の筋肉は張ったままですし、うまく成果は感じられません。

そもそも日常生活という当たり前に行う歩くということだけで筋肉がつくのか?そう疑問に思われる方もいるかもしれませんが、それは可能だと思います。

だからこそ脚を引き締めたい方に改めて考えていただきたい、身体を変えること、脚を細くすること、歩くということについて今回はお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

 


筋肉がつく条件について

まず今回の内容をお伝えする前に理解しておいていただきたいことは、なぜ歩くだけで脚に筋肉がついてしまうのかということです。

筋肉のタイプ

筋肉には大きく分けて2つのタイプがあります。(厳密には数種類に分類されます。)

  • 速筋線維(白筋)
  • 遅筋線維(赤筋)

イメージ的には、ヒラメなのか、マグロなのかという分け方がよりわかりやすいと思います。

目の前に2人の女性をイメージしてみてください。左側にいる人がヒラメさん、右側にいる人がマグロさんです。

ヒラメとマグロ

ヒラメさんは、刺激を受けると太く大きくなる特性があります。

マグロさんは、刺激を受けると多少太くなることもありますが、細くなっていく特性があります。

冒頭から“脚の筋肉”と表現しかしていませんでしたが、今回は太ももの前側に焦点を当ててお伝えしていたいと思います。この太ももの前側の筋肉の中にも2つのタイプの筋肉が存在しています。

もし歩く動作の中で、ヒラメさんに刺激を与えてしまうと歩くだけでも筋肉は太くなります。1日少ない方でも6~7000歩歩きますが、片側に約3000回以上ものを刺激が加わることになります。

そう考えると歩くだけでも太くなる気がすると思います。

速筋線維に刺激が加わる条件

詳しくは、筋肥大をシンプルに考えるといかに速筋(白筋)に刺激を加えるかということになるを参考にしていただきたいと思いますが、速筋線維に刺激を加えるための条件は主に5つに分類できます。

  • 大きな力を出す
  • エキセントリック(伸張性筋収縮)
  • 低酸素状態
  • クイック、反射
  • 素早く動かす

歩く動作の際に、速筋に刺激を与える可能性があるのはエキセントリックな刺激です。

太ももの前側がパンパンに張る!日常生活に潜む脚を太くする原因のまとめで詳しくお伝えしていますが、多くの方が歩くときに脚を前に出して歩きます。

歩き方

このような動作をすることで、脚が身体の前側に着地し、つっかえ棒のような存在となってしまうため、ブレーキがかかってしまいます。

このときに太ももの前側の筋肉に、エキセントリックな刺激が加わってしまい、それが続くことで太ももの前側に筋肉がつく可能性が出てきます。

今回は、この地面を突くという動作が脚を引き締めるポイントになりますので、覚えておいてください。

地面をつつく

 

40代女性が抱える脚の筋肉が太いという悩み

現場でもさまざまな女性が身体を引き締めたいと思われていますが、特に多い悩みはやはり脚などの下半身です。

この悩みの大半は日常生活などに原因があると思います。

あるクライアントさんの場合、お子さんも2人いらっしゃって特にこれまで激しく運動することもなかったし、トレーニングも未経験という方がいます。

この方の太ももを見てみると、脂肪もついていたり、むくみもあり、太さを感じますが、ヒップやふくらはぎなど周辺の筋肉と比べても、太ももの前側の筋肉だけついている印象を受けました。

この方の日頃の過ごし方や仕事時の環境などをお聞きしていき実際に姿勢や動作を見ていくと、あることがわかってきました。

動くときに常に膝が曲がる

クライアントさんの中でも何名かいらっしゃいましたが、歩くときや近くに少し移動するときでも、軽く膝が曲がった状態の方がいます。

表現的にはちょこちょこしているような印象を受けますが、こういう動作をしていると太ももの前側がストレスを受けます。

膝を曲げて動く

これも太ももの前側が太くなる原因のひとつと考えられました。

歩くときの重心が低い

また歩くときの重心が低く、どうしても膝が曲がって歩いてしまっていることが目立ちました。

実際にクライアントさんご自身の感覚としても、「どのように歩けているかはまだわからないですけど、脚は重いです。」このようにいわれており、歩くときに太ももが緊張した状態でした。

これが太ももの前側が太く感じる一番の原因として考えられ、この改善に取り組むことで感覚的にも軽くなったと言われていましたし、歩いた後確認してみると太ももの前側が柔らかくなっていることが確認できました。

では、もし膝が曲がって歩くことが原因の場合、どのように膝が伸びた状態で歩くように改善すればいいのでしょうか。

 

歩き方の改善について

クライアントさんにまず行ったことは今のご自身の歩き方を理解していただくことから始めました。

歩く姿がどのようになっているのか、それを日頃自分で確認することはあまりないことですので、いろんな癖がありそれをお伝えすると「えっ?そんな感じなの?」と驚かれていましたが、やはりご自身でイメージしているのとは違ったみたいです。

もっと身体は引き上がっているようなイメージだったそうですが、昔人間型ロボットでいたアシモ(?)のように、膝が曲がり、どこか重たい印象で歩かれていました。

アシモ

アシモ

これを以下のような手順で改善していきました。

UFOキャッチャーで吊られるイメージ

UFOキャッチャー

今回クライアントさんにお伝えしたことは、UFOキャッチャーで吊られた人形のようなイメージです。

操り人形のようなものがUFOキャッチャーで頭を持たれてキャッチされたとき、手足はぶらんぶらんにぶら下がり、脱力状態になります。

こんな感じです。

頭がぶら下がる

実際にクライアントさんの頭を持ち、気持ち頭を引き上げるような感覚でサポートしました。

そこでクライアントさん自身も重心を引き上げることを体感していただき、その状態で吊られている頭が前方にぶら~んと商品が落ちる穴の上に運ばれるようなイメージで移動していき、それを僕自身もサポートしていきました。

歩き方

歩き方

歩き方

歩き方

すると、これまで踵で着地するということはわかっていたつもりではいたものの、自然と踵で着地できていることも感じられていましたし、身体の前に着地をしようと思うと太ももの前側が緊張してしまうことも感じられていました。

移動するときは余計なことは考えない

頭部が上方から吊られるようなイメージで前方に移動する。というよりも移動させられるぐらいの感覚で前に進んでいくと手足もリラックスでき、非常にスムーズに動くことが体感できたそうです。

実際に現場で指導していたり、ブログでもこうやって文字にしてお伝えするのとでは伝え方を変えないとうまく伝わらないと思っています。

ですので、ブログの場合、どうしても目に見えない情景をイメージしていただかないといけないので、文字が多くなってしまいます。これを省いてしまうと、本来伝えたい部分のことがうまく伝わりません。

ですが、現場での場合、情景は視覚から入ってきていますので、文章とは別に余計なことを考える必要もなく、お伝えしたことはただ吊られて移動するということだけでした。

それで手足も気持ちよく動き、歩いた後には太ももの前側を緩んでいるし、全身が軽くなり、緩んでいることを体感していただくことができました。

読者の方への伝え方が難しいのですが、実際に歩くときにはあまり細かいことは考えず、重心を前に移動させることがリラックスして歩くためのポイントになります。

関連記事:歩くことで健康になろう!2ヶ所で振り子を体感して気持ち良く歩く

 

歩き方を改善することで脚の筋肉は細くなる

太ももの前側がついてしまう原因のひとつに歩き方があるということをお伝えしてきましたが、このような場合はマシンを使うことが必要でもなければスクワットも必要ありません。

原因を取り除くことができると、結果はでてきます。

上記でお伝えしたことを整理すると、太ももの前側にストレスが加わっていた原因は、歩く際の着地が問題だったからです。脚を前に出し、つっかえ棒のような存在となることで太ももの前側の速筋線維が刺激を受ける。

速筋線維は刺激を受けると太くなる特性があり、これが原因で女性の方は悩むことになります。

ということは、この刺激を取り除くことができると、太ももの前側にストレスがかからず、時間の経過と共に細くなってくるはずです。

では具体的にどのように歩き方を改善するのかというと、重心の位置を引き上げ、その重心を進みたい方向に運ぶ。そうすると、手足はぶら下がったようなリラックスした状態となり、着地は身体のほぼ真下の位置にきます。

すると、つっかえ棒のような存在とはならず、太ももの前側にストレスを受けずに歩くことができます。

この歩き方の変化が体感できると、以前よりも楽に、そして気持ちよく歩くことができます。こういった流れを実践できることで、脚の筋肉は引き締まっていき、ご自身が思い描く脚に近づいていくのではないでしょうか。

歩き方だけではなく、階段の上り下り、ランニング、自転車など、さまざまな要因が太ももの前側にストレスを与える可能性があります。

これらについては、こちらを参考にしていただければと思います。

 


まとめ

今回は、脚の筋肉を引き締めるというテーマでお伝えしてきましたが、やはりどんな症状、悩みでもそれらが起こる“原因”があるはずです。

僕はそれを特定することは難しいと思いますが、お話を伺う中である程度みつけることができ、それを過程し、セッションの内容を決め行っていきます。

お話を聞けば聞くだけ今のお身体になった理由が見えてき、僕自身が大切にしていかなければいけないことは、その情報をいかに引き出せるかです。

クライアントさんは、その質問を受ける中でご自身でも頭のなかを整理し、原因をご自身でも想像するかが大事になると思います。

その原因が理解できることで、「自分の身体はだからこうなっているだ、じゃあこういうことをしないといけないな。」とこれからやることの必要性、意味が見いだせると思います。

言葉で書くことほど容易なことはなく、実際に指導となると本当に難しい作業だと思いますし、僕自身は常に自分を疑って、レベルアップをしていかないといけないと本当に最近も痛感しています。

ブログからでも何か少しでもみなさんの変わるきっかけがお伝えできていると嬉しく思います。

脚の筋肉が太いと悩まれている方は、一度歩き方について考えてみてはいかがでしょうか。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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