筋肉を柔らかくする7つの考え方と実践方法について

  • 2018/1/16

筋肉を柔らかくするためには、ストレッチだけではなくさまざまな方法で筋肉を柔らかく緩めることができます。

人間の身体はいろんな刺激に対して反応し、変化を見せてくれるため、1つのことにこだわりすぎることは少しもったいない気がします。

今回は、筋肉を柔らかくする考え方をまとめてみたいと思います。

 

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筋肉を柔らかくする7つの考え方について

筋肉を柔らかくするためには、どうすればいいのでしょうか?

筋肉を柔らかくする考え方① 筋紡錘を対象とする

筋肉を伸ばしていくと突っ張りを感じ、痛みが伴ってくる箇所があると思います。身体の中にある、感覚受容器と言われる部分が伸ばされている長さや強さなどを感知し、「これ以上伸ばされると筋肉が傷つく」と判断している器官があります。

この器官のことを、筋紡錘(きんぼうすい)といいます。

ストレッチングで筋肉を緩ませるとき、最も重要な存在がこの筋紡錘であり、この筋紡錘が伸ばされた長さに適応することで筋肉が緩みます。

逆に筋紡錘を刺激するようなストレッチングを行ってしまうと、筋肉は緊張し、収縮してしまいます。

ストレッチングで筋肉を緩める場合、ストレッチングのやり方を理解しよう!本来の意味と実践方法についてを参考にしていただき、筋紡錘の存在や具体的なやり方を理解していただきたいと思います。

筋肉を柔らかくする考え方② 腱紡錘を対象とする

筋肉が硬い、ストレッチングで前屈しても手が足の指先につかない方は、筋肉が緊張し収縮している状態です。

こういう方は伸ばそうとすることは非常につらい。逆に筋肉が緊張しているので、収縮させる方が楽なわけです。このような方の場合、腱紡錘の存在を知っておくと、筋肉を柔らかくすることが楽にできる。

腱紡錘とは、腱の中にある感覚受容器で、筋肉が収縮すると腱紡錘が刺激を受け、刺激を受けると筋肉を緩める反応を示します。

筋紡錘 筋肉が伸ばされすぎたときに防衛反応として筋肉を縮める(緊張させる)
腱紡錘 腱が伸ばされすぎたときに防衛反応として筋肉を緩める

要は、筋肉を守るために防衛反応が起こります。その反応は、どこの器官で受けたのかによって反応が異なるということです。

腱紡錘に刺激を与えて筋肉を柔らかくすることを理解するためには、うまく力が抜けないときは筋肉を収縮させることで筋肉は緩むを参考にしてください。

言い方を変えると、筋肉は収縮させることでも緩めることができるということになります。

筋肉を柔らかくする考え方③ 皮膚を緩める

人の身体はつながりがあり、皮膚を緩めるとその下の筋膜が緩み、筋膜が緩むと筋肉も緩みます。

そのため、対象物を皮膚としても筋肉を柔らかくすることができます。

皮膚については、こちらの書籍が参考になります。

筋肉を柔らかくする考え方④ 筋膜を緩める

筋膜は、

  • コラーゲン
  • エラスチン
  • 基質(ヒアルロン酸)

などからできていますが、筋膜を緩めるためにはコラーゲンレベルで緩める必要があります。

それぞれにはこのような特徴があります。

コラーゲン 硬い、強い
エラスチン ゴム質
基質 ジェル状

なぜこれらをお伝えしたかというと、一般的にストレッチングを行う時間は10秒だったり、30秒だったりします。

これは、エラスチンが緩み、エラスチンはゴム質ですので、短い時間のストレッチングでも筋肉が一時的に柔らかくなります。ただ、時間が経つと元に戻る。

筋膜を緩めるためにはコラーゲンを緩めることが重要ですが、その場合、まず基質をジェル状から液体に変えることが必要です。そのためには、ストレッチングを約90秒以上すること。

そうすると、基質がジェル状から液体に変わり、そこで初めてコラーゲンが緩み、筋膜が緩み、そして筋肉が緩むという流れができます。

だからストレッチングをするときの時間は、ブログでお伝えしているのは“2分間”とお伝えすることが多くなっています。これは筋膜レベルで緩める意図があるからです。

筋膜を緩める方法については、バランスボールを使って身体を整える考え方と実践についてなどを参考にしていただければと思います。

筋肉を柔らかくする考え方⑤ 呼吸で緩める

人が当たり前のように行っているけども最も大事なことのひとつが心臓の拍動と呼吸ではないでしょうか。

この呼吸のやり方を変えることで筋肉を緊張させたり、緩めることができます。

これは、正しい呼吸法ってどんなやり方?目的によって呼吸の方法を変えると得たい効果が得られるをご覧ください。呼吸ひとつとっても目的に合わせて変えることで、さまざまな変化が出ます。

筋肉を柔らかくする考え方⑥ 循環を改善する

肩こりによって感じるだるさというのは、筋肉が硬くなり血液などの循環が悪くなることで鈍痛のような重だるさが出てきます。

  • 筋肉が硬くなる→循環が悪くなる

このような関係になるわけですが、これを逆の発想で考えると、

  • 循環を良くする→筋肉は緩む

このような考え方ができるはずです。実際にお風呂などで身体を温めると血管が拡張し、血流が良くなります。

そうすると、硬くなっていた筋肉も身体が温かいときは柔かくなっています。これは、循環が改善されることで、筋肉が緩むという反応だと考えることができます。

こういった血液やリンパ液の流れを改善することも、筋肉を緩めることにつながります。

この考え方については、身体のだるさを解消するために考える循環の改善についてを参考にしていただければと思います。

筋肉を柔らかくする考え方⑦ 脳の緊張をとる

重要な会議や試験、人生を左右する局面では強度の緊張が強いられ、身体ががちがちに緊張して動きづらくなることがあります。

ただ、その重要なことが終わった瞬間開放感を感じ、身体が軽くなった経験はないでしょうか?

身体の器官、筋肉などを支配しているのは脳です。この脳が緊張状態になっていれば、緊張の指令が下るため全身はそういった反応を示すはずです。

逆にリラックス状態にあれば筋肉も柔らかくなりやすい。

脳のことを知れば、痛みの改善にも役立ちますし、新しい視点ができるようになります。こういった脳も筋肉を柔らかくするためには、忘れられない存在です。

脳については、身体の痛みは脳が感じている。痛みを感じないように過ごすと改善される腰痛の改善と痛みを感じる脳との関係についてなどを参考にしていただければと思います。

関連記事:ストレス過多の方はトリプトファンを摂取してセロトニンを作ろう!おすすめのサプリメント4選

またこの他に筋肉を揺らすことでも筋肉を緩めることができます。

最近分かったのはこういうものを活用することで楽に緩められます。

自分で筋肉を揺らしてもいいですし、少し楽をしたい方はこういうものを活用してみてください。

 

現代人の筋肉が硬くなってしまう原因

ここまでは筋肉を柔らかくする考え方についてお伝えしてきましたが、こういったことを知ることも大事なことですが、もう1つ深く考えないといけないことは、そもそもなぜ筋肉は硬くなってしまうのか、ということです。

いろんなクライアントさんと話をしていても、“何かの方法”を求める方は多く、“なぜという原因”を求める声はあまり多くありません。

だからこそ改めて僕のような立場の人間が少しでも文字として、言葉としてお伝えしていくことに意味があると思っていますし、それが気付きになればと思っています。

静物化になった現代

先日、久々に家族と電車に乗ってお出かけをしていたんですけど、僕は電車の中で見える景色というか、風景というか、光景というか。

あまり自分には合わないと改めて感じました。車内全体を見渡していると、みんな顔が下を向き、背中が丸くなっている。

会社で仕事をするとき、家でのちょっとした時間。スマホやタブレット、パソコンなどと向き合う時間が増えて、その画面を食い入るように見つめて、便利になった反面、静物化した現代人。

見た目の動きはありませんが、筋肉は常に緊張し、筋肉は緊張し続けると硬くなっていきます。

だから現代人の筋肉は硬く、不調が多くなっていると考えることができます。もっと身体を動かすことを意識しないと、楽さ、快適さが優先される今の感覚のままで行けば、不健康になってしまう方は増え続けてしまうのではないでしょうか?

答えをすぐ求めず、考える習慣をつけること

今は情報社会ですので、答えを手に入れやすい。だから思考のパターンも、最短で答えを求めようとするから、「どんな方法をすればいいですか?」という質問が増えるような気もします。

今に始まったことではありませんので、考えるということが、今の僕もそうですし、足りていないことが多い。

だからこそ、一度立ち止まって考える習慣をつけることが大事。なぜなら、そういう思考がないと「原因は何か?」と考えないはずです。

「どんなことをすればいいか?」これはあまりにも思考停止の質問だと思います。

本題からは少しずれてしまいますが、考える習慣をつけることも、現代人にとっても、今の僕にとっても大事なことなのではないでしょうか。

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まとめ

筋肉を柔らかくすること=マッサージ、ストレッチという答えは多くでそうですが、その方法はさまざま。

当然、上記でお伝えしたこと以外のことも考えられ、ざっと思い浮かんだものだけをお伝えしています。それだけ人の身体は奥が深い。だから面白い。

身体が硬い、筋肉が硬いと思っている方はぜひ参考にしていただき、実践していただきたいなと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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