今回の長期入院について|ニュースレターNO.145

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6月6日(火)、元気に退院しました。術後の経過もよく、身体はいたって元気です。多くの方にご心配をおかけしましたが、これで再スタートです。徐々にコンディションを整えながら、現場に復帰していきたいと思います。

1月中旬に不調を感じ始め、下肢のむくみが上半身にも移行してきたところまで、3ヶ月ほどの期間があり、むくみ対策だけができないでいたところ、ある人からの話のきっかけで心臓の検査が必要ではないかという結論になり、4月28日(金)に富永病院に検査入院することになりました。このときすでに心臓は末期状態の心不全になっていたようです。

むくみはすべて水であるということで、入院してすぐに身体の水抜きを行ったところ(利尿剤)、体重の減少とともにむくみも減少していきました。1日で11kgちょっと体重が減少したという考えられないことを体験しました。約1週間で体重が20kg近く減少し、むくみも同様に消失しました。それだけ水分を溜め込んでいたのかと驚きのなにものでもありませんでした。

人間の身体は実に不思議です。その後はむくみもなく、体調もよくなりました。体調は入院して利尿剤の点滴を打った直後からよくなり、歩いても何ら問題を感じなくなりました。

原因は、と考えると高血圧と水分摂取かもしれません。血圧が高いのはなぜかな、と思っていたのですが、まさか、心臓の弁が悪くて血液が逆流していたとは想像できませんでした。いろいろな検査の結果、心臓弁膜症とわかり、状況について説明を受けましたが、いずれも納得するものでした。血液を送っても逆流して戻ってくるようでは、よくも呼吸できていたものです。40日間の検査、手術、術後でいろいろと考えることもできました。

もっと早い段階で、心臓の検査を受ければよかったということになりますが、自分のこれまでの経験と知識から、まさか心臓に問題があるのではというところに行きつかなかったのです。そこに行きつくまで3ヶ月以上かかったのは、一面性の考え方をしていたからでしょう。腹部の不快と心臓の関係がまったく頭の中になかったということです。

いずれにせよ、良い病院と優秀なドクターにめぐり会えたことに感謝しなければいけません。病院は、知人のところでしたが、以前は脳神経が専門で、心臓・循環系もやっていることを知らなかったのですが、調べると心臓のほうも扱っていると事がわかりました。お世話になった三名のドクターは優秀で若く、自信に満ちている方々でした。主治医の南方ドクターは、判断、決断も早く、事もスムーズで、説明も明瞭、私のリズムとぴったりであったことも幸いしました。

検査から手術まで24日、手術から退院まで16日、遅いようではありますが順調であったと思います。学校も落ち着き、現場を教職員に預けて安心できる状況であったことから、ゆっくり静養をかねさせてもらいましたが、家族にも教職員にも、当然ドクターや看護師の方々にも感謝しなければなりません。

我が身を傷つけて体験したことは、何よりも貴重な勉強であり、今後のいろんな指導にも生かせると思います。体調に注意しながら、ますます意欲をもってこれからの生活・仕事に励んでいきたいと思います。

最後に、多くの方々にご心配いただき、またメールや見舞いにきていただきました。ここに慎んでお礼申し上げます。 感謝

手術後の経過
5月22日(月)49.5kg(16.3%) 1480cc

朝の血圧は、93/75であった。7時に浣腸し、8時に心臓の薬を飲み、8時30分に点滴と筋肉注射を打った。心臓弁膜症の治療として僧帽弁と三尖弁の手術と心房のメイズ手術を行った。弁の手術は、いずれも人工弁輪による形成術であった。この形成手術は、弁尖部の接合を確保し、逆流を消失させるものである。

あと1つ、心房のメイズ手術は、左右の心房の拍動を同期させ、心房の振動を調整するために、電気的に内部を数箇所焼く。この3つの手術は無事に終わった。この他に、心房の外側にある左心耳、右心耳を除去した。

手術室に9時30分に入り、15時40分にでてきた。手術時間は、4時間37分だった。そのままCCUに入った。手術室に入り、手術台に乗り、全身麻酔の注射をしますよ、といわれて20~30秒で眠りに入り、これからかと思ったら「終わりましたよ」という声が聞こえてきた。感覚的には、2~3分であった。

CCUではっきり目覚めたのが24時ごろであった。傷の痛みなどはまったく感じなかった。全身麻酔だけで特に痛み止めの注射は使わなかったということである。ただ、身体を動かせないので、わずかに身体を動かすと、肋骨に痛みを感じ、後は首をほとんど動かすことができなかった。喉には人工呼吸器が入り、口には酸素マスクをつけているのでしゃべれない。

喉が渇いてきて、朝10時に氷を1つもらうまでが長くつらい時間であった。身体のいろんなところにチューブが入っており(頸部、腹部、鼠径部など)、これらがある程度取れないと歩けない。

23日(火)3190cc

夜中は、つば、タンなどが喉にたまり、何度も吸い出してもらって朝を迎えた。熱が少しあるということで、大きなチューブ抜きも延期になった。この日は、喉の人工呼吸器が取れ、話ができるようになっただけで、動かずに寝ているだけの1日となった。動かないことは、正に「拷問」であった。

24日(水)3400cc

朝、心臓の補助装置を働かせるために入れていた左股関節の管を抜いたので両脚が動かせるようになった。午後には、首と腹部にあるチューブを抜いたので、夕方に立つことができ、歩行訓練を行った。距離的には、100mほど。普通のペースで歩けた。歩行はまったく問題がなかった。食事もこの日の朝から食べた。

25日(木)50.5kg 1573cc

血圧が上がらないということで、いろいろ調べたところ、胸部X線で気になるところがあり、胸部のCTをとったところ、手術の影響で左の肺に空気と水が入ったようで、肺気腫になっていた。CTを見ると左の肺は、半分ぐらい塞がれていた。それで午後に左肺の空気と水抜きをすることになった。ベッドの上で行ったが、実に強烈なものであった。

空気と水抜きをするとすぐに肺が広がった感じがした。このままチューブを突っ込んだままで、様子を見ることになった。歩くことに問題はない。夜は、このチューブの影響で、左脇、左胸、左脇の後方などに、痛みが転々とし、苦痛を伴う眠りとなった。

26日(金)50.2kg(17.6%) 1050cc

今日から入院して5週目に入る。夜中、いろんなところに痛みを感じたが、同時に汗もしっかり出た。朝、汗を拭いて着替えをしたのですっきりとした。昨夜からご飯食にしたので、食欲はある。夕方、胸部のチューブを抜いた。これも強烈な痛みであり、ドクターもよくうらまれると言っていた。しかし抜いた後は、気分壮快である。後は、ペースメーカーのコードだけである。

27日(土)49.8kg(17.3%) 1100cc

チューブもほとんど抜けたので、寝返りができるようになり、長い睡眠が取れるようになった。起き上がりも一人でできるようになった。肺も膨らんだままで、状態もよいことから、午後に一般病室に移ることになった。これで面会も自由となる。

28日(日)49.2kg(17.6%) 1300cc

体調はよい。まだ、寝ているときに不整脈が出るということで、明日、電気ショックを受けることになった。後は、課題の不整脈の対応だけである。寝ているときに、身体の細胞が活性化しだしたことを感じる。

29日(月)49.7kg(18.7%) 1300cc

廊下を8周歩ければ、明日シャワーを浴びられるということで、8周歩くことになった。通常歩行で歩くことには全然問題がなく、歩行後の血圧は152/97、HR76であった。呼吸調整して歩かなかったので、血圧は少し高めとなったが、動悸や息切れはまったくなかった。夕方、電気ショックを受ける。いわゆるAEDである。刺激を三段階に分けて、電気ショックを与えたようである。

ぼんやりした麻酔をかけての実施で、最後まで意識はあったが、電気ショックのときは当然であるがわからなかった。終わったという声とともに自分でおきて、部屋まで帰った。電気ショックの成果はすぐに見られなかったようで、4~5日様子を見ることになった。成果が見られなかったら、もう一度トライしようか、ということになった。電気ショック後は、心臓が軽くなり、呼吸もより楽になった。

30日(火)48.8kg(17.2%) 1550cc

身体の代謝が上がってきているせいか、体重が減ってきた。1日1700kcalでは、当然やせてくる。午後、
5回目の心エコーをとった。左室駆出率(EF:ejection fraction)は、通常60%であるが、手術前の30%から50%に大幅に改善が見られた。身体はますます元気になってきた。

31日(水)49.1kg(17.9%) 1100cc

今日は検査も何もない1日であった。見舞いの多い1日でもあった。腹から入っているペースメーカーのコードだけが気になる程度で、身体は本当に元気である。できるだけ時間を取り、左胸のリンパドレナージュをした。おかげで、左胸が軽くなり、胸郭を拡くのも楽になった。後は、左肩と肩甲骨の間の不快感(左肩を動かすと痛みを感じる。これは手術のとき長時間、左の胸郭を広げていたことが原因と思われる)と不整脈の対応だけである。

6月01日(木)49.5kg(16.7%) 1500cc

検査も何もない1日。初めて階段練習をした。1階から5階まで101段を2往復したが、特に動悸や息切れもなく、少し汗ばんだ程度であった。後はのんびりした。午前、午後ともに見舞いがあり、それで時間もかなりつぶれた。

02日(金)50.0kg(18.6%) 1400cc

昨日の階段の影響が少し脚に残っている。午前中に最後のペースメーカーのコードが抜けた。これで身体からすべてのコード・チューブ、点滴の針が抜け、元の身体に戻った。気分壮快。身体に何もつけていない状態は、もう1ヶ月以上になる。月曜日に採血、胸部X線と心電図をとり、それで問題なければ退院ということになった。

03日(土)50.0kg(16.7%) 1200cc

今日も何もない1日。午後、シャワーを浴びてすっきりした。ますます身体は元気になっていくのを感じる。退院まで、あと少し。

04日(日)50.6kg(18.1%) 1450cc

入院して38日目、最後の日曜日。今日も何もない1日であった。身体のあちこちのきしみなども取れ、気分のよい1日であった。問題がなければ火曜日に退院ということになったので、よりよいコンディションで退院できるように努めたい。食欲もあり、ここ2~3日、よく食べているので体重も増える傾向にある。今後は、体力アップが最大の課題になる。

05日(月)50.9kg(16.3%)

朝の採血、胸部X線、心電図、いずれも問題なく、明日退院ということになった。夕方、南方ドクターより、今回の手術にいたる経緯と今後のことについて説明があった。弁の手術については、僧帽弁は漏れもなく完全にとまっているが、三尖弁については少し漏れが見られるものの問題はないということであった。

後1つ課題の心房細動であるが、手術後は正常に戻ったが、2~3日でまた出たという。しかし、3~6カ月の間に正常になることもあるので、様子を見ていくということになった。今後は、薬の処方を守り、徐々に体力アップを図ること、という指示があった。明日、いよいよ退院である。

06日(火)51.3kg(17.7%)

朝食をとって、退院手続きを行い、元気に退院した。長いような短いような40日であった。そのまま学校に向かい、メールなどをチェックし、昼食をとって、帰宅した。家には、山ほどの郵便物があり、その整理をし、落ち着いたら夕方になっていた。当然ながら、我が家は落ち着く。

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