気功を体験して|ニュースレターNO.165

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3月29日から4月4日まで中国の大連に行ってきました。今回の目的は、気功を学ぶことでした。友人のいる遼寧師範大学に行き、そこでカンフーの授業をされていて、中国の気功の指導者たちの指導をされている苗(みょう)先生から4日間指導を受けました。

実際に初めて気功を観て、そして体験しました。教えていただいたのは「健身気功」のレベル1の「易筋経」と呼ばれるものです。「健身気功」には、4つのレベルがあり、その第1段階のレベルの気功でした。最初に、その「易筋経」の実演を見せていただきました。全部で12の動作で構成されていましたが、全部通してやると18分もかかっていました。

その12の動きは、滞ることなく脈々と続いている感じがありました。静止状態はあるのですが、動きながら静止しているというか、なんとも表現できないものでした。呼吸もどのタイミングで息を吸って、どのタイミングで息を吐いているのかも分かりません。一切顔にも出ません。静寂の中にダイナミックさを感じました。観ているものにとってはスゴい迫力が伝わってきました。その迫力が、きっと「気」なのでしょう。達人的なレベルと表現した方がよいのかもしれません。

演技というか、終わられたときには、かなりの汗をかかれていました。その後、いろんな質問をしましたが、大切なことは頭の中を空にするというか、それどれの動作に集中していくことだといわれました。その意識は、一部分ではなく全身にいきわたって行わなければならないということでした。

実際にやってみると、腕や手を意識すると脚や足を忘れてしまいます。もっと大切なことは、それぞれの動きに意味があり、それをまず理解しないと適切な動きができないということです。したがって、呼吸に合わせてというよりも、まず一つ一つの動きをきちっとやることからはじめ、それぞれの動きが理解できれば呼吸は自然についてくるということです。その段階から本当の気功が始まるのでしょう。

ポイントは気持ちと呼吸ということでした。特に、呼吸については、背部の尾てい骨あたりから息を吸い始め、徐々に脊柱を上に上がって頭部まで、そこから前に行って顔面に入り、目から鼻、そして口の中に息をためます。それを口から吐き出しながら、喉、下腹部、骨盤底まで意識が入って、息を吐きます。これが一つのサイクルで、次の息を吸うには、股から後方の尾てい骨に行って息を吸い始める。このように身体の前後の面で呼吸を繰り返すといわれました。

また、身体を反らせることはあまりなく、ねじりと前方への屈みが多くありました。これは内臓をマッサージすることになるといいます。それから、ゆっくり動く・移動するときに大切なことは、内臓を揺り動かさないようにするイメージを持つことだといわれました。それから力の入れるところと抜くところをきちっと使い分けなければならないということでした。このような動作は、スポーツパフォーマンスにつながるものと思われた。

事実、苗先生は、四肢を非常に速く動かすことができます。目にも留まらぬ速さという表現がぴったりでした。そのような素早い動きができるというのも、リラックスしていて、その中で急に力を入れたり抜いたりできるということなのでしょう。

1日3つの動きを、そして4日間で12の動きを教えていただきました。最初は、次の動きが気になって仕方なかったのですが、ホテルに帰ってバスルームで鏡を見ながら遊び感覚でやってみると、リラックスしてできるのですが、先生の前でやると緊張するのか力が入りすぎてしまいました。

実際に、やってみたら、動的なストレッチと静的なストレッチングが組み合わされた感じで、動いていても気持ちがよくなるのを感じ取るとともに、身体のバランスもよくなる気がしました。また、リラックスできていくことも感じられました。何よりもむつかしいのは、頭の中を空にしてひとつの動きに集中できないことです。

なぜか途中で余計なことを考えたり、思い浮かべたりしてしまいます。本当に、一つずつの動作が理解でき、それに呼吸のコントロールができるようになれば、クールダウンに活用できそうな気がします。それは、身体的にも精神的にもリラックスできることを実感できたからです。

日本に帰ってからも、朝起きた後と、夜寝る前に、1日2回続けています。ようやく動きも覚えたので、次の動きが気にならないようになり、日に日に楽に動けるようになってきました。まだ時間は10分ぐらいかかり、ゆっくり動き続けることのむつかしさを実感していますが、気功の終了した後の爽快感というか、体の中がスーッとした感じになり、非常にリラックスできた感じになります。

マスターできれば、クールダウンに使えるように応用を考えたいと思います。

今回の訪中は、気功を習うことだけが目的でした。行く前には、相手に「気」を通すなど、そのようなものを期待していたのですが、実際にはそのような気功はやらないといわれていました。どこか、特別なところで、特別にやっているのでしょう。本来の気功の目的は、あくまで健康になるという目的のためにあるのだといわれました。特別な、「気」の気功ということになってしまうと、宗教的なものに近づいてしまう危険性があるとも言われていました。

私も、まず健康のために新鮮な酸素を吸い込んでガス交換をし、体の中に気を取り込み、気力を充実させて今後の勉強に役立てたいと思います。そして、自分のからだに何か芽生えたら、習得した気功をいろんな方にも教えられるようになると思いますので、辛抱強く毎日繰り返していきたいと思います。

やはり、本物は見るだけではなく、直接一つずつ教わり、自分で繰り返しやらなければ、本物の意味・効果というものは分からないし、自分のものにはならないとつくづく思いました。

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