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音楽「伴走」効果は|ニュースレターNO.167

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新学期が始まったと思ったら、もう5月。新入生たちは、長い連休を明け、リフレッシュするとともに一段アップして落ち着きを見せてくれています。今日、その一年生に本物のスポーツトレーナーになるためには、「何を、どのように学べばよいのか」ということについて講義をしました。

勉強の仕方というよりも、どのようにして知識や情報を身に付けていけばよいのか、その心構えのようなことを話しました。そして、最後には、「自分の夢を実現させるためには、思い続けることである」ということで締めくくりました。自分のための勉強であり、自分のための学校であることを自覚してくれたようです。今後を期待したいと思います。

それから、春にできなかった「コンディショニング」「リ-コンディショニング」のスペシャル講座を開催することになりました。現状に満足されていない方やレベルアップを図りたい方はぜひ参加ください。きっと新しいものを手に入れることができると思います。

さて、今回は、5月1日(火)の朝日新聞朝刊に掲載されていた記事を紹介したいと思います。大きなタイトルは、「音楽伴走の効果は」というものでした。音楽を聴きながら走るということですが、当然賛成派と反対派がいます。皆さんはどう思われるでしょうか。

トップランナーの指導者たちは、おおむね反対のようです。その理由は、「走ることに集中できない」ということのようです。賛成派は、「リラックスできる」ということのようです。私自身は、賛成でも反対でもなく、音楽を聴きながら走ることによって得られる効果がどんなものであるのか、また何を期待するのかによると思います。

当然、ハイスピードでは邪魔になって走れませんし、ましてレースの時に音楽を聴きながら走ろうとも思わないはずです。もちろんルール違反になります。大事なことは、何のために使えるかという事ではないでしょうか。

たとえば、ジョッグの目的は、リラックスして疲労回復したり、体調を整えるために行うものですから、このような練習においては効果的ではないかと思います。音楽を聴かなくても、走ること以外にいろんなことを思い出したり、考えたりしているものですから。

「どんな走り(練習)であろうと、四六時中レースのことを考えながら走らなければならない」という考え方が、私には“must be”、“must do”という考え方のように思えます。興味深い話題ですが、皆さんの御意見をお聞きしたいものです。

『ジョギングが心地よい季節。街にはiPodに代表される携帯音楽プレーヤーで音楽を聴きながら走る人が増えた。走行距離やペースを音声で知らせ、パソコンにつなげば、世界中のランナーと競える製品も登場した。一方で、トップ選手や指導者の中には、練習中にイヤホンで音楽を聴くことに否定的な声が根強い。「iPodランナーは勝てない」という指摘。いったいなぜ?

「リズムに合わせて一定のペースを刻める」「気持ちが高まる」「飽きない」……。音楽を聴きながら走る人は、様々な「効能」を唱える。「イヤホンランナー」は、小型のデジタル携帯音楽プレーヤーの普及で急増した。米ランニング専門誌「ランナーズワールド」が昨年実施したアンケートによると、40%以上が「音楽プレーヤーを携帯して走る」と回答している。

女子マラソン世界記録保持者のラドクリフ(英)も「ジムで運動するときは速いテンポの曲で能力を引き出し、レース前はリラックスする曲を聴く」と音楽を練習に採り入れているという。ナイキとアップルが昨年5月に発表、日本では昨秋から発売された「Nike+iPod」は音楽を聴くだけでなく、「コーチ役」もこなすのが特徴だ。

「iPod nano」とナイキ製の対応シューズ、靴の中敷きに装着するセンサーとレシーバーのセットを準備。すべてそろえると3万円は下らないが、距離、時間などの情報がシューズからiPodに無線送信され、記録。

パソコンに接続すれば、インターネットを通じてユーザー同士が「今月の走行距離は世界で何番目か」と競い合うことも可能だ。記者も試してみた。好みの曲で走り出すと「1キロ6分ペース」と知らせてくれた。バテてくると「パワーソング」として設定した曲に励まされる。普段より頑張ると、「パーソナルベスト達成。

すごい!」とほめられた。同製品の広告キャラクターで、陸上の05年世界選手権400m障害銅メダリストの為末大(APF)は「ゲーム感覚がいい。音楽を聴きながら体を動かす喜びを体感できる」と効用を説く。

トップ選手や指導者には、練習中に音楽を聴くこと自体をタブー視する人も多い。男子マラソン元日本記録保持者の犬伏孝行・大塚製薬コーチは、箱根駅伝で優勝した順大で研修生として練習を見ていた際、競技会のサブトラックなどでイヤホンで耳をふさぐ学生たちに抵抗を感じたという。

「長距離、マラソンは五感で走るもの。駆け引きで重要なのは、相手の息づかいや足音、風の音などの感覚。アップの時も強い選手を観察し、目や耳から情報を得ることが大事」と話す。コニカミノルタの酒井勝充監督は音楽を聴きながら練習する選手に「感覚が鈍る」と注意し、「先輩もやっている。なぜいけないのか」と反論された。

結局「日本一を目指すチームの一員という自覚を持て」とやめさせた。全日本実業団対抗駅伝優勝の中国電力・坂口泰監督は「もってのほか。イヤホンランナーは勝てない」と言い切る。練習でもレースと同じ条件で勝負勘を磨けというのが反対派の主張だ。実際、ルールでは競技中にiPodを使った場合、携帯電話やラジオ同様に「助力」と見なされ失格となる。

3万人が参加した2月の東京マラソンでもiPodランナーが散見された。日本陸連によると「陸連登録者なら、本来は失格になり記録は公認されない」という。

情報減るが心にパワー

日本体育協会公認スポーツドクターでスポーツ心理学に詳しい辻秀一さんは「外界の情報の7割が目から、3割は耳から入る。その3割を軽視するか否かが、一流選手と一般人の違い」語る。

プロ野球ロッテのバレンタイン監督が選手にイヤホンをつけて練習させたことを例に挙げ、「耳からの情報を断つとプレーの幅が狭まるのは明らか」と説明する。一方で「音楽には右脳を刺激する効用がある」とも話す。「自分自身をライバルとみた時に、好きな音楽を聴くと心のエネルギーがわき、自信に満ちたセルフイメージを作れる。左脳で考えすぎて結果が出ない選手に音楽は効く」ともいう。』

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