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分子栄養学とは|机上だけで計算するのではなく別の視野で栄養を見る

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分子栄養学
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今世の中で言われる栄養学の大半は、必要なエネルギーを机の上で計算し、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルなどの必要量を導き出すことが常識的です。

ただ、これだけで栄養計算をしてしまうと、個人の吸収率や消化機能については無視されている状態だと疑問がありました。

以前からある栄養学の視点ではなく、細胞レベルで栄養を捉えようとするのが分子栄養学です。その内容を知っていただければと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

がんの原因と食事の関係|塩分や動物性脂質・タンパク質の摂取量を控える

水分のとりすぎによる弊害!1日2リットル以上水分を摂る人は要注意

癌の原因と自律神経との関係|食事療法の考え方もまとめてみました。

 

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分子栄養学とは?

まず、従来の栄養学はどのようなものなのでしょうか?

■栄養学とは?

栄養学(えいようがく、英語: nutrition science)とは、食事や食品、その成分である栄養素がどのように生物の中で利用されたり影響しているかを研究する、栄養に関する学問である。

1910年代、日本での栄養学の創設期には、食品に含まれる栄養成分の分析や、「何を、いつ、どのくらい」食べたらいいのかを研究した。1980年頃から、食事と生活習慣病が大きく関係することが分かり、「食生活指針」が作られ、食事と病気との関連を研究する疫学研究が盛んになっていった。また1980年代以降、食品成分の健康に対する作用が解明されることが増え、健康食品として食品の機能に関して認識されていくこととなった。

炭水化物、たんぱく質、脂質で三大栄養素と呼ばれる。炭水化物が減少し、脂質が増えるという比率の変化は、食の西洋化(また欧米化)と呼ばれ健康への影響が調査されてきた[1][2]。沖縄は、以前は世界に名だたる長寿地域でその食事要因なども調査されてきたが、全国に先駆けた食事の西欧化により、その長寿が危機に瀕している[3]。このような傾向を日本の他の地域も後追いするといわれている[3]。ビタミン、ミネラルを加えて五大栄養素である。さらに微量な栄養素や腸内細菌の影響も調査される。

Wikipediaより引用:栄養学

分子栄養学の考え方はこちらになります。

■分子栄養学とは?

分子栄養学とは物理学者である三石巌が提唱した考え方であり、特に高タンパク、高ビタミンと活性酸素の除去が重要であると考えています。 ここで言う「分子」とは、口に入る食品を分子レベルで考えるのではなく、受け入れ側のからだを分子レベルで考えるということです。 分子栄養学では特に遺伝子の分子に着目し、遺伝子をフルに活動させるためには何の栄養物質がどれだけ必要かということを考えます。

誰もが一度は遺伝子やDNAといった言葉を耳にしたことがあると思いますが、簡単に言うとあらゆる生命の「設計図」の事です。 もう少し厳密に言えばこの「設計図」とはタンパク質の構造を暗号化したものだということになります。 動物の骨や筋肉、皮膚、内臓などすべての組織はタンパク質で構成されており、この「設計図」に従って作られています。 老化や病気などはこの「設計図」通りに作られなくなることが原因の一つであると三石巌は考えました。

では、「設計図」通りに作るためにはどうすればよいのでしょうか? それには良質なタンパク質とその合成に必要なビタミンを充分にとることです。 特にビタミンの必要量は人によって違うので充分な量をとることも重要です。(カスケード理論を参照。)

このような食生活を行うことにより病気などのリスクは下がりますが、もう一つ重要な要素として「活性酸素」を除去することも大切であると考えています。 生命の維持に酸素は不可欠ですが、その一部は「活性酸素」になり、遺伝子や細胞を傷つけ、さまざまな病気の原因となります。 これを除去することによってさらにリスクを下げることができると考えました。

高タンパク、高ビタミン、活性酸素の除去、これが三石巌の提唱した分子栄養学(三石理論)の3つの基本です。

昨今では分子栄養学という学問の解釈が発展し、本来三石巌の提唱した考えと違う部分もでてきましたので三石理論と改名しました。

メグビーHPより引用:分子栄養学

 

分子栄養学について

この分子栄養学について、魚住廣信教授がある先生とのお話の中で感じたことなどを記事にまとめています。

分子栄養学との出会い

先日大学の研究室に電話がかかりました。相手は、短大の非常勤講師をされている方で、栄養学が専門で、スポーツ選手のことについていろいろ話が聞きたいということでした。

専門は、分子栄養学とお聞きしましたが、非常に興味深いお話が聞けました。カロリー計算や何品目食べましょうという栄養学ではなく、細胞レベルで栄養を捉えようとするもので、栄養学の世界でも異質の分野になるそうで、違った目で見られるのが現状だそうです。

しかし、トレーニングもそうですが、机上のプランや分析だけではどうにもならず、人間の本質に迫るところが必要なはずです。そこで分子栄養学について少し紹介したいと思います。

分子栄養学は約十数年前にアメリカから杏林予防医学研究所所長の山田豊文氏によって紹介された最新予防医学理論です。基礎代謝、運動量、摂取カロリー、栄養素などを机上で計算する従来の栄養学とは違って、栄養素の吸収、代謝を補助する必須ミネラルの量やバランスに着目しています。

例えば糖尿病予防で減量する場合、単純に摂取カロリーを制限するのではなく、脂肪燃焼の火付け役となるビタミンB群とマンガン、マグネシウムや、糖尿病予防の作用があるクロムなどのミネラルを集中的に摂取する。食歴の影響が強いというアトピーも、このミネネラル・バランスを整えれば改善するそうです。

アスリートの体調管理に最適な毛髪分析

正しい栄養補給がスポーツの成績アップのために重要視されています。それは疲れを軽減し、できる限り疲労を感じなくなることによって、より効率的でハードなトレーニングに取り組めることになるからです。さらに故障も少なくなり、仮に故障しても早く回復するという効果もあります。

6大栄養素

  1. 炭水化物
  2. タンパク質
  3. 脂質
  4. ビタミン
  5. ミネラル

1から3は主に身体の材料やエネルギーとなり、6はその運搬や排泄を行います。その際に必要なのがビタミンやミネラルです。

ミネラルは身体に必要な金属元素のことで、身体が正しく機能するのに欠かせないものです。もちろん体内で合成できるものではないので、食物から摂取する必要があります。

運動に大切な代表的なミネラルとその働きを紹介

カルシウムとマグネシウム・・筋肉を動作させるために重要で、血管の収縮にも大きく関与していることから酸素を全身に供給することにも関係しています。

ナトリウとカリウム・・身体のpHを詞節します。pHが一定に保たれることは体内で行われる様々な化学反応が起こるために重要な要素となります。

亜鉛・・細胞の新陳代謝に重要で、激しい運動は見た目よりも身体にダメージを与えます。このとき肝臓などが筋肉の修復を行いますが、そのときに亜鉛やマグネシウムが欠かせません。

鉄・・酸素供給能力に関係、不足すると貧血になります。

以上のミネラルは基本的にバランスの良い食生活から取り入れるべきですが、現代の食事からはうまく摂取することは難しいようです。

それは野菜や穀物をはじめとする食品の栄養価が低下し、それを加工することで更に減らしているからです。またミネラルは単純に補えばよいというわけでもないようです。

一部の代表的な働きは上に書きましたが、実際にはミネラルやビタミンはチームとなって働いていたり、働く場合にそれぞれの割合が重要であったり、さらには吸収度には個人差もあることなどから、身長・体重・年齢・性別が同じであっても、その必要量は変わってくるようです。

毛髪分析

毛髪分析で分かる主なことはこのようなことになります。

  1. 必須(必要な)ミネラルの過不足度およびバランス
  2. 有害ミネラルの体内汚染度
  3. ミネラル全般の吸収度
  4. ストレス対応度

1によって基本的な食事の組み立てやサプリメント(栄養補助食品)の必要性が分かります。

2の有害ミネラルとは水銀、ヒ素、鉛、カドミウムといったもので、これらは身体が働く上では不必要であるばかりか、筋肉の活動や神経などに顕著な悪影響を及ぼすミネラルです。

有害ミネラルによる体内汚染度が激しいと、解毒と排泄を第一に行わなければ、栄養はうまく活用されず機能しなくなります。

3の問題は胃が弱い場合や腸の調子がよくないと、ミネラルの吸収度は悪くなります。運動選手は一般人よりミネラルの要求量が高く、吸収の悪い人は比較的少ないようですが、分析結果でこの傾向が出ると、大事なときに要求される瞬発力や持久力に乏しくなる傾向があるそうです。

4のストレスとは一般的に精神的な負担を想像されますが、身体に入ってくるあらゆる毒物がここに含まれます。

2の有害ミネラルをはじめ、食品添加物、農薬、電磁波、ダイオキシン、PCB、過度の情報などによるストレスは、現代社会において非常に悪影暮を及ぼしているようです。

毛髪分析の結果から適切な栄養指導を受け、食事の改善を行えば、自らが持つ能力を最大限に発揮することができるようになります。

この結果、よりハードなトレーニングを行えるようになることでパフォーマンスが高められるほか、故障にも強く、寿命の長い選手生活を送れるようになります。

また減量が必要な場合にも適切なメニューを組み立てることができ、能力を損なわず、そして苦しむこともなく体重を減らすことができます。

毛髪分析を取り入れる必要があるのは、次のような人たちになります。

  1. 本番になると力が出せない。
  2. 練習のきつさに耐えられない、疲れが抜けない。
  3. すぐに故障する、風邪などを引きやすい。
  4.  最近成績が伸び悩んでいる。
  5. 貧血がひどい。
  6. 選手として年齢的には下り坂だが技術でカバーしたい。
  7. 目が急速に悪くなっている。
  8. 練習が続いたり、本番前になるといらいらや不安が募る。

原因不明の不調選手のほとんどが上記のことに関係しているように思えます。

以上、新しい分子栄養学について紹介しましたが、常に新しい情報に目を向けながら過去を振り返ってみることで、実質的な前進が得られるのではないでしょうか。

 

現代の栄養学への疑問

僕個人としても、現代の栄養学へは疑問があり、特にダイエットの指導や病気のときの食事については、多くの疑問が湧きます。

乳癌の術後、すぐに出された食事が、食パン、牛乳、ヨーグルト、といったメニューでこれをどのように考えて出されたのか。

またダイエット指導では、自律神経や体温についても無視され、ただカロリー計算をし、基礎代謝が●●kcalだからこういった食事をすれば痩せます、と簡単に指導する人さえもいます。

本来もっと人の身体は複雑で、個人の生活などによって大きく異なるはずです。

そうなのに、実際はみんなが同じ指導をされ、同じように食事をしています。違うことと言えば、摂取するカロリーぐらいではないでしょうか。

今回お伝えした分子栄養学は、こういった疑問点を解決してくれる栄養学なので、僕自身もこれから深く学んでいきたいと思います。

体温を代謝の関係については、こちらを参考にしていただければと思います。

健康とは?速筋線維を「快」で刺激する。気持ちのいいことでも身体は変わる

 

まとめ

今回は分子栄養学についてお伝えしていきました。

現代の栄養学の視点とは違う、新しい解釈の仕方があるということが学べ、非常に僕自身も興味のある内容でした。

ただカロリーを、ただ栄養素を計算し、机の上で出されたものが正解と思い込み、その食事を摂る。これは大きく間違ってしまうことにもつながってしまうのかもしれません。

もっと個人を見る必要があるし、もっと物事を客観的に見ていく必要があるのかもしれません。

その考えるきっかけが今回の記事になればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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