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投手のスタミナは走り込みでつく?持久力の意味と実践について

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持久力
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「走り込みが足りないから打たれたんだ!」そうやって選手を叱る指導者がいますが、本当に走り込みが足りないから打たれてしまうのでしょうか?

もしくは、走り込みを行っていると本当に打たれないのでしょうか?投手が打たれる原因は、うまくボールをコントロールできなかったり、力みすぎて威力のあるボールが投げられず打たれることが考えられます。

もしくはスタミナがなく、回を増すごとに疲れてしまう球威を失い打たれる。そんなこともあると思います。

もっとスタミナがあれば打たれなかったかもしれません。だから走り込みをするという投手もいると思います。ただ、このスタミナというのは、具体的にどのような体力要素を指しているのでしょうか?

投手に必要な要素は走れるスタミナではなく、投げ続けられるスタミナ、持久力が必要です。ここを混同してしまうといつまでたっても、現状を改善することはできないと思います。

今回は、投手が知っておきたい持久力の意味と実践についてお伝えしていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

野球選手が筋トレを行う目的とは?筋トレ以外でもパワーは向上できる理由

パフォーマンスを向上させるためには“できる”と“難しい”ことを組み合わせること

理解しておきたいバランストレーニングの意味と実践について

 

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投手が走り込みで得られる効果

走り込み

野球選手に共通することだと思いますが、走り込みのトレーニングがあったとします。そのトレーニングは何のために行っているのでしょうか?

また、走り込んだことでどのような成果を得られたでしょうか?何をやるかよりも、何のためにやるかが重要です。何のために走り込んでいるのでしょうか?

おそらくこの質問に答えられる選手は少ないと思います。

具体的にどのように走るのか、目的によって得られる効果も変わりますが、走ることでこのような効果を感じることができます。

心肺持久力が向上する

心肺持久力

一般的にスタミナという言葉で表現されるのが、有酸素性持久力のことです。

これは言い方を変えると、心肺持久力のことであり、文字通り心臓と肺の持久力のことです。

心肺持久力は、推定年齢最大心拍数の約60%以上の強度で走ることで向上すると言われています。

■推定年齢最大心拍数とは?

220-年齢=○○で求められる、年齢から推測できる最大の心拍数のこと。

(例)20歳の場合、220-20=200となる。この場合、推定年齢最大心拍数は200となります。

もし、20歳の場合200の60%以上で走ることで、心肺持久力は向上します。

もしくは、ある一定の距離のMAXタイムを測定します。そのタイムの60%以上のペースで走ることでも心肺持久力は向上します。

持久力については、こちらを参考にしていただければと思います。

持久力を高めよう!走ることだけではない持久力の高め方について

このように、一定の条件下の中で走ることで心肺持久力を向上させることができます。

筋持久力が向上する

筋持久力

マラソン選手の身体は非常に細く、細く強くなった筋肉を持っています。

この筋肉は遅筋が刺激を受け、あのような引き締まった身体になっていますが、自重が負荷となり、何千、何万回と繰り返し筋肉が刺激を受けることで筋持久力が向上します。

ここで重要なことは、走り方、ペースなどの条件によって速筋(白筋)に刺激を受けるような走り方もあります。

筋力が向上する

筋力が向上

筋力というのは、筋肉の断面積に比例するため、筋肉が大きくなることで筋力は向上します。

トントントンという速めのリズムで走ることで、筋肉の中が低酸素状態になることがあります。

筋肉の中が低酸素状態になること、速筋に刺激を受ける為筋肉が肥大する可能性があります。

この原理は、自転車のペダルをこぐときにも同じことが言えます。トントントンと、速いリズムでペダルをこぐことで脚の筋内は低酸素状態になります。

そうなると脚は重だるくなり、速筋が刺激を受け、脚が太くなってしまうことがあります。

自転車と脚の関係についてはこちらを参考にしていただければと思います。

自転車に乗ると脚が太くなる可能性がある理由

また、スロージョギングのようにゆっくりとしたペースで走っても、速筋線維に刺激が加わり、筋力が向上することがわかっています。

どのように走るかで効果が変わる

走り込む=○○の効果が得られる!ということではなく、どのような効果を得たいからこのように走るというように、目的に応じて走る内容を変えると結果も変わります。

投手が走り込みをするから○○になるというわけではなく、重要なことはただ誰からに言われたから走るのではなく、目的が何かということです。

これをしっかりおさえておけば、後はそれに合わせて内容を変えればいいことになります。

 

どんな持久力をつけたいのか?

持久力

ここまでは走ることで得られる効果についてお伝えしていきました。

特に投手の方は、走り込むことでピッチングにプラスの効果があると信じてポール間を走り込んだり、長い距離を走ったりすると思います。

ただ、そうやって走ったことでピッチングのどこの役に立ったのでしょうか?走り込むことが無駄だということをお伝えしているのではなく、時間のロスをなくしてほしいと思っています。

高校生の場合、野球ができる期間は実質2年半もありません。そんな期間に何のためにやっているかわからないことに時間をかけてしまうのは非常にもったいない。

だからこそあえて伝えていきたいことですが、何のためにその練習やトレーニングをおこなすのか、を冷静に考えていただきたいと思います。

心肺持久力=投げる持久力ではない

持久力

野球選手が走り込む理由のひとつに、投げる持久力をつけたいから走り込むと考えている選手がいます。

僕も現役時代にとにかく走れば何かのプラスになるのではと思い、朝から走っていたことを思い出します。

ただ、このとき培った持久力は野球の何に活きたかと、はっきりとはわからないのが正直なところです。

これは勘違いしてしまいがちですが、心肺持久力が向上しても、長いイニング投げられるようになるわけではありません。

走る持久力がついても、投げる持久力はつきません。投げる持久力をつけるためには、ボールを投げることです。

長い距離を走るためには、スクワットをして筋力を高めるのではなく、実際に走ることです。

このように、自分が目的とする要素を直接向上させる方法を選択する必要があります。

足首が硬くてしゃがめない。だからまずは足首のストレッチを・・・というのも同じで、ストレッチをするのではなく、しゃがめない理由をみつけ、しゃがみ方を変えればしゃがめるようになります。

走り込むだけではなく、投げる持久力はつかないということです。

投げる持久力は投げてつける

投げ方

投げる持久力をつけるためには実際にボールを投げることです。

ただ、だからといって多くのボールを投げていればいいのかというと、そうではありません。

投げる持久力をつけるときに知っておきたいことは、自分の身体が最大のスピードで動くまで投球し、スピードが出なくなってくるとそこで辞めます。

常に良い感覚、良い状態で投げ、スピード感や気持ちよく投げることができなくなるとそこで切り上げる。

そのように良い感覚を続けていくことで、徐々に気持ちよく投げられる球数も増えていきます。

その感覚を無視して、とにかく投げ続けてしまうと、そこに生まれるのは疲労です。疲労させてしまうと、スピードも出ないですし、気持ちよく投げることはできません。

ですので、投手に知っておいていただきたいことは、投げる持久力は投げてつけるということと、どのタイミングで投球を繰り上げるのかという2つです。

それが分かり、実践できると必ず投げる持久力はついてきます。

 

投手に必要なのは体幹の持久力

投手に必要な体力要素のひとつに体幹の筋持久力があげられます。体幹の筋持久力のレベルが低いと肩肘が疲れやすかったり、痛めるリスクも高くなってしまいます。

一番大きな力を発揮するのは体幹

リリース

投手も打者も、リリースやインパクトの瞬間に最も大きな力を発揮する箇所は体幹です。

軸足に体重を乗せ、そこから体重移動をし、下半身で作られたエネルギーを上半身へと伝え、ボールやバットに伝えていくことになります。

投手の場合、リリースの瞬間には体幹が大きな力を発揮しますが、体幹の持久力が乏しい場合、体幹部がすぐに疲労してしてしまいます。

体幹が疲れると手投げになってしまう

投げる

そうなると、手投げのようになってしまい、肩や肘に大きなストレスがかかってきます。

肩や肘周りの筋肉は、体幹部と比べると筋肉も小さく、すぐに疲労してしまいます。結果的に酷使をしてしまうと肩肘を痛める原因となってしまいます。

だからこそ投手の場合、体幹部のトレーニングが必要であり、筋持久力を高めておく必要があります。

体幹トレーニングの必要性

体幹トレーニング

ここまでお伝えしたことで、体幹トレーニングの必要性については理解していただけたと思います。

この体幹トレーニングについては、みなさんがイメージしたことは腹筋や背筋といったこと、そしてうつ伏せの状態で肘をつき、30秒程あるポージングをキープするような体幹トレーニングだと思います。

このような体幹トレーニングも意味がないことはないですが、本来野球ではどのような身体の使い方をされているのでしょうか。

一般的な腹筋、背筋は、ただお腹の部分を丸めたり、背中を反らせるといった一部分の動きになります。

ですが、野球は全身がつながって動いている中で体幹部が力を発揮しています。この運動様式から考えても、部分的な強化はあまり役立ちません。

腕から体幹部、もしくは脚から体幹部へ力の伝達が行われる中で体幹部がトレーニングされることに意味があります。

体幹トレーニングについては、以前こちらにまとめていますので、こちらを参考にしていただければと思います。

野球に活かす体幹トレーニングとは?腹筋や背筋のことではなくつながりを考える

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、投手にお伝えしたい持久力の意味と実践についてお伝えしてきました。

意外と多かったと思いますが、走り込みをすると投げる持久力がつくと思っている選手がいたと思います。

実は、走ることと投げることは直接的には関係がなく、それぞれは別のことになります。

ですので、投げる持久力をつけるためには投げる必要があります。

そして、その数をこなすとき、ただ投げ込むのではなく、自分が常に良い状態で投げられるようにすることが重要です。

疲れても投げ続けていると、疲労がたまってしまうため、オーバーワークになってしまいます。

そういったことも避けるために、やりすぎないことも大切なことです。この辺りをうまく調整しながら投げていくことで投げる持久力もつき、常に良い状態で投げられることにつながります。

何気なく行いがちな走り込み。その意図を再度確かめると意外とそこに走る理由が理解できていなかったり、とりあえずやっているということになってしまいます。

選手は何のためにやっているのかを理解することで、初めてその効果を実感できると思います。

今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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