ランニング時に出る股関節の痛みの原因について

運動

先日久々にバッティングセンターに行き、リフレッシュをしてきましたがいつも以上にボールを捉える感覚がよく、気持ちよく打つことができました。

気分がよくなるともっと打ちたいとなり、自然とバッティングの量も上がります。

そうやって子供たちが楽しみながら野球をしてくれるとうまくなるだろうし、自分から進んで練習もしてくれる気がします。

また野球をしていて、肩肘を痛めると思う存分楽しむことはできないかもしれません。

打ち方も投げ方も気持ちよく、スムーズに動けること、それが大事だと改めて感じます。

スポーツを好きになってもらうためには、自分の立場としてはスムーズに動けるように身体の動かし方などを学び続ける必要がありますね。

さて、そんなスポーツの話題からですが、先日ラクロス部の選手からランニング時に股関節が痛むという相談を受け、気持ちよく走っている感覚があることの大事さを感じましたので、今日はランニング時の股関節の痛みについて書いていきたいと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

 

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股関節の痛みの原因

股関節の痛みを訴えたのは、左脚の付け根辺りです。

この選手は、左腰にも痛みがあり、いつも痛みが出る箇所は左側に出やすい。

選手に痛みの出る瞬間を聞くと、脚を上げたときに痛むとのこと。

どんな感覚で走っているかと聞くと、特に何も意識をしてはいないが膝を上げるイメージは持っているそうで、このイメージが動きにそのまま出ているような走り方でした。

走り方については何度かブログでも書きましたが、脚を上げるという意識では緊張がうまれ、スムーズな動きができずどこかで引っかかりが出てしまいます。

この選手の場合、まさにその引っ掛かる瞬間に痛みを感じていました。

引っかかるということはスムーズな動きではなく、そこに緊張が生まれると負担がかかります。

本人の感覚も引っかかりを感じると言っており、痛いように動かしていたというのが今回の根本の原因だと感じました。

というのは、スプリントでは痛みが出ません。

歩く、階段昇降でも痛みが出ません。ですがランニングだけ痛みを感じてしまいます。

もし筋力が不足していればスプリントの方が身体にかかる負担は大きいので痛みが出るはずですが、ここでは出ませんでした。この場合、トレーニングということではなく、動作の改善が必要になると思います。

ランニング動作の改善

先ほどもお伝えしていますが、走るという動作は脚を上げるという感覚ではありません。

ランニング動作では、“弾む”という感覚が得られるといつの間にかこんな距離を走っていた、だけど息がゼーゼーなるぐらいのしんどさはない。というような感覚が得られます。

弾むというイメージを持つと、ストライド(1歩の距離)が伸びるため、そのことによってしんどさの割には進んでいるという感覚になります。

この選手の場合、動作指導の中で自分の身体の使い方について気づきがたくさんあり、左側重心になっている、踵ではなく母趾球辺りに体重が乗っている、弾むように走ると進んでいく、というようなことを感じたそうです。

改善としては自分の重心を運んでいくように意識し、踵で着地し、弾むようにしましたが、この時点で股関節の痛みも感じなくなり、改めて脚を上げるような感覚で走ってもらうと痛みが出てきて、走り方の問題ということが理解できたそうです。

走り方については、こちらの記事も参考にしていただければと思います。

 

動作から見えた腰痛への関与

この選手の場合、腰痛もあり頭部の位置や、体幹の捻じれなどがあります。

人間の身体を骨だけの骸骨とイメージし、それが走っていることを想像すると、もし頭が左側に倒れた状態で、左側重心で入ってると左半身に負担がかかります。

そこに脊柱を左に捩じるとさらに腰にも影響は出ると考えられます。

選手は以前捻挫などで足を痛めたことがありましたが、その際に跛行(足を引きづること)があり、それが癖づいてしまっています。ですので、全て左側に痛みが出てしまっています。

問題は走っている際に偏りが出てしまい、片側に負担がかかりやすくなっています。

このような場合、走って直すのは難しい。

というのは、走る動作も動きが早く、その中でどうにかしようとしてもうまくいきません。

このような場合、両足ジャンプや片足ジャンプを繰り返します。両足できちんと体重を支えることを認識させ、それができたら片足できちんと体重を支えられる
ようにしていきます。

この間は段階的なエクササイズを行い、最終的に走るという動作につなげていきます。

走り方の問題も腰痛につながる可能性があり、動作の改善が腰痛の改善にもつながると考えられます。

関連記事:ランニングで腰痛になる原因と改善のための4つのステップについて

走ることは気持ちいいこと

スムーズな動きができると引っかかりもなく、気持ちよさが出てきます。

走ることは、脚で地面を蹴ったり、膝を高く上げることではなく、いかに自分の重心をうまく運ぶかだと思います。

うまく身体を使えるとあまり疲れませんし、息も上がりづらくでも前に進んでいく。

そんな感覚が得られると思います。一般のジョガーの方も気持ちよく走れることが日頃のストレス解消になったり、健康にもつながると思います。

今日お伝えした股関節の痛みについては、走り方の問題であり一概に鍛えることが適切な選択ではありません。原因を見つけ出し、それに対して対応することが
一番の選択だと思います。

みなさんは走る際にどんな意識で走っていますか?

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

自分史上最高のカラダとココロに。
それが、Izuru Style・・・

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伊藤 出パーソナルトレーナー/代表 投稿者プロフィール

Izuru Style代表/パーソナルトレーナー伊藤 出。
STORY・VERY読者モデル、アナウンサー、宝塚歌劇団員の元専属トレーナー。神戸女子大学ラクロス部、三菱重工業神戸在籍野球選手の専属トレーナー。
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