表面的に見ればセンスが良いということも裏では数をこなしている

センスについて

僕はセンスがある、ないという言葉が嫌い。

それは僕自身にセンスがないと認めているからなのかもしれませんが、それがこの言葉が嫌いになる理由ではないと思います。

この言葉を理由に“やることから逃げること”が嫌いなんだと思う。センスがないからこそやるし、やらなければいけないとも思っています。

 

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センスという言葉

センス【sense】がいいねって使ったりするこの言葉は、このような意味を持ちます。

■センス【sense】

英語で五感の意味。転じて、美的感覚や感性のこと。才能と似た意味である。

Wikipediaより引用:センス

日本人がこのセンスという言葉を使う時、五感や感覚のことを指す以前に、「努力しなくてもできる能力」「数回やっただけでうまくできる」といった意味合いで使うことが多くないでしょうか。

「あなたはセンスが良くていいよね!」っていうその言葉には、どこか尖ったようなものが混ざっていて、嫉妬というものが混ざっている気がして、いつも聞くたび「あまり好きな言葉じゃないな~」って思ってました。

 

表面から見たセンスを感じる瞬間

僕は料理のセンスはないと思っているし、多分当たっていると思います。なぜなら料理に対する感性が悪いし、まだまだ情報量が少なくて、発想も乏しい。

でも、一般の方からすると「ちゃんと料理していて偉いね~」とか、たまに「料理のセンスいいよね!」って言われたりします。

ブログの文章にしても構成にしても、スタジオの内装にしてもそうです。美しい物、気持ちよさを感じられる物、そういった物質的なことや空間を作った人に対して言われる「センスがいい」という言葉。

表面的に見ると、ふと湧いてそれをあたかもさささっと手際よく、そしてスピーディにつくれた、苦労なく物事をこなせる人に対して言われることにすごく違和感を感じます。

僕以外の方はセンスの良い方って多くいらっしゃると思いますけど、僕の場合、頭がはち切れそうなぐらい考えて、何回もやって、失敗して、修正してやっとこのクオリティ。

ブログもそうです、全く文章を書いたことない人間が毎日書いては修正して、また書き直して。それの繰り返し。やっとここまで書けるようになった。

もし自分が不器用だと思っている方がいれば、諦めることはしなくてもいいと思っているんですね。

 

センスよりも大事なこと

元々の素材って本当に大事。オリンピックに行ける選手は限られている。だから素材は本当に大事。

だけど、こうやって僕みたいに普通か、それよりも不器用なタイプの人間って、自分にセンスがないからって諦めてしまうとそこからは何も生まれない。

ちょっと冷静に物事を見てみると、違う見え方ができると思うんです。

刺身の盛り付けで考えてみる

例えば、綺麗な刺身の盛り付けがあるとします。

こういうお弁当でもいいと思います。ちょっとイメージしてみてください。

これを作りましょう!ってなったときできそうな感じしますか?多分できると思うんですね。面倒とかそういうのは置いといて。

もう少し豪華な方がわかりやすいかな。これってどう思います?自分でできると思いますか?

刺身

多分できないと思う方って出てくると思います。それこそ「自分にはこういう美的感覚がないから。」という人もいると思います。

これを1つ1つ分解してみていくんですね。この盛り付けだと画像の上側から順に重ねていく感じなので、まずはけんを敷いて、大葉を重ねる。そしてまぐろだったり、白身を載せて魚の身を切った骨を加えて尾を出す。

そこにさらにけんと大葉を重ねて・・・という感じに1つ1つ分解してみていきます。

まぐろは、5mmぐらいの幅に切る。切れたら10切れぐらい重ねて、1枚1枚を少しずつずらして大葉の上に置く。エビもぶりも全部重ねてちょっとずらす。

この画像を見ながら見様見真似でやってみるとなんとなく近しい形はできると思うんですね。

で、これを完璧にコピーするためには、何度も手順を踏んで繰り返せばいいですよね。そしたら綺麗に盛り付けられて、刺身の盛り合わせができる。

そこで、インスタグラムなりにアップすると誰かに「センスいい~」とか言われるわけですね。そうやって言ってきた人は、こちらが何度もやり直していることは知らない。

表面的に見れば「センスがいい」、裏側を見れば「いやいや、センスないけど、とにかく数をこなして真似しただけ。」という違いが生まれます。

だから僕はセンスという言葉でひとまとめにすることが嫌いなんです。結局は繰り返すことでそのことは磨かれていき、その磨かれたものを見たときに誰かが「センス」という言葉を使います。

センスよりも大事なことって、何度も繰り返することであり、諦めずにやり続けることなんだと思います。

 

やみくもにやらず必要なことを見極める

不器用な人はとにかく数をやる。その中で質を上げていくことが大切だと思うんですね。

その中で僕自身が大事にしていることは、やみくもに手を出したり、今後に関係ないことをとにかくやっていくことは避けた方がいいと思っています。

なぜなら時間は限られているから。

だから、自分が伸ばしたいところをある程度絞る。伸ばしたいところがまだ明確ではなかったらやみくもに手を出すこともひとつの手段ですが、決まっていたら、そこを徹底的に数をこなしていく。

必要なことが見えてきたら、あとはそこをひたすら鍛練すること。伸ばし続けること。それができると感覚がどんどん変わっていきます。

いろんな掛け合わせをすると、目新しさは表面からは見えるけど、本人からするとそういう感覚はないのかもしれない。

今仕事をする上でいろいろ考えていますけど、やっぱり不器用な自分は数をこなさないと本当の意味で理解できない。これは本当に痛感しています。

まだまだ甘すぎます。この記事は自分に言っているところもあるし、伝えたいところでもあります。

トレーナーとしてもそうだし、これから表現していきたいことに対してもそうです。まだまだ技術不足だし、できているつもりが多すぎる。改めてそう感じます。

もっともっと自分を高める上でも、ここで書いたことを自分の中で落とし込んでいきたいと思います。

 

最後に

センスがないからこそ生きる道を模索する中で、いろんな考え方が生まれ、いろんな発想が出てきました。

そのベースにあったのはやっぱりいろんな本を読んだし、いろんな情報を見て聞いて触れました。そういった中から掛け合わせででてきたこと、考え方が今の自分を支えていますし、そこを極めることが今後必要なことだと思っています。

今に決して満足せずにもっと自分のレベルを上げていき、その過程そのものをもっと楽しんですごしていきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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Izuru Style代表/パーソナルトレーナー伊藤 出。
STORY・VERY読者モデル、アナウンサー、宝塚歌劇団員の元専属トレーナー。神戸女子大学ラクロス部、三菱重工業神戸在籍野球選手の専属トレーナー。
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