教科書では学べないストレッチの考え方と筋肉を緩ませる考え方

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本のまとめ

「最近身体が硬くなってきてるけど、何かいい方法はない?」

「ストレッチしましょう!こんな感じで・・・」

「イテテテ・・・痛いよ。でも、これがいいんだろ?」

「ストレッチは筋肉を伸ばさないといけないですからね。○○さん硬いですね~」

「あ~痛い。日頃からストレッチちゃんとしないと駄目だな~・・・」

と、とあるジムでの会話ですが、この会話からストレッチを理解できているかどうかがわかると思います。

というのも、痛い=良いかというとそうでもありません。ストレッチの目的は筋肉を緩めることですが、これでは筋肉を緩めることができるでしょうか?

今日はこのストレッチについて考え方をまとめていきたいと思いますが、これからトレーナーを目指す学生さんがよく読まれているので、少しでも参考になればと思います。

こちらの記事も参考にしていただければと思います。

 


ストレッチという言葉の意味

まずはじめにストレッチという言葉の意味について考えたいと思いますが、みなさんはどのような意味があるのかお分かりでしょうか?ストレッチという言葉をウィキペディアで調べるとこのように表記されています。

このように、ストレッチとは【~を伸ばす】【~を引っ張る】という意味があります。

■ストレッチとは?

スポーツや医療の分野においてストレッチ(英: stretching)とは、 体のある筋肉を良好な状態にする目的でその筋肉を引っ張って伸ばすことをいう。

筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げるほか、呼吸を整えたり、精神的な緊張を解いたりするという心身のコンディション作りにもつながるなど[1]、様々な効果がある。

Wikipediaより引用:ストレッチ

 

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おすすめしたいストレッチの教科書について

ストレッチの本質を知りたい方は、以下の教科書を参考にしていただきたいと思います。

ストレッチ関連の書籍は非常に多く出版されていますが、最も理解しやすく実践的な内容なのが魚住先生の本だと思います。

もちろん、その他の教科書も非常に参考になりますので、それぞれの考え方を知ったうえで実践に役立てていただきたいと思います。

 

そもそもストレッチを行う目的

ストレッチを行う目的とはどういうことでしょうか?ストレッチを行う目的は、筋肉を緩めるという目的があります。例えばどのように緩めていくのか、その緩め方が静的なのか、動的なのかによって名称が変わります。

一般的に行われているようなあるポージングをキープするようなストレッチングをスタティックストレッチングといい、最も知られているストレッチのテクニックだと思います。

そのほかにはこのようなストレッチといわれる種類があります。

  • ダイナミックストレッチ
  • パッシブストレッチング
  • アクティブストレッチング
  • バリスティックストレッチ
  • メディカルストレッチ

など、これは一部になりますが、このようにざまざまなストレッチと呼ばれる方法があります。

 

教科書に書いているストレッチで本当に筋肉は緩む?

ストレッチ関連の教材はたくさんありますが、その中でも本質的なものはどれだけあるでしょうか?

例えば、【あるポージングを10秒間キープして、その筋肉に意識を向けて自然な呼吸で行います。】と書いてあったとします。

この一文の中で気になるのが、なぜ【10秒】でなければいけないのか、なぜ【筋肉に意識を向ける】のか、【自然な呼吸】とはどういう呼吸か、読み手によって方法が変わってしまいますし、捉え方が違うはずです。

意味があってこのような内容が書かれているはずですが、これらを説明している教材はあまり目にしたことがありません。なぜこのようにしなければいけないのでしょうか?

これらが説明できないのであれば、ただポージングをとっているだけになってしまいます。

ストレッチに対する考え方もさまざまありますが、今日はその一部の考え方をご紹介してきたいと思います。

 

対象物を何にするかで方法は変わる

以前、このことについてはブログ内で書いたものがあります。

筋肉を緩める方法=ストレッチは意外と難しい!筋肉を緩める方法のご紹介

このように目的に合わせて感覚受容器への刺激の加え方を変えることで、どちらも筋肉を緩めるという反応を引き出すことができるということです。

まとめて書くと・・・

  • 筋紡錘に刺激を与えるのか
  • 腱紡錘に刺激を与えるのか

どちらにせよ、筋肉は緩みますがどのようなタイミングで使い分けをすればいいのでしょうか?

例えば、身体が柔らかい人は伸ばすことは不快にも思わず、伸ばすことができると思いますが、身体が硬い人は筋肉を伸ばそうとすることはつらいかもしれません。このように筋肉が硬い人については、筋肉を伸ばすよりも縮める方が楽に感じます。

ですので、身体が硬い方についてはまず筋肉を縮めるように腱紡錘に刺激を与えることで筋肉を緩め、そのあと筋肉を伸ばすようにするとスムーズに“伸ばす”ということができるのではないでしょうか。

このように考えることもできると思います。

 

ストレッチは技術の中でも最も難しいテクニックのひとつ

ここまでは、筋肉を緩めるということについての考え方について触れていきましたが、理論的な話は理解しやすいと思います。本当に難しいのはテクニックです。

パートナーストレッチという、2人組で行うストレッチについてですが、誰かに対してストレッチを行うことをいいますが、このテクニックを例に話したいと思います。

少しイメージしていただきたいのですが、仰向けになって右脚のハムストリングスを伸ばすように股関節を屈曲させ膝関節を伸展させるテクニックを行うとします。

このとき、どのように行えばいいのでしょうか?例えば・・・

  • どのくらいの力で伸ばせばいい?
  • どの方向に伸ばせばいい?
  • 何秒伸ばせばいい?
  • どこに手を当てればいい?
  • どこまで伸ばせばいい?

考えることはこれだけではありませんが、これらのことを考えたときにどのように行えばいいのでしょうか?

このストレッチというテクニックの一番のむずかしさは“感覚”を頼りにして行うため、手の感覚であったり、相手の身体から適切な状態を感じ取る必要があります。

この感性というものは、訓練することで豊かにすることができ、小さな違いを感じることができるようになります。

小さな違いのように感じますが、この小さな違いが大きな結果の違いを生んでしまいます。

ストレッチが難しいとされるのは、この感覚的な小さな違いを感じるとることや、相手が緊張せずに気持ちの良い状態にいる環境を作ることが難しいためで、本当に細かいテクニックになるからです。

ただ、トレーナー活動をする上では非常に大切な感性ですし、ストレッチだけではなくその他にも感性が必要になることはたくさんあります。

具体的な方法を理解することではじめて望んだ結果を得られると思います。

トレーナーを目指す方は、こちらの記事も参考にしていただければと思います。

パートナーストレッチングを行う上で知っておきたい10のこと

うまく力が抜けないときは筋肉を収縮させることで筋肉は緩む

具体的なパートナーストレッチのテクニックを知りたい方は、こちらは有料(480円)ですが、参考にしていただければと思います。

パートナーストレッチングの理解と実践方法について

 


まとめ

いかがでしたでしょうか?このように一般的に言われているストレッチとは少し違い本質的な部分を少しでも理解していただけたのではないかなと思います。

ひとつ考えることを提供するのであれば、ストレッチの目的は筋肉を緩めることですが、筋肉を緩めるということは、伸ばすことだけではなく呼吸を使ったり、揺らぎを与えたりすることでも緩めることができます。

筋肉を伸ばす・・・エキセントリックな刺激と考えると伸ばすことは刺激になってしまうのではないかと考えることもできます。そうであれば揺らぎを与えたほうが緩む可能性があります。

ここまでの話を少し覆してしまう考え方ですが、さまざまな考え方があり、それぞれを知ることで多角的な理解ができると思いますので、揺らぎを与えることでも筋肉は緩められるということをお伝えできればと思います。

最後に今日の内容をまとめるとこのようになります。

  • ストレッチという言葉の意味は、~を伸ばす、~を引っ張るという意味
  • ストレッチを行う目的は、筋肉を緩める
  • 筋紡錘・腱紡錘どちらを対象にするか、何を対象にするかで方法は変わる
  • ストレッチはテクニックの中でも最も難しいテクニックのひとつ
  • 感性を高めることで技術も向上する
  • 筋肉を緩めることは揺らぎを与えることでも可能になる

このような内容でお送りしました。今日の内容が少しでも参考になればうれしいですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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