トレーニングと脳の関係|刺激を感じれる感性を養う

脳と痛み

トレーニングをしている方であればフォームの重要性はおわかりだと思いますが、レッスンをしていても結果の出る方と出づらい方の中にもトレーニングのうまさ、見た目の動きとしてもそうですが、どこに利かせたいか、目的とすることを理解していただき、それを共通認識として持っています。

具体的には、立つという姿勢をとります。

どこに重心がありますか?という質問にさまざまな答えがあると思います。

  • つま先の前の方
  • 親指の付け根
  • 足の内側かな?
  • 脛骨の真下で、踵骨
  • なんとなくこの辺かな・・・

この同じ質問でもさまざまな答えがありますが、これは本人が感じている感覚です。

明確で具体的な答えから、あいまいな表現があると思います。トレーニングをしているとき、この感覚が重要になります。今日は感性について書いていきたいと思います。

 

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意識を向けることで高まるトレーニング効果

みなさんもご存知の方も多いと思いますが、トレーニングをしている際に効かせたい部位に意識を向けるとトレーニング効果が上がるといわれています。

なんとなくトレーニングをしてしまうとどこに効いているのか、それがわかりません。ですので、トレーニングをしている際はできるだけ筋肉に意識を向けることがいいとされています。ただ、これが高重量の負荷を扱うときはまた話は別になります。

この意識を向けるという話は、ある程度の負荷での話で、高重量になると筋肉に意識を向ける余裕さえもなくなり、動作をどのようにするのか、動き自体に意識を向けることが優先になると思います。

言葉で書けば簡単ですが、意識を向けることが重要なのはご存知だと思いますが、今自分の姿勢や動作、また重心の位置がどこにあるのか、それを感じれる感性を養うことも重要です。

 

自分の状態を知るために感性を磨く

スポーツ選手とアマチュア選手の大きな違いのひとつに感性があります。

例えば、バッティングをしていて120km/hの球を打っていて、球に140km/hの球に変えた時すぐに対応ができるかどうか、また対応するためにどうすればいいのか、自分で修正をする能力が求められます。

感覚的にこうすればいいとすぐに判断し、140km/hの球にも素早く順応できるのがプロ野球選手です。ですが、この感性が乏しいと慣れるまでに時間がかかる。

これを一般の方で話をすれば、先日レッスンの中でクライアントさんがこんなことをおっしゃっていました。

『身体に一本の軸が通って、骨で立つ感覚がなんとなくわかってきた気がします。』

この方の場合、下半身の引き締めを目的にトレーニングや身体調整をしていますが、重心の位置が外側にあり、歩いているときにも外側から着地をします。

この重心のズレが下半身に捻じれや歪みをつくり、悩みの種となっていました。この方の場合、踵で立つことをお伝えするとどこに重心があるのかもわからず、足裏の感覚を感じることができませんでした。

というよりも今までそういうことをしたことがありませんでした。そこで、まずはその感覚を感じていただくためにさまざまものを踏みいろんな刺激を足裏に入れていきました。

青竹を踏んでみたり、健康サンダルのような小さな凹凸があるもの、硬い地面を裸足で歩いたり、コンクリートを歩いてみたり・・・

この方の場合は、少し高さのある青竹を踏み続けると感覚がわかりやすくなり、ここから骨で立つ感覚、踵の感覚が理解できるようになりました。

そこからトレーニングの際や、歩き方を指導したときも外側ではなく踵で身体を支える感覚が出てきて結果的に下半身の歪みにも改善がみられてきました。

 

どんなトレーニングをするかは目的次第。ただ本のコピーはNG。

少し話は変わりますが、トレーニング種目を選択する際に気を付けないといけないことは、目的に対して種目を選択することです。

ただ、楽しむだけであればそこまでガチガチに決めなくてもいろんな種目をすることでいいと思います。スポーツ選手のトレーニングとなれば話は別です。選手というのは、目的をもってコンディショニングの向上を目指して身体を作ります。

例えば、腹筋が部分に弱いとわかれば部分的な強化は必要ですが、その際の種目にどのような種目を選択するかは目的を考える必要があります。

野球選手であれば競技特性から野手であれば捻り動作が行われますが、スポーツ選手の場合は競技特性を考慮しなければいけません。

このときに、腹筋が弱いから本で見たエクササイズをやらせるというのは危険であり、なぜそれをするのかという理由がないままやらせることになります。

プロ選手がしているトレーニングをするからプロ選手に近づけるのではなく、現在の自分のレベルでは何をするのか、今の自分のコンディショニングレベルを考慮してエクササイズやトレーニングの強度などを設定することで自分の能力を高められ、逆に真似事ばがりをすることでしない方がレベルアップしたのでは・・・ということも起こる可能性もあります。

 

同じトレーニング種目に見えても意識を変えれば効果は変わる。

スクワットがいい例だと思いますが、スクワットはキングオブエクササイズと言われるほど万能な種目ですが、少しの意識の違いで効果は変わります。

例えば、膝を曲げるようにしゃがんでいくのか、後ろの椅子に座るようにしゃがんでいくのか、または足首から緩めるようにしゃがむのか・・・

さまざまな方法が思い浮かびます。そのほかに、しゃがむときに負荷をかけるエキセントリックな刺激を加えるのか、

また立ち上がる時のコンセントリックな刺激を加えたいのか、足の裏はどこに重心を乗せるのか、また筋肉を緩めるために行うのか、脚の歪みを改善するために行うのか、さまざまな方法があり、何を意識するのかで変わります。

意識を外し意識しないことも考えられます。

少しの動きの違いで大腿部前面が肥大し、太く感じてしまうのか、臀部に効かせることでヒップアップした美しい姿勢になるのかそういう違いも起こります。

今日お伝えしたいことは、動作というよりもまずは自分の身体の感覚を感じていただきたいなということです。

感性を磨くことは重要で、少しの感覚の違いが効果にも反映してきます。今日1日自分の感覚を感じる1日にしてみてはいかがでしょうか?

そして、ご自分の足の重心はどこにありますか?

それを感じることはできますか?

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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Izuru Style代表/パーソナルトレーナー伊藤 出。
STORY・VERY読者モデル、アナウンサー、宝塚歌劇団員の元専属トレーナー。神戸女子大学ラクロス部、三菱重工業神戸在籍野球選手の専属トレーナー。
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