【個人教授第45・46回】癌やランニングフォームなどについて

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個人教授
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先日魚住先生のところへ個人教授を受けに行ってきました。今回のテーマも現場で実践してうまくいかなかったこと、疑問に思ったことを中心に学ばせていただきました。

物事はひとつの方向からだけでなく、角度を変えさまざまなところから見ることでうまくいかなったことができたり、新しい発想が生まれます。

今回も気づきの多い時間となりましたので、その内容をまとめていきたいと思います。

今回のテーマは以下の内容を学ばせていただきました。

  • 乳がんの手術後の低体温について
  • 長距離に対するランニングフォームについて
  • リラックスしたバットスイングについて
  • リラックスしたゴルフスイングについて
  • 頭部の位置の認識について
  • 股関節の痛みについて
  • しゃがみ込みの動作について
  • ウエイトトレーニングについて

では簡単にまとめていきたいと思います。

走り方の指導から学ぶこと|HSSRラボ

健康なからだをつくる動き|魚住先生のところで学んできました。

【個人教授第49・50回】走り方・シュート動作・体調不良への対応について

 

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乳がんの手術後の低体温について

最近2回ほど、癌に関する記事をあげていますが、セッションを受けられる方の中にも癌の方がおり、その方の身体と向き合っています。

これらでまとめたことなどを参考にし、現場でさまざまな角度から身体を見ていますが、今回の質問は、低体温の改善がうまくできておらず、その改善について質問させていただきました。

医者からは運動やリンパを流すことが勧められており、そのもとでセッションを行っていますが、セッションを行った当日とその次の日は非常に調子が良いですが、3日目から体調が悪くなる。そんなことが続き、低体温なため体温を上げることをひとつの目標として取り組んでいました。

しかし、思ったように上がらずにいました。あることがきっかけで体調は大いに改善が見られましたが、低体温の改善がうまくみられませんでした。この方の改善のポイントは、日頃着用しているものや、仕事のときの姿勢にあるのではないかとアドバイスをいただきました。

なぜ循環の改善ができていないのかを探る

低体温になるということはさまざまな原因が考えられますが、循環の改善がうまくできていないことが原因にもあげられます。この方の場合、セッション当日、次の日は変化があり、やっていること自体には問題はないが、この状態を維持できない何かがあるということになります。

では、いい状態を維持できない原因とは何か?先生から質問をされる中でクライアントさんの情報を伝えると、循環の改善ができない原因が見えてきました。それが、

  • 日頃着用しているもの
  • 仕事のときの姿勢

この2つが原因として考えられることがイメージできました。

毎回の個人教授ではこの原因の発見が問題となっていることが多く、セッションの中でも情報自体は得ているのですが、それを循環の改善ができていない原因としてつなげることができていないことが多く、先生にアドバイスをいただくことで原因がイメージしやすくなります。

現在は、情報の量、質、そしてその活用について課題がありますが、今回のケースについてもこれが課題となっていました。

何が原因で体調が悪くなっているのかを見極める

クライアントさんの体調が悪くなっている原因は、僕の中ではがんが主原因であり、それに対して身体調整やリンパを刺激することを行っていきましたが、うまくいかないことがありました。

このとき、自分自身のテクニックに疑問を持ったり、そもそもがんに対する考え方、または取り組みが不適切だったのかを考えていましたが、明確な答えがみつかっていませんでした。

先生はこれに対して、「体調不良とがんとは別の問題」と言われそのことに驚きましたが、冷静に考えてみればがんを切除する手術を行ったばかりであり、がんは切り取られています。もし体内に残っているのであれば体調不良の原因として考えることができますが、術後すぐなので考えにくい。

さまざまなことに共通することですが、冷静に原因を分析することが必要です。先日もお腹のことについて書いていますが、お腹を引き締める=腹筋ではなく、姿勢の改善もお腹を引き締めることができます。ここも冷静な分析が必要ということになります。

お腹を凹ませるには姿勢を整えること!脂肪燃焼だけではない理由

結果をきちんと把握すること

改善がうまくいかない原因のひとつにテクニックの問題を疑っていましたが、個人教授の後セッションを行った際に、セッション前、セッション終了後に2回体温を測るとこのようになっていました。

  • セッション前:36.3℃
  • セッション後:36.7℃

この日はこれまでにないほど調子が良くなっており、これだけの体温を計測できたことも初めてでしたが、それでもセッション前後では良い結果を見ることができました。

これまでも結果を見ることは意識していましたが、その見方は体調の変化を見ることが多く、客観的に見えるものは活用できていませんでした。クライアントさんによって、結果の見方はさまざまなだと思いますが、結果をきちんと見ることで何が原因でうまくいったのか、またうまくいかなかったのかを見ることができます。

まだまだ分析の質が悪く、どこに視点を置き結果を分析していくのか、広い視野を持って行う必要があるということを実感しました。

ただやりっぱなしではなく、もっと結果を追っていく必要があります。それは良いも悪いもすべて客観視する必要があります。

 

長距離に対するランニングフォームについて

走り方について相談されることも増え、スポーツ選手やクライアントさんの走り方を見ることがありますが、今回のケースは、マラソンに出場する方への指導ですが、僕自身クライアントさんの走り方を見たときに以下のような印象を受けていました。

  • フラット着地ができていない
  • 弾むことができていない

走るということについては、重心を運ぶことや地面を踏み込み、地面の反力をうまく活用することで速く走れるということを書いています。

ただ、ここでまとめた考え方について、うまく整理できていないことがあり、今回はそれがクライアントさんの走りに反映されてしまった形となってしまいました。

短距離と長距離の走りの違い

一般的に走るということは、地面を押す、蹴るなどと言う言葉が使われていますが、僕自身走るときには地面を真下に踏み込み、真下に踏み込むことで地面からの反力をうまく活用でき、それによってストライドが伸び、速く走れるという考えを持っています。

このような考えは基本的に短距離でも長距離でも行うと考えていましたが、これが間違いでした。

短距離の場合、100m、200mぐらいの距離を走るためこのような感覚を持つことで速く走ることができますが、長距離の場合何千回、何万回と着地を繰り返すため、このような意識を持つと緊張が生まれ、疲労してしまいます。

長距離の場合シンプルに、

  • 重心を前に運ぶ
  • あとはリラックスする

ぐらいの感覚で、あまり部分的な意識を持たないようにすることで楽に走れ、楽に走れるということは無駄なエネルギーを消費しませんので、その分だけエネルギーを有効に活用することができます。

ですが、今回の僕のような指導をしてしまうことで「地面を踏み込む」という意識を持ってしまうことでそこに緊張が生まれ、実際に動画を見ながら先生に問題の着地の仕方についてアドバイスをいただくと、接地時間が長く緊張しているように見えてきました。

個人教授後にクライアントさんに着地の意識をさせず、足関節にテーピングを貼り、ヒールロックをして走っていただくと、楽に走れたと感じていただき、目的によって動作を変えるということを改めて考え直すことができました。

目的別に動作を変える

長距離と短距離の走り方の違いについて整理することができましたが、走り方を指導する際は足首を使わないように指導しますが、先ほどの低体温のクライアントさんについては、ウォーキングをする際にはあえて足首を使わせることをアドバイスいただきました。

足首を使うことで筋肉のポンプ作用が活用できますが、一般の方であれば足首を使わないように指導します。

ここで整理しなければいけないことは、目的は何か?ということです。

脚を細くしたい、ふくらはぎの張りをとりたいなどの目的がある場合、歩く際に足首を使うような歩き方をすると緊張し、太くなってしまうこともあります。ですが、低体温の方の場合、循環不良が考えられそれを改善するために足首を使うように歩く。

そうすることで筋肉のポンプ作用で循環の改善ができたり、改善した循環を維持することができる。

走り方でもそうですが、やはり目的によって方法を変え、●●は良くて、○○は悪いという一方的な見方になってしまえばこのような考え方ができなくなります。この場合には不適切だけど、こういう場合には適切となる。

このように見方を変えれば一つの方法が良い、悪いの判断にならず、どのような場面だと活用できるかという考え方になります。柔軟な発想を持つことが重要か、改めて感じました。

 

勉強会の取り組みで感じる自分の考えを持つ大切さ

今回の個人教授の質問を提出する際に、現場で行っていることを整理し、自分の考えをどのように考えてセッションと行っているのかということをまとめてながら質問をあげていきました。

前回の個人教授から少し空いていますが、この期間に自分なりにクライアントさんから得られる情報をできるだけ多く出し、すべて個人別に用意するシートに記入し、これまで以上にデータを集めるように意識した期間を過ごしていました。

やはり意識して情報を得ることで、これまで見えにくかったところまで想像することができ、クライアントさんに送るアドバイスもより細かいことにまで及び、これまでとは違った質になってことが実感できたことも増えました。

歪みの改善はなぜ歪むのかを理解し全身の筋肉を緩めることで書いた例もそうですが、このケースは1時間以上クライアントさんに質問を続けそこから見えてきた情報をもとにアドバイスをし、クライアントさんもきちんと実践していただけたことで短期間で変化が見られたケースです。

結果に嘘はないという言葉通り、指導して得られた結果は良くも悪くもそこには理由があります。そして、その結果というものはすべて指導した側の結果だということも実感しています。

良い結果が出た時は、一番素晴らしいのはクライアントさんの実践力だと思います。お伝えしたことをしっかりと実践していただけることが結果につながります。ただ、悪い結果になってしまったときは、これはトレーナーの責任であり、言い訳のできないことだと痛感しています。

うまく結果を出せなかった時の原因は、やはり情報不足だと感じます。情報が少ないために、なぜ現状のような身体になるかが見えません。見えない中で何かをすると、ある意味一か八かのようあ状態になり、たまにうまくいくことがあってもそれはたまたまの結果。

トレーナーの仕事はそれだけはダメで、なぜこのメニューなのか、なぜこのようなエクササイズをするのか、それを理解した上で指導することが必要だと感じます。

失敗できない局面が出てくる

先生は今回提出した質問をご覧になって、成長が見られるとお褒めの言葉になるかどうかわかりませんが、僕自身うれしく思う言葉をいただけましたが、トレーナーとして失敗できないクライアントさんに出会うことも増えてきました。

言葉に語弊があるかもしれませんが、語弊を恐れず言えばこのような表現になります。というのは命に関わる悩みをお持ちになっている方からの相談も増えてきています。

それだけこれまでとは現場での緊張感なり、向き合い方は変わってきているのは強く感じます。

こういう場面が増えてきたからこそ感じることは、どのように考え、それに対して取り組み、結果がどうであったか。それをまずは実践すること。そして振り返り、問題点を探り、そこでうまくいかないことを先生から学ぶ。

こういう循環になっていますが、自分の考えは何か、どのような考えを持って実践し、そこでどのような結果を得られたのか、すべてにおいてひとつひとつ冷静に見ていく必要があります。

答えがない中で唯一見えることは、自分が行った、指導したことによってクライアントさんの身体や体調が変化すること。そこを冷静に見続けることで、やったことがどうだったのか、これから何をするべきなのか、そのヒントなり道筋を少しみつけることができます。

シェイプアップ、ダイエット、痛みの改善、病気などすべてに置いてもっと深く思考することが必要だと今回の個人教授を通じても感じることでした。

言われたことだけではどこかで行き詰る

自分自身の大きな課題のひとつに、真似事はよくするが自分の考えを持って実践することが苦手ということがあります。これも昨年末から強く意識し、自分の考えを持ってそれを現場で追っていくようなことを続けられるように、少しずつなってきています。

自分で考えて実践したことは、発展する。でも真似だけで答えをそのままコピーして行うと、やったことでOKと思ってしまう。

真似事も大事ですが、自分なりに考えたことを実践するとそこから発展するのは交通手段を考えるとわかりやすい。

  • 神戸から東京までは、バスで行くと安いからそれがいいよ!

と聞いてそれだけしか知らないとこの手段だけを続けることになります。でも、神戸から東京までの行き方を自分で調べれば

  • 新幹線
  • バス
  • 飛行機

などさまざまな交通手段で行くことを知れます。それぞれ金額が異なり、到着までかかる時間が異なり、家を出る出発時間も異なる。

  • 新幹線のこの時間は〇〇円で、夜の方が安い
  • 飛行機は移動時間が短くて、意外と安い

さまざなことが分かっていけば、

  • 行きはバスで安くて夜中に行って、帰りは飛行機で値段は少しかかるけど1時間で帰られる

と考えたり、

  • あれ?九州とか沖縄とかも安くで行ける!

とかいろんな発見もあるかもしれません。これらすべて自分の考え方を持ち、自分で調べるから発見していくことであり、コピーだけではうまく発展できないことになる可能性もあると思います。

大事なことは自分で考え、それに取り組むこと。トレーナーも同じで、それをずっと続けることで自分のものになっていくのだと個人教授を通して改めて感じました。

 

最後に

毎度個人教授では自分の考えや頭を整理することができますが、日々地道に冷静に分析し、クライアントさんと向き合っていくことが自分の成長にもつながり、クライアントさんにも満足いただける時間になるのかなと感じます。

もっと本質を理解できるようにさまざまな分野を学び、実践し、経験を重ねていきたいと思います。

今月もあと1日ですが、2月も良いスタートを切れるように準備していきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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