歩き方の改善はシンプルに考えるべき【ぶらぶら・スーでOK】

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パーソナルトレーナーのいずる(@izuru_style)です。

昨日ツイッターでこんなつぶやきをしました。

先日レッスンの中で歩き方の改善で、シンプルでわかりやすい表現が一番ということを実感しました。

歩き方の改善は、「ぶらぶら、スーっと。」これだけで可能です。そもそも正しい歩き方なんてない。

今回は、歩き方の改善について解説します。

 


前提として“正しい”歩き方なんてない

前提として“正しい”歩き方なんてない

歩き方の話題になれば、

正しい歩き方とは、○○です!

みたいなことが言われますが、基本正しい歩き方なんてないです。

あるのは、目的に合わせた歩き方だけです。ですので、これが正しい歩き方、これが間違っている歩き方と議論すること自体そもそも方向性が微妙です。

目的に合わせて歩き方とは?

例えば、何のために歩き方を改善したいですか?

・脚の筋肉が張ってしまうので、張らないようにしたい
・ダイエットをしたい
・痛みがあって、痛みを改善するため

いろんな目的があるでしょう。それぞれ歩き方は同じになるでしょうか?答えはNOです。

共通するところはありますが、目的が違えば歩き方が変わります。

だから、正しい歩き方というのは判断できず、目的に応じた歩き方をすればいいということです。

 

歩くことでふくらはぎの内側が緊張する

歩くことでふくらはぎの内側が緊張する

歩き方を変えると、ふくらはぎの張りを改善できます。

先日、レッスンで指導した方で、歩くとふくらはぎの内側が張るという方がいました。

この方への指導で感じたのが、

いかにシンプルに、相手ができるようになる言葉を選択するか

ということ。

結論、この方の歩き方は、「ぶらぶら、スーッと」という言葉のみで改善し、ふくらはぎが張らない歩き方ができました。

そもそもなぜふくらはぎが張っていたのか?

この方へ以前歩き方の指導をしたときに、

歩くことは、重心を前に運ぶことなので、胸辺りをスーッと前に運ぶ“イメージ”で歩いてください。それだけでOKです。

とアドバイスをしています。

指導したときは特に問題はなく、このように歩けていました。

重心移動で歩く

先日歩き方をチェックすると、こんな感じで歩かれていました。

胸を軽く突き出す

何が問題か?それは、胸を少し前に突き出し、つんのめるように歩いてしまっていること。

胸を前に出した分、つま先で地面を突くような着地が見られ、少し踵が浮いてしまう。

この歩き方でふくらはぎの筋肉が緊張し、張ってしまっていました。

ふくらはぎ張る

 

歩き方改善のアドバイスは「ぶらぶら、スーッと。」

この歩き方を改善していきます。

アドバイスしたことはこれだけ。

ぶらぶら、スーッっと歩いてみてください。

そうすると、フラットに着地ができ、ふくらはぎへのストレスも改善され、気持ち良く歩くことができました。

なぜ改善できたのか?解説します。

問題点は胸の突き出し

自然な身体の使い方ができると、人はフラット着地といって、べた足状態で着地をすることができます。

本来は、こう着地したいのに、

フラット着地

フラット着地

こう着地してしまっていたわけです。

つま先着地

つま先着地

こうなった原因は、僕が以前したアドバイスが問題でした。アドバイスしたことは、

歩くことは、重心を前に運ぶことなので、胸辺りをスーッと前に運ぶ“イメージ”で歩いてください。それだけでOKです。

このアドバイスそのものは、問題ありません。

ただ、クライアントさんの中でこのアドバイスを意識しているうちに、

胸辺りをスーッと前に運ぶ“イメージ”で歩く

が、

胸辺りをスーッと前に“出す”ように歩く

と、認識が変わってしまっていました。

画像で見れば言葉の違いはわかりやすい

この2つの言葉の違いを画像を表すと、わかりやすいです。

✔胸辺りをスーッと前に運ぶ“イメージ”で歩く

重心移動で歩く

✔胸辺りをスーッと前に“出す”ように歩く

この差を比べると、こんな感じ。

胸を突き出す

言葉の認識で、これだけ差が出てしまっていたわけです。

アドバイスがわかりづらかった。だから「ぶらぶら、スーっと。」

歩き方の改善のために伝えたことは、

ぶらぶら、スーッと。それだけいいです。

立った状態で身体をぶらぶらと揺らし、リラックスする。そこから、スーッと前に重心を運ぶように歩く。

そうすると、フラットに着地ができるようになり、ふくらはぎへのストレスも改善できました。

胸を出そうとすると上半身が緊張する

胸を出そうとすると、こんな感じになります。

胸を出そうとする

この状態で歩けば、上半身が緊張するので腕がスムーズに振れず、動きが硬い。

胸張りその場歩き

ぶらぶら、スーッとアドバイスしたことで、手足がスムーズに動き、見た目としてもスムーズさが出てきました。

ぶらぶらその場歩き

結果的に、シンプルな言葉であっても、この言葉を使った方が歩き方をうまく改善できるということです。

歩き方の改善についてもっと深く知りたい方は、「歩き方と脚やせの関係とは?脚を前に出さず重心を運べば太ももは細くなる」も参考にしてみてください。

 

大事なことは、正しさよりも目的に対する歩き方ができること

大事なことは、正しさよりも目的に対する歩き方ができること

今回の記事を読めば、

つま先着地=NG

というイメージがつくかもしれません。ただ、ふくらはぎを太くしたいという目的であれば適切なわけです。

腕の振り方についても、ぶらぶらと表現しただけで、特に何も言っていません。

ダイエット目的であれば、意識的に腕を大きく振ることが適切でしょう。

なぜならその方が筋肉は緊張し、より多くのエネルギーを消費できるため

歩き方に正しさは必要ないことは、ご理解いただけたと思います。

できない原因は教える側にある

今回の内容が顕著にわかる例でしょう。僕の言葉の選択一つ、言葉の違いで結果が変わる。

表面に見える結果の責任はすべて教える側にあるということです。

つまり、

できない理由は、センス、運動神経、遺伝などの要素ではなく、ほとんどができないようにしているからできないだけ。できるようにすればできるようになる

ということだと思います。

失敗は重ねることでできるようになる

クライアントさんが、「自分が勘違いしてました。何度も同じことを教えてもらっているのに、すみません」そう言われていました。

何度もお伝えして、初めてできるようになると思います。子供も大人も同じです。

トレーナーの僕も身体の使い方はみなさん以上に“練習”しています。数をこなしています。

1回でできることなんか少ないので、

同じことを言われる恥ずかしさ、申し訳なさを感じるよりも、少しずつできるようになっている自分に喜びを感じてください。

できるように近づけているので、それでOKだと思います。

全てのことはシンプルイズベスト

最後に、この言葉が好きなので、それをお伝えして終わりにしたいと思います。

複雑で特別なことをするから、特別な成果が出るのではない。これまで幾度となく言われているような、シンプルなことをきちんと続けることで成果が出る。シンプルイズベスト。

複雑に考えすぎて、歩き方がよくわからなくなっている方は、一度基本に立ち返り、今回の内容を参考に歩き方を改善していただけると嬉しいですね。

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伊藤出

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