歩くときに出る膝の痛みを改善するためには“安心感”も大切になる

  • 2018/2/9
膝の痛み

先日高齢の方とセッションをしているときに、歩いているときに出る膝の痛みを改善するときには“安心感”も重要になるなと感じました。

痛みは結局脳が感じていますが、痛む箇所に本当に問題があるケースと、痛む箇所には問題はないけど、脳が痛みを感じているケースがあります。

この例が、腰痛の改善と痛みを感じる脳との関係についてで書いた話になりますが、脳が歩くときに「また痛みが出るんじゃないかな・・・」と恐怖心が残っていると痛みが出る可能性が高い。

ここで重要になってくるのが、痛みを感じないということを自覚さえ、安心させることです。それができると歩くときに出る膝の痛みを改善することができます。

まずは筋肉を緩めることが必要ですが、その後の歩き方の指導ではいかに安心してもらえるか、高齢の方は特にこの部分が重要になると感じました。

 

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歩くときに出る膝の痛みは着地して体重がかかったとき

今回のクライアントさんの場合、膝に痛みが出るタイミングというのは、歩いているときに脚が前に出てきて、体重がその足にグーっとかかったタイミングで痛みが出てきます。

膝の痛み

話を聞いていくと、「歩いている時に少しつまずいたときがあって、そこから痛くなった」とのことで、それ以来歩くときにつまずくんじゃないかと少し恐怖心があったそうです。

歩くときは恐る恐る脚を前に出すイメージ

それ以来、自然に歩くということは難しく、どうしても着地のことを考えてしまい、恐る恐る脚を前に出し、歩いている感じだったそうです。

足首を探る

そういう気疲れもあったのだと思いますが、それ以来少し疲れやすくなってしまって、身体の調子も良くなかったそうです。

そして、何よりも歩くたびに膝に痛みが出て、外に出ることも少しずつ減ってきてしまっていたそうです。

もっと元気に健康に毎日を過ごしたい

このクライアントさんの一番良かった点は痛みに対して、すごく前向きだったことです。

「また膝の痛みが治ったら友達と旅行も行きたいし、いろんなところに行きたいんよ。」と言われており、もう治らんだろうからいいよ。というマイナスの思考ではなく、非常に前向きでした。

痛いの改善に取り組むときにこの辺りの気持ちの面も非常に大事で、マイナスの方の場合、気持ちを前に向いていただくような話をする必要も出てきます。

クライアントさんはセッションの中で、1つ1つ確認しながら行っていきましたが、楽しそうにされていましたし、改善していくためのアドバイスをしてもしっかりと理解をされていました。

 

歩くときに出る膝の痛みは筋肉を緩め、歩き方を改善する

今回の場合、根本的には躓いたことが一番の原因で、そこから歩くときの“恐怖心”が膝の痛みにつながっていると感じましたので、そのあたりを説明し、躓かないように歩き方の指導を行っていきました。

まずは筋肉を緩める

まず行ったことは全身を緩めることです。これは、身体を動かしながらというよりも、僕がクライアントさんの身体を揺らしたり、擦ったりして筋肉を緩めていきました。

このときに、最近の生活のことや友人との旅行での話、家族のなどいろんなことを話をし、僕の話もしていきました。

一見、セッションとは関係ないことでも、そういう会話の中に何かのヒントがあったり、改善するポイントがあったりします。また、初めて来られるとお互いに緊張するので、そういうもの和らげると言う意味でも話をしていきます。

人って緊張していると、どうしてもアドバイスって入りづらいですし、この後に歩き方のアドバイスをして、そこを一番理解してほしかったので、筋肉を緩めて、僕なりですけどクライアントさんが一番過ごしやすいような空間になればと思ってお話をしていきました。

この段階でも身体は非常に身体が楽になったそうで、立ったときにいつもなら膝に痛みが出そうになるが、このときは非常に楽に立て、いつもの不快感がなくなっていたそうです。

歩き方の改善は頭でまず理解してもらう

ここからは、まず僕自身がクライアントさんの現在の歩き方を説明し、そこから改善してほしい歩き方を実践していきました。

このときどのように変えるのか、端的にアドバイスをし、頭でまず理解してもらってから歩き方の改善をしていきました。このとき、クライアントさんは、歩くことにまだ少しありました。

ですが、僕が腰辺りをサポートすると、その恐怖心が和らぐということでしたので、サポートしつつ、歩き方を改善していきました。

すると歩いても膝に痛みが出ないことが確認でき、この段階で歩く=膝が痛むということではないことが理解されました。「痛いように歩いているってことなんですね」と言われた通り、恐怖心があったため、膝が痛くなるように歩いていた。

恐怖心がなくなってきたタイミングで、サポートもやめご自身で歩いていただきましたが、痛みがない状態で歩くことができ、恐怖心も消すことができ、痛みもうまく改善できました。

恐怖心を取り除くことも重要

このステップの流れの中で改めて確認できたことは、恐怖心は動作のスムーズさをなくす原因となり、動作が変わってしまうことで膝などにストレスがかかってしまう可能性があるということです。

こういう場合、いくら動作を指導してもスムーズにならないかもしれません。それ以前に恐怖心を無くすために、言葉だけをしながら痛くない動作を確認してもらう。

そして安心が得られることで、動作もスムーズにできると思います。どうしても痛い、という感覚は避けたいので、動作が硬くなります。

こういった相手の気持ちを理解すること、恐怖心を取り除くことが痛みの改善につながるということを改めて感じられた時間でした。

 

サプリメントやサポーターも役立つ可能性がある

根本的な改善は筋肉を緩めること、歩き方の改善をすることが今回のケースでは必要でしたが、日頃から膝の痛み=皇潤極 、またはひざサポーター をするなどという考え方が強い方はある意味それらを活用することはプラスになると思います。

なぜならこういうものを使うことで安心感が得られ、別の意味ではプラシーボ効果も期待できるかもしれません。

以前までは、プラシーボ効果と考えたとき、どうしても騙すというイメージがありましたが、現場でセッションを重ねるうちに、この効果も改善のひとつの方法になると考えるようになりました。

なぜなら痛みは脳が感じているからです。この脳でどのようにモノや͡コトを捉えているのか。そこが重要であり、その部分をクライアントさんに合わせてあげることでいろんなパターンの改善方法を探ることができると思います。

いつも決まった睡眠時間をとっているのに、いつもより30分だけ少なくて不安になってしまうことも似ているのかもしれません。身体的には30分程度の差は問題なかっても、それをどのように捉えるかいよって身体への影響は変わる。

眠たいと感じる人もいれば、何も気にしない人もいる。不安になる人もいれば、頑張ろうと気合が入る人もいる。トレーナーとしては痛みを改善できればいいので、そう意味では広い視野で物事を見る必要があると思っています。

関連記事:ストレス過多の方はトリプトファンを摂取してセロトニンを作ろう!おすすめのサプリメント4選

皇潤極

 

まとめ

今回は、歩くときに出る膝の痛みの改善についてお伝えしていきましたが、今回のポイントは“安心感”でした。

先ほどもお伝えしましたが、まず必要なことは筋肉を緩め、歩き方を改善すること。ですが、それらをよりスムーズに行うためには言葉だけや、クライアントさん自身の頭の中で理解し、痛くない動作を理解していただく必要があります。

それを実践し、安心感が生まれたときさらにスムーズに動作をすることができ、それが痛みの改善につながるときがあります。

大事なことは、クライアントさんの現状をどれだけ理解し、アドバイスが送れるかということだと思います。恐怖心がある方は、まずその恐怖心がなくなることも大事だということを知っていただきたいなと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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