健康とは?速筋線維を「快」で刺激する。気持ちのいいことでも身体は変わる

健康とは

先日魚住先生のところで、速筋線維を「快」で刺激する魚住方式を学んできました。

驚きの多い時間となりましたし、その考え方について学ぶことで、さまざまな悩みの解決するポイントは細胞やミトコンドリアにあるということもわかりました。

そして、しんどいことが必ずしも身体を変えることではないということも体感できました。

本当に筋肉について理解できれば、快の刺激で身体は変わっていきます。

今日は先日受けたトレーニングの内容についてまとめていきたいと思います。

 

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現代人が抱える身体の悩み

このブログを読まれている方の大半は、身体のことで何か悩みがある方がほとんどではないでしょうか?

その悩みは、

  • 減量
  • シェイプアップ
  • 身体の痛み
  • その他の不調

などそれぞれ違うと思います。ただ、これらにすべて共通する可能性があることは、自然体から崩れているということです。

身体が本来持つ機能を維持し、過ごしているともしかすると今抱える問題、悩みはなかったのかもしれません。

自然体とは何か?

自然体というのは、どのような状態のことを言うのでしょうか。それは、内面も外面も人間が持つ本来の機能、骨格の状態であることです。

ストレスが多くなると内臓の働きなどが悪くなり、うまく消化吸収できていないかもしれません。

また筋肉の緊張のバランスが崩れてしまうことで、身体が捻じれ姿勢が崩れてしまうかもしれません。

こういった身体の外から確認できる不自然さ、そして身体の中で起こっている不自然さ。

これが本来の状態であること、つまり身体の内外面が本来の状態であることを自然体といいます。

そして、人間が持つ本来の機能が果たせていることが健康につながるということになります。

 

健康な状態とは?

人間の身体は、約37兆2000億個の細胞でできていると言われています。

これらの細胞はひとつひとつ役割があり、すべてが同じ働きをしていません。ただ、これらがそれぞれの場所で適切に働くことで人間は健康を維持できていると考えることができます。

ですので、健康な状態とは、ひとつひとつの細胞が適切に働いている状態と定義することができると思います。

逆の言い方をすれば、細胞のどこかが本来の働きをせず、さぼっていたり、弱ってしまっていることで、本来の機能を果たせなくなってしまいます。

それが不健康の原因になっていると考えられます。

であれば、健康になるためには細胞に目を向ける必要が出てきます。

健康へのカギはミトコンドリア

人間が活動するためには、エネルギーを作り出すことが必要になります。

そのエネルギーは細胞が作っていますが、それはミトコンドリアが作っています。ここが重要なところになります。

このミトコンドリアが1番働く条件と言うのが体温です。体温が、体内温度で37度、体外温度で36.5度になります。

これは体温の指標としてよく聞く温度だと思いますが、これらよりも下になったときに低体温として認識されます。

低体温になれば、部分的にミトコンドリアが働かず、その働かなかったミトコンドリアが存在する箇所で、さまざまな症状・病状が現れると考えられます。

体温がミトコンドリアの働きに影響し、ミトコンドリアの活性化が健康につながる。

体温が1度下がることで起こる身体の変化

脇の下に体温計を挟むと何度を計測するでしょうか。

現場でみていると、35度後半や36度前半の方がほとんどで、36.5度以上の方は本当に少ない。

体温が下がることでミトコンドリアの働きが悪くなることは、上記でお伝えした通りですが、その他にも身体には大きく影響を与えてしまっています。

体温が1度下がることで、どのような影響が出るのでしょうか。

  • 免疫力は約30%低下
  • 基礎代謝は約12%低下
  • 体内酵素活性の低下

一般的な認識としては、免疫力が低下するということは理解されていた方も多いのではないでしょうか。

もうひとつ認識していただきたいことは、体温が下がることで基礎代謝は12%も低下してしまう可能性があるということです。

先ほど自然体から崩れることで肥満にもつながるということをお伝えしています。

上記を読まれたときはあまりつながりがみえなかったかもしれません。ただここではっきりとわかってくることは、自然な状態から崩れてしまうことで低体温になる。

低体温になることで代謝が下がれば、同じ量を食べても太る可能性があるということです。だから減量を目的とする方も、まず自然体を目指すということです。

なぜならしんどい思いをして筋肉をつけるよりも、体温を上げる努力をする方が圧倒的に楽だからです。

減量は何よりも、継続が目標達成の鍵です。ハードなことをしてもいいと思いますが、実際現実的でありません。トレーナーの僕でもかなりきつい。

それがいかに効率が悪いかはわかってきます。体温がたった1度下がることで、これだけ身体に影響を受けます。

健康になるためには

そのため健康になるということは、自然体に直すことだと考えることができます。

ミトコンドリアを活性化することで、エネルギーが作られます。

ミトコンドリアを活性化するためには、体温を36.5度以上で保てるようにする。そのためには身体を冷やさないことです。

身体を日頃から温め、体温を高く保つことが健康になるために必要なことになるということです。

 

ミトコンドリアの活性には酸素も重要

細胞を元気に保つためにはミトコンドリアの存在が重要、そして、ミトコンドリアが最適な状態で活動するためには体温が重要だということをお伝えしてきました。

ただ、もうひとつ重要なことがあり、それは酸素です。

ミトコンドリアがエネルギーを作り出すためには酸素が必要になります。

人が酸素をとりこむ箇所というのは、大まかに言えば口か鼻になります。ただ、このどちらで呼吸を行うのかによってミトコンドリアに運ばれる酸素量が異なるそうです。

口呼吸について

口呼吸の場合、外気が直接のどや肺の方に届いてしまうため、冷えた乾燥した空気が入っていきます。

朝起きたときにのどが渇いているという方は、寝ているときに口呼吸になっている可能性があります。

当然冷えてしまうため、ミトコンドリアのことを考えるとあまり良いことではないようです。

鼻呼吸について

興味深かったのは、鼻呼吸をすると、鼻から取り込んだ酸素の内、約90%ほどはミトコンドリアに取り込まれるそうです。

エネルギーを作り出すときに酸素が必要になりますが、鼻呼吸をすることでその酸素はより取り込めることになります。

このようなことから、健康に必要なことを整理をすると、

  • 酸素
  • 体温
  • ミトコンドリア

これらが大きなポイントとなる存在だということを整理することができます。

 

UCPというタンパク質の存在について

■UCP(脱共役タンパク質)とは?

脱共役タンパク質(英:Uncoupling protein)は、酸化的リン酸化のエネルギーを生成する前に、膜間のプロトン勾配を浪費することができるミトコンドリアの内膜のタンパク質である[1]。脱共役タンパク質は、Uncoupling proteinの頭文字を取ってUCPと略されることが多い。

Wikipediaより引用:脱共役タンパク質

ちょっとわかりづらいですので、簡単に言うと、UCPとはタンパク質の一種です。

UCPの働きについて

人が活動するためにはエネルギーが必要です。このエネルギーのことをATP(アデノシン三リン酸)と言います。UCPはミトコンドリアの中に存在しています。

このATPを作り出すことを合成といいますが、脂肪のエネルギーを分解し、ATPに合成するときにそれらのつながりをカットしてしまう特徴があるそうです。

つまり、脂肪をエネルギーとしてATPに作り替える前に、熱として消費してしまう働きを持っています。

ですので、運動をするとATPがADPに分解され、そのときに熱が発生しますが、UCPは運動をしなくても熱を発生させる役割を持っています。

このUCPは、人によって作れる人と、作れない人がいるそうで、日本人の約20%は作れないそうです。

ここからわかることは、UCPが作れないということは冷え性や低体温になる可能性があるということです。

また熱が作れない分、消費カロリーも下がり、1日約100㎉程少なくなり、同じ食事をした場合、1年換算に直すと約5kg太ってしまう可能性があります。

このUCPは遅筋線維よりも、速筋線維に多く存在し、筋肉量が増えることで熱産生も大きくなるし、体温も上がる可能性が高くなります。

こういったことから体温を上げるという意味でも、速筋線維を刺激することが重要だということになってきます。

 

速筋線維を刺激する要素

では、速筋線維を刺激するためにはどうすればいいか。それは、この5つになります。

  • 大きな力を発揮する
  • スロー(低酸素状態)
  • 伸張性収縮(エキセントリック)
  • 反射動作
  • 素早く動かす

速筋は、太くなりやすい性質を持っていますが、一般的にはウエイトトレーニングで、大きな負荷を用いて行われています。

筋肉を太くする=ウエイトトレーニングというイメージは非常に強いと思います。

ただ、今回魚住先生のところで受講した内容は、自重のみであり、自分の手脚が負荷となります。

これでも十分速筋線維は刺激を受け、結果筋肉には太くなり、全体的に大きくなった印象を受けました。

ただ、次の日は筋肉痛もなく、爽快感やすっきり感が出てきて気持ちよさのみを感じることができました。

先日の記事でもお伝えしたことですが、まず頭の中を整理する必要があると思います。

何をかというと、しんどいこと、きついことをしなければ筋肉は太くならないということを。実はそうではないということです。

今回は、素早く動かすことを行っていきましたが、身体を動かし始めて5分ぐらいでしょうか。身体の中から温かくなってきたことがわかりました。

 

快の刺激で筋肉を膨らませる

考え方としては上記でまとめた通りのことを実践していきましたが、動きのイメージとしては、ポンポンポッっという感覚です。

一切、グッ、グッ、グッっとなることはなく、体感してわかりましたが、グッっと動かしてしまっている部分は次の日筋肉痛が出てしまいました。

ただ、筋肉痛が出ている箇所の膨らみと筋肉痛が出ていない箇所の膨らみにあまり大差はありませんでした。

ということは、快の刺激で筋肉を膨らませるという考え方では、筋肉痛が出るから良しではなく、出なくてもいいということです。

筋肉痛というのは、非常に痛くつらいものだと感じる方もいると思いますが、それが出ないということは常に快の状態でいれることになります。

実際、先生の指導を受けた後から数日たった今でも爽快感は残り、身体も膨らんだ状態を維持できています。

このようにこれまでは違った考え方を学ぶことができ、自分が体感できたことがすべてだと思います。

非常に気持ちがいいが、身体は変わるということです。ただ、そこに前提として大事なことは、しんどいことをしないと身体は変わらないという思い込みを外すことです。

これができれば今までの感覚とは違ったイメージで、身体を変えること、健康に対して、もっと前向きに取り組みやすくなると思います。

 

最後に

最後になりましたが、魚住先生今回もご指導いただきまして、ありがとうございました。

自分のことを言えば、まだまだ基礎のところで理解不足が多く、知識も足りていないことがよくわかりました。

数日間の間に13名の方にこの考え方でセッションを行いましたが、実践していただきながら身体の変化を感じることができたそうで、「人の身体っておもしろいね。」というのがみなさんの反応でした。

何よりも、身体が軽くなり、来られたときよりも顔つきが変わって帰られていることが非常に印象的でした。

僕自身が学んだことで誰かのお役に立てることがうれしいことですし、これからも続けていきたいことです。

ただ、まだまだ先生から学んだことを実践し、結果を得ていることが多く、自分の考えのみで現場での結果に反映させることが少ないのが現状です。

ここから1歩踏み込んで学んでいかないと自分の思っているところにはまだまだたどり着けません。

常に謙虚に自分の立ち位置を見つめ直して、これからも学び続けていきたいと思います。

最後になりましたが、今日お伝えしたことは先生から学んだことでありますが、一般のみなさんの健康につながる非常に大切なことでもあります。

少し難しいかもしれませんが、こういったことを理解していただき、実際に体感していただくとよくわかると思います。

一人でも多くの方の健康につながる内容であればうれしく思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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Izuru Style代表/パーソナルトレーナー伊藤 出。
STORY・VERY読者モデル、アナウンサー、宝塚歌劇団員の元専属トレーナー。神戸女子大学ラクロス部、三菱重工業神戸在籍野球選手の専属トレーナー。
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