バッティング時のフォロースルーで打球の角度が変わる理由

バッティング時のフォロースルーのとり方を変えることで打球の質が変わったり、角度を変えることができます。
ただやみくもに「大きくフォロースルーをしよう。」と考えてしまうと、うまくいかないこともあるかもしれません。
この記事では、
- バッティング時のフォロースルーのとり方
- フォロースルーの位置と打球の方向との関係
などを解説します。
今回の記事の内容
バッティング時のフォロースルーで打球の角度が変わる理由
結論から言えば、以下の通りです。
フォロースルーを変える=バットの出方が変わる
バッティング時にフォロースルーの位置を変えようとすると、実際に変わっているのはスイング動作そのものなんですね。
フォロースルーを変えることでバットの軌道が変わり、その結果打球の質や方向が変わってきます。
始動作・主動作・終動作の関係
スポーツ選手が行うさまざまな動作は、3つの動作に分類することができます。
スイング動作で言えば、
- 始動作:バットの振り出し
- 主動作:インパクト
- 終動作:フォロースルー
という分類のイメージになります。
ぜひ覚えておいてほしいことは、
主動作を変えるためには、始動作、もしくは終動作を変える
ということ。
例えば、ボールの数mm下を捉えようとするとき、速いスイング動作の中でその微調整をすることは困難です。
だけど、フォロースルー(終動作)を変えることでインパクトの位置(主動作)が変わります。
つまり、
フォロースルーのとり方を変える → インパクトが変わる → 打球が変わる
ということが起こります。
だからフォロースルーのとり方は重要になるというわけです。では、どのようにフォロースルーをとればいいのでしょうか?
バッティング時のフォロースルーのとり方
大きく分けると2つのとり方があります。
- フォロースルーを高くとる=打球が上がる
- フォロースルーを並行にとる=ライナー性が増える
このような違いがあり、それぞれ解説しますね。
フォロースルーを高くとる
例えば、フォロースルーを高くとろうとスイングをします。
こういうフォロースルーをすると、ボールの下側を叩きやすくなり、スピンのかかった高い打球がとびやすくなります。
フォロースルーを平行にとる
もう1つは、フォロースルーを地面に対して平行にとるようなイメージでスイングをします。
元シアトルマリナーズのイチロー選手のようなイメージでフォロースルーを迎えると、ライナー性の打球が飛びやすくなりますし、バットの芯でボールを捉えやすくなります。
この2つ以外にも、
前で大きくフォロースルーをとる=打球が飛びやすくなる
ということがありますが、これはインパクトの位置との関係を知っていただくと、より理解できると思います。
このことについては、「自分に合ったバッティング時のインパクトの位置をみつける方法」で解説しているので参考にしてみてくださいね。
このように、フォロースルーを変えることでバッティングにプラスになる可能性が高いので、どのようなフォロースルーが自分に合っているかをみつけることは重要ですね。
まとめ
今回は、バッティング時のフォロースルーについて解説しました。
今回の記事のまとめ
- フォロースルーを変えると打球の角度が変わる
- 高くとる=打球が上がりやすくなる
- 平行にとる=ライナー性の打球が飛びやすくなる
- 前で大きくとる=打球が飛びやすくなる
こういった内容をお伝えしました。今回の内容が少しでも参考になればうれしく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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