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右回りで柔軟性が増す|ニュースレターNO.288

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我々は地球の北半球に住んでいます。地球は傾いて自転しながら太陽の周りを公転しています。しかも鉛直方向の重力を受けながら回転し続けています。

椅子に座っていても、立っていてもけしてとどまって静止しているのではなく、動き続けているのです。そのことが我々のからだに様々な影響を及ぼしていることを知る人は少ないと思います。からだの不調やゆがみの原因にも大いに関係しているということで、逆にその原因を解決するにはその自然快の自然の法則を利用すればよいという考え方もできることになります。

「三軸修正法」(池上六朗著:自然法則がカラダを変える!三軸修正法〈BABジャパン〉)という考え方があります。物理の得意な人には非常に興味深いものだと思いますが、考え方を理解すれば大いに活用できることが多々あると思います。

その一部を紹介しますが、興味のある方はぜひ原著を読んでみてください。

『三軸修正法のコンセプトの一つに、カラダというモノを、今までのカラダに関する常識的な観点から離れて、「因果関係に基づいて、一般的なモノとモノとの間に、必然的に成り立つ、反復可能な、自然法則で見直してみよう」というコトがある。そのコトにより、ある因果関係に基づいてカラダに起こっていても、今まで見落とされていたカラダの秘密が発見されるかもしれない。

「回転している地球の表面でモノが動けば、その動きの水平方向のベクトルに対して、コリオリの力が働く」。その力は、空気や海水の粒子の流体運動にも働き、それは具体的には地衡風や地衡流の成因となっている。それは、ある緯度以上の、自由大気中の風(西高東低の気圧配置のときに、西風ではなく、北よりの風が吹く)や黒潮などという、具体的なカタチとして観るコトができる。

カラダを、地球の重力の支配下にある微細な粒子の集合体と見なしたときに、このコリオリの力が、その粒子の水平方向の動きに作用し、それがカラダの不都合な状態を収拾するきっかけとなりうる。

それは、カラダに与えられたある作用によって、カラダの粒子が動き、その動きに対して働く「コリオリの力」と、カラダのある部位を構成している粒子に働いている地球の重力と、それに隣接する部位を構成している粒子に働いている重力の「差」により誘発された、圧力の勾配によって生ずる「傾度力」との平衡の方向に粒子を動かし、その規則に則った粒子の動きによってカラダが変化し、カラダに内在する不均衡のポテンシャルが均される可能性がある、というコトを、かなりなページをさいて類比推理してきた。

あとは、実験あるのみ。はたして、類推による予測どおりのコトが、カラダの上に、だれの眼から見ても、ハッキリとしたカタチをとって現われるのだろうか?

もしこの実験の結果に、ほかの現象と違う特殊性が見出せれば、それは、理論的な背景に矛盾があっても、ある作用との兼ね合いで、そこに顕現(はっきりと現われるコト。明らかにあらわれ示すコト)した現象そのものは、発見と言ってもよい気がする。

とにかく、試してみよう。

ヒトを仰臥位にさせる。

  • 鎖骨のすぐ下の、胸の筋肉(大胸筋)を、上方から軽く押さえて、左右の同じ部位の硬さを比較する。同時に、その部位の床から(基準面から)の高さも観ておく(た。ぶん、床からの高さが高いほうが、押さえた感じが硬い)
  • 床から高い方の数センチ上方で、モノ(本、コップ、ペンなどを)ランダム(random、でたらめの)の方向に動かしてみる(動かすモノは何でもよい。かなり小さなモノでもかまわない)。
  • そうすると、いままで硬かった部位が軟らかくなり、圧痛もなくなり、床からの高さも低くなり、周囲との「差」が判然としなくなる。
  • この現象は、いま実験した胸の部位だけに起こる、特殊なコトではない。カラダのどの部位でも、床からの高さが異状に高い部位、周囲より異状に硬い部位の上でモノを動かせば、瞬時に周囲と均されてしまう。
  • 肩凝りや腰痛のヒトがいたら、仰臥位か、腹臥位になってもらい、先ほどの要領で適当なモノをランダムの方向に動かせば、カラダに内在していた「歪み」がなくなり、肩凝りや少々の腰痛が、嘘のようになくなってしまうコトがある。

もしこの現象が、コリオリの力に関係しているとすると、モノを、カラダの異状に高くなっている部位の、すぐ上で動かしたときに、そのモノに引かれて、カラダの粒子が動き、その向きが右に逸れ(北半球では)、それがきっかけとなり、いままでの均衡(二つ以上のモノ・コトの聞に、釣り合いがとれているコト)が壊れ、隣接部位との高さ(圧力)の「差」による傾度力が働き、高さを平均化したのではないかとイメージが持てる。

もしそうなら、高い(硬い)部分が周囲と均されたときに、そこに余分にあった粒子が、ちょうど、北半球において、風(地衡風)が高気圧のところから右に転向していくように、一ツブ一ツブは眼には見えないけれど、なにかの弾みでその部位に余分に集まっていた微細な粒子が、右回り(時計まわり)に回るように移動しながら、周囲と均されていく様子が、私にはダイナミックにイメージされる。

もし、イメージのようであれば、カラダの異状に高い部位、あるいは、硬い部位の上で、モノを右回りに回してみれば、ランダムに動かしたときよりも、効率よくその部位が周囲と均されるのではないかと予想される。

実際に実行してみると、予想したとおりのコトが起こり、高い部位は高さを下げて周囲と均され、硬い部位の硬度は下がり、圧痛は和らぐ。

それでは、前記とは反対に、異状に低く、軟らかい部位の上で、左回りにモノを回せば、低かったところが周囲と均され、軟らかかったところの硬度が増すのではないか?

これも実際に行なってみると、想ったとおりのコトが起こった。低い部位は高さを増し、周囲に均され、軟らかい部位の硬度は上がり、圧痛が起こるようになった。このような結果が現れたときには、驚いたと言うよりは、むしろ、カラダの不思議に感動を覚えた。

はしゃぎついでに、カラダそのものを、回転盤の上に立たせ、上から観て右回りに回してやれば、カラダを構成している粒子が拡散して、カラダの全体が軟らかくなり、カラダの柔軟性が増すかもしれないし、それとは反対に、回転盤の上に立たせたカラダを、左回りに回してやれば、カラダの粒子が収斂して、カラダ全体が締まり、柔軟性が減少するかもしれない。

実験してみると、そのとおりになるから驚きである。回転盤がなくても、回転椅子でも実験ができるし、被験者を立たせなくても、腰掛けていても同じような効果が現れる。

キャスターのついたベットに寝かせたまま前記の要領で、右回り、あるいは左回りにベットそのものを回転させても同様の効果が期待できる。

被験者が実験の最中に、意識的にカラダに力をいれ、カラダを硬くしていても、力を抜いてカラダを軟らかくしていても、その効果に変わらない。右回り(時計回り)では、カラダの柔軟性が増し、左回り(反時計回り)では、カラダの柔軟性が減少する。

この規則性はだれの眼にもハッキリ認識できる。

この事実を認めれば、カラダを前後、左右に曲げやすくしようと思えば、その位置で右回りに回ればよいし、左回りに回れば、さっきとは反対に、曲げにくくなってしまう。回転する地球の上で、モノが水平に移動すれば、そのモノの速度の大きさに比例した見かけ上の力であるコリオリの力が働く。その方向は北半球では速度の方向に直角右向きで、南半球では直角左向きである。また、このコリオリの力の大きさは、その位置の緯度によって異なり、その地の鉛直軸回りの角速度に比例する(コリオリ因子に比例する)。』

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