ピッチャーのリリースポイントを確認&前にする方法

ピッチャーのリリースポイントを確認&前にする方法

ピッチャーのリリースポイントが少し手前であったり、逆に前すぎることで最大のパフォーマンスが発揮できなかったり、肩肘を痛めることがあります。

そもそもどの位置が自分に合ったリリースポイントであり、そのポイントで投げるためにはどうすればいいのでしょうか?

この記事では、

  • ピッチャーのリリースポイントを確認する方法
  • リリースポイントを前にする方法
  • リリースポイントを安定させる方法

などをパーソナルトレーナー歴11年の僕が解説します。

現場でも、リリースポイントのまずさによってパフォーマンスが下がる選手も多く見かけます。

今回お伝えする内容は、実際に現場での経験を踏まえてお伝えするので、ぜひ参考に実践してみてください。

 

ピッチャーのリリースポイントの確認&前にする方法

ピッチャーに限らず、野球選手がボールを投げたときのリリースポイントは、以下のところが適切です。

適切なリリースポイントの位置

リリースポイントの位置は、

  • バンザイした状態から外側へ約45度
  • 横から身体を見たときに前側へ約45度

この関係にある位置が、適切なリリースポイントになります。

ただ、

  • オーバースロー
  • サイドスロー
  • アンダースロー

など投げ方によっては実際のリリースポイントの位置は変わってきます。

ですが、身体と腕の関係は変わず、身体をどのように傾けているかによって見え方が変わるだけです。

この位置が適切な理由

なぜこの位置が適切なリリースポイントかというと、

肩周辺にあるすべての筋肉が動員される位置だから

です。

肩周りの多くの筋肉が同時に働くことで、ボールを投げるときに受けるストレスは、体幹や下半身などにも分散され、部分にかかるストレスは非常に小さくなります。

逆に、上記のリリースポイントからずれてしまうことで肩周りの局部の筋肉にストレスがかかり、

  • パフォーマンスが下がる
  • 肩周辺を痛めてしまう

などマイナスになってしまう可能性が高くなってしまう。ですので、リリースポイントの目安は、

  • 外側45度
  • 前方45度

の位置になるというわけです。

リリースポイントを確認する方法

ただ、上記の情報だけだと自分に合ったリリースポイントはわかりづらいと思います。

自分に合ったリリースポイントを感覚的に掴むためには、以下のような方法を行っていきます。

手順

  1. 投球フォームの中で現在のリリースポイントで静止する
  2. そこで壁や誰かにサポートしてもらい、手を押す
  3. 一番力の入る位置で押せるようにリリースポイントを微調整する
  4. 一番力の入る位置=自分に合ったリリースポイントになる

自分に合ったリリースポイントがみつかると、そこで最も力が入りやすくなることがわかり、体幹から大きな力を発揮できることがわかると思います。

確認した位置を切るイメージで投げる

まず自分に合ったリリースポイントの位置が理解できれば、次はその目安になった位置を切るイメージでボールを投げていきます。

これだけのイメージでいつもよりリリースポイントは前になりますし、自然な動作の中で投球動作が行われるので、肩肘も痛めづらくなります。

フォロースルーで腕を身体に巻き付ける

このイメージで投球してもらったときに、切るイメージはもっているけど、スムーズにフォロースルーがとれていない選手もいます。

こういう選手は以下のような動作になり、肩の後方を痛める可能性があります。

こういう場合は、フォロースルーの動作を身体にインプットすれば問題なくなります。

感覚としては、腕を身体に巻き付けるようにフォロースルーをとる。もしくは、一本背負いをするようにフォロースルーをむかえる。

こういうイメージで身体を動かせば、適切に腕は減速され、肩肘を痛めず終動作を迎えることができます。

この辺りについては「肩・肘が痛くならない投げ方を習得する3つのステップ」で解説しているので、こちらを参考に実践してみてください。

 

リリースポイントを安定させる方法

もう1つリリースポイントについて解説します。

フォロースルーの位置を同じにする

リリースポイントの位置を安定させるためには、

リリースポイント自体で調節しようとせず、フォロースルーの位置を同じにする

ということがポイントです。

フォロースルーの位置が毎回同じであれば、リリースポイントも同じになります。

人が行う動作は主に、

  • 始動作
  • 主動作
  • 終動作

の3つに分類され、今回のテーマで言えば、主動作がリリースポイントになります。

この主動作を変えるためには、前後の始動作、もしくは終動作を変えることで主動作が変わります。

つまり、

フォロースルーの位置を同じにすれば、リリースポイントは安定する

というわけですね。

先ほど自分に合ったリリースポイントを確認していただきましたが、この位置でリリースし、ボールを投げた感覚を感じる。

投球する中で、フォロースルーがどこの位置にくればいいのかを感覚的に掴み、その位置でフォロースルーをむかえるように繰り替えるだけで、リリースポイントを安定させることができます。

こういったことをおさえるだけで、

  • リリースポイントが安定してコントロールが良くなる
  • ボールに力が伝わり、球速が上がる
  • 肩肘を痛めるリスクが下がる

など野球選手にとってはプラスの成果が得られるので、ぜひ上記の内容を参考に変えてみてくださいね。

 

ピッチャーのリリースポイントを確認&前にする方法のまとめ

今回は、ピッチャーのリリースポイントの確認・前にする方法などを解説しました。

今回の記事の内容

  • 適切なリリースポイントの位置は、腕が外側45度、前方45度のところ
  • ここで壁、もしくは誰かの手を押すと最も力が入りやすい
  • 感覚的にリリースポイントが掴めると、次はそこを切るイメージで投球する
  • リリースポイントを安定させるためには、フォロースルーの位置を同じにすればOK

こういった内容をお伝えしました。今回の内容が少しでも参考になればうれしく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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パーソナルトレーナー伊藤 出

パーソナルトレーナーの32歳。身体の悩みを改善するための情報を発信しています。板前→沖縄でジムのインストラクター→女性専門のサロン→独立(パーソナルジムIDEALSTYLEオープン)。

 

■指導経歴
STORY・VERY読者モデル、アナウンサー、宝塚歌劇団員の元専属トレーナー。神戸女子大学ラクロス部、三菱重工業神戸在籍野球選手の専属トレーナー。

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